イベント

しごとバー
5.27 Mon
バターサンドからはじめる
横浜で歴史をつなぐ仕事

いろんな分野で活躍している方をゲストとしてお招きし、お酒を飲みながら、ゲストと一緒に会話するイベントです。気になるテーマやゲストがいたら、気軽に参加してください。
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※このイベントは終了いたしました。

こんにちは。編集者の田辺です。

先日、オフィスで仕事をしていると、編集長がチョコを数粒くれました。

「うああ!原稿が書けない!」と嘆く僕を、気遣ってくれたのだと思います。

切羽詰まっていた自分は、ほっとした心地で小休止。ふたたび執筆に精を出すことができました。

お菓子やスイーツを食べたり、もらったり。おいしいお菓子は、人をちょっぴり幸せな気持ちにしてくれます。

「お菓子で、豊かで贅沢な時間を提供できないか」

その想いに全力で向き合っているのが「Huffnagel(フフナーゲル)」。横浜・赤レンガ倉庫にお店を構えるパティスリーブランドです。

看板商品は、バターサンド。

目を引く、華やかなパッケージ。

プレーン、あんバター、レモン、チョコレート、セサミポテト…。フレーバーは10種類。どれを選ぼうか、迷ってしまう…。

そんなフフナーゲルは、2021年に生まれました。最初はオンライン販売からのスタート。

3年目を迎える今、赤レンガ倉庫への出店も果たし、テレビに取り上げられることも。さらには東京で2店舗目の出店計画を進めているのだとか。

躍進をつづける理由は、ブランドの背景にある「歴史」と、「並々ならぬこだわり」にあります。

フフナーゲルの母体は「かをり」。1947年、横浜港の近くで創業したフレンチレストランです。代表的な銘菓であるレーズンサンドは、長く横浜の人々に親しまれています。

フフナーゲルは、かをりの伝統的なレーズンサンドを大切に受け継ぎながら、パッケージ、味、素材、すべてをアレンジ。ブランドの世界観を広げながら、成長しています。

今回のゲストは、そんなフフナーゲルの代表である中原一久さんと奈々さん。そして、今年からアドバイザーとしてブランディングに携わっている株式会社メソッドの山田遊さんです。山田さんは、販路開拓や、ブランドの課題解決を伴走しているとのこと。

横浜の歴史を歩んできた「かをり」。そして新しい未来を見据える「フフナーゲル」。

バトンをつなぎ、時代の波を乗り越えていこうとしているブランドの話をしていただきます。

横浜を拠点に夢を膨らませる。わくわくする話が聞けそうです。

5/20(土)~6/3(土)まで、フフナーゲルの求人も募集しています。今回は、赤レンガ倉庫に構えるお店のストアマネージャー、接客・販売スタッフの募集です。あわせて、横浜市金沢区の製菓工場で働く、製品開発、営業事務、品質管理、製造ラインスタッフもそれぞれ募集します。ご興味のある方はあわせてご覧ください。*2024/5/23追記

「ホテルのような華やぐバターサンド」

<現地参加をご希望される方へ>
⚫︎時間
19:30-21:30
※19:30-20:30 トークイベント
20:30-21:30 アフタートーク(現地参加のみ)

⚫︎場所
リトルトーキョー 3F
135-0022 東京都江東区三好1-7-14

⚫︎チケット
指定席:1,000円( 1ドリンク付き)※限定7席、先着順
学割コード (半額):ST_sgt100 
立見席:1,000円(1ドリンク付き)
学割コード(半額):ST_sgt100
※指定席はyoutube配信にお顔が映る場合があります。あらかじめご了承ください。
※チケットキャンセルによる返金はお断りしております。キャンセルされる場合、Peatixよりご連絡いただけますと幸いです。

