※このイベントは終了いたしました。

こんばんは。イベント担当の中野です。
福祉をたずねるクリエイティブマガジン「こここ」×日本仕事百貨の合同企画「ケアするしごとバー」、2回目の開催。
今回のゲストは、佐々木将人さんです。
佐々木さんは、さまざまな角度からケアする仕事にたずさわり、二足のわらじを履いて働いています。
ひとつは、株式会社Blanketが運営する介護に関心を持つ1人ひとりの力でより良い社会を目指すコミュニティ「KAIGO LEADERS」のコミュニティマネージャーとしての仕事。
“SPACE”には、介護に関心を持った仲間が約200人集まっています。組織や地域を超えて、「これからの介護」について考えていくことができる場所。参加者にとってのサードプレイスになるよう、コミュニティマネージャーとして、場の運営・企画をしています。
もうひとつは、「おうちの診療所」という訪問診療を主とした診療所で、「診療同行セラピスト」としての仕事。
医師の診断に同行し、診察のサポートを担っています。
例えば、車の運転や医療物品の準備、診療中の患者さんや家族との会話内容をカルテに記録するなど、医師が診療に専念できるようにサポートします。
それだけではなく、患者さん・家族の本音を汲み取るため、患者さんやご家族とコミュニケーションを取り、その話をもとに、他職種(ケアマネジャーや訪問看護師など)と情報を共有し、患者さんの希望が叶う最善の方法を模索するなど。
仕事は多岐にわたります。
佐々木さんは理学療法士でもあるので、患者さんの生活動線を確認しながら、どう生活を豊かにできるのかを考えています。医師や看護師の目が届きにくい、患者さんの生活そのものに寄り添うことは重要な役割です。
「ケアって、いくつも方法があるんですよね。医療や介護の現場に立つこともだし、ケアする仕事をしている人のケアも大切なこと。ほかにも、数えきれないほど多様なケアの形があるんです。これまで、たくさんの人に支えてもらいながら生きてきたから、今後は自分も誰かを支えることがしたいんです」
一言で「ケア」と言ってもまだ知らないことがありそう。
視点が増えると理解が深まったり、自分のやりたいことも明確になったり。それぞれに活きることの発見もたくさんありそうだなと、佐々木さんのお話を聞いて感じました。
当日は、佐々木さんのこれまでをふりかえりながら、今につながる、佐々木さん流の“ケアする仕事”との関わり方について、深掘っていきます。
でも、佐々木さんの考え方は、介護に関わらず、いろいろな職種に当てはまる部分がありそう。
「自分だったらこうしたいな」「こんな形で働けたらいいな」、という想いを膨らませながらお話を聞いていただきたいです。きっとなにかヒントやひらめきがあるはず。
ぜひ、リトルトーキョーへ話を聞きに来てください。お楽しみに!
「介護」や「ケア」と呼ばれる領域を深ぼる企画。身近だと感じる人も、遠いと考える人も、立ち寄ってゲストの話に耳をすませてみませんか?「介護」にまつわる多彩なゲストをおよびし、「ケアするしごと」をテーマに仕事や活動についてトークを展開します。

<現地参加をご希望される方へ>
⚫︎時間
20:00-21:00
※20:00-21:00 トークイベント、21:00-21:45 アフタートーク(現地参加のみ)
⚫︎場所
リトルトーキョー 3F
135-0022 東京都江東区三好1-7-14
⚫︎チケット
指定席:無料 ※限定7席、先着順
立見席:無料
※指定席はyoutube配信にお顔が映る場合があります。あらかじめご了承ください。
※1ドリンク制となっております。当日、ドリンクの注文をお願いいたします。
※当日のお支払いは電子決済のみとなります
※SNSを介して発生したトラブルなどの責任は負いかねますこと、あらかじめご了承ください。
※しごとバーでは、特定の思想や宗教、マルチ商法、情報商材の販売などに関わる方の参加はご遠慮いただいております。そのほか、セクハラ行為なども含めて、参加者に不快感を与える行為を目撃した方はお知らせください。
※当イベントは現地参加の場合、事前予約制となっております。希望される方は下記の「チケット」より、当イベントのPeatixページにてお申し込みをお願いいたします。
佐々木 将人(ささき・まさと)
1990年、大阪府出身。理学療法士・コミュニティマネージャー・ワークショップデザイナー在宅分野での医療・介護の仕事を経験から、人が健康でいるには社会との接点が重要ではないかと、コミュニティについて学びはじめる。現在は、介護に関心を持つ1人ひとりの力でより良い社会を目指すコミュニティ「KAIGO LEADERS」のコミュニティマネージャーとして、オンラインコミュニティSPACEを運営。訪問診療所「おうちの診療所」で"診療同行セラピスト"として、医療現場に立ち、二足のわらじをはき、医療・介護の関わる。プライベートでも、地縁型コミュニティの学び・実践の場として、まちの寮「ぶんじ寮」の住民兼プロジェクトメンバーとして活動。趣味は、さんぽとビールをかけあわせた活動「おさんぽビール」。
<KAIGO LEADERS・おうちの診療所・ぶんじ寮・佐々木将人(X)>
中田 一会(なかた・かずえ)
マガジンハウス〈こここ〉編集長。1984年東京都生まれ。千葉県在住。武蔵野美術大学芸術文化学科卒業後、IT関連出版社、(株)ロフトワーク、(公財)東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京で各種事業を担当しつつ、広報PR職としても勤務。2018年に独立し、個人事務所〈きてん企画室〉を設立。多様な組織での経験を活かし、文化・デザイン・福祉領域のコミュニケーション活動に伴走。企画と編集をベースにした情報発信・記録設計が得意。2021年4月、ウェブマガジン〈こここ〉を創刊。「個と個で一緒にできること」を合言葉に、福祉をたずねるクリエイティブマガジンの編集長としても活動中。
中野頌子(なかの・しょうこ)
1998年生まれ、愛知出身。学生時代は保育を学びながら、舞台の裏方を担当。2020年から日本仕事百貨のイベント担当として、しごとバーの企画・運営や、焚き火を囲む企業合同説明会「かこむ仕事百貨」の運営に携わる。さまざまな生き方・働き方を紹介し、ライフスタイルの選択肢が広がるきっかけづくりに取り組む。将来の夢は、大型犬と一緒に暮らすこと。