⚫︎YouTube配信あり

※学割 (当日、受付にて学生証の提示をお願いいたします。)
※当日のお支払いは電子決済のみとなります
※なお、SNSを介して発生したトラブルなどの責任は負いかねますこと、あらかじめご了承ください。
※しごとバーでは、特定の思想や宗教、マルチ商法、情報商材の販売などに関わる方の参加はご遠慮いただいております。そのほか、セクハラ行為なども含めて、参加者に不快感を与える行為を目撃した方はお知らせください。
※当イベントは現地参加の場合、事前予約制を推奨しておりますが、当日の飛び込み参加も可能です。

 

中原一久(なかはら・かずひさ)
株式会社かをり代表取締役
1975年、横浜生まれ横浜育ち。母方は横浜が1859年に開港する前からこの地に在住している、生粋の浜っ子である。会計事務所での勤務を経て、税理士資格を取得。その後、祖父母が1947年に創業した株式会社かをりを継ぎ、三代目代表となる。当社は横浜で約50年製造を続けるレーズンサンドという洋菓子の製菓会社であるが、当時、横浜で有名店であったフレンチレストラン、そこから発売される洋菓子。この2つが一世を風靡した「かをり」の再興を常に心に願い活動している。結婚、そしてコロナ禍を契機に、「Huffnagel(フフナーゲル)」を夫婦中心となり立ち上げる。「Huffnagel」に初代と二代目、そして夫婦の想いを乗せ、才能溢れる仲間たちを徐々に集いながら、ブランドを世に拡めようと日夜夫婦と仲間たちで切磋琢磨している。

中原奈々(なかはら・なな
Huffnagel(フフナーゲル) ブランドプロデューサー
京都出身の父と、中華系の3世の母の間に横浜で生まれ、横浜で育つ。3姉妹の長女。中学まで中華学校で学び、高校と大学は一般の日本の私立学校を卒業。典型的な長女気質。美しいモノ、歴史を感じさせるモノに興味が引かれます。5歳になる娘と夫との3人暮らし。
大学卒業後、外資系企業など、事務を中心にOLを長年経験。遅めの結婚の後、出産前に退職。コロナ禍で夫が経営する製菓工場の経営難に直面し、家事の一環として夫を支えるために、新ブランド『Huffnagel』設立に参画。
多くの支援者の元、『Huffnagel』のパッケージデザイン、プランドPhilosophy、店舗の空間デザイン、宣材写真のスタイリング、お菓子の監修を行っている、ブランドプロデューサー。

山田遊(やまだ・ゆう)
バイヤー
東京都出身。
南青山のIDÉE SHOPのバイヤーを経て、2007年、method(メソッド)を立ち上げ、フリーランスのバイヤーとして活動を始める。現在、株式会社メソッド代表取締役、 武蔵野美術大学造形学部工芸工業デザイン学科客員教授、東京ビジネスデザインアワード審査委員長、TOKYO MIDTOWN AWARD審査員。国内外の店づくりを中心に、あらゆるモノにまつわる仕事に携わり、産地や教育機関での講演など多岐に渡って活動を続ける。
2013年「別冊Discover Japan 暮らしの専門店」が、エイ出版社より発売。
2014年「デザインとセンスで売れる ショップ成功のメソッド」が、誠文堂新光社より発売。 
これまでの主な仕事に、国立新美術館ミュージアムショップ「スーベニアフロムトーキョー」、21_21 DESIGN SIGHT「21_21 SHOP」、「GOOD DESIGN STORE TOKYO by NOHARA」、「made in ピエール・エルメ」、「燕三条 工場の祭典」、「NOT A HOTEL」などがある。

中野悟史( なかの・さとし )
1994年生まれ。大学では、現地でのフィールドワークを通してマダガスカル経済を研究。経済の発展と共に失われる文化の存在に興味を持ち、卒業後は中川政七商店に入社。日本全国の工芸メーカーと関わる。シゴトヒトでは、イベント業務、リトルトーキョーの運営を担当。 映画が大好き。特技はカヌレづくり。

日時
2024/05/27 19:30〜20:30(20:30-21:30アフタートーク)
会場
リトルトーキョー3F・YouTube Live
参加費
1,000円(指定席)、1,000円(立見席)、無料(オンライン配信)

※このイベントは終了いたしました。