※このイベントは終了いたしました。
こんにちは。編集者の荻谷(おぎたに)です。
産地で働き、暮らすインターンシッププログラム「オープンハサミ」。2025年2月に第3回目を開催します!
舞台となる長崎県・波佐見町(はさみちょう)。江戸時代から400年以上続く伝統工芸「波佐見焼」で知られる焼き物のまちです。まちを歩くと、「◯◯陶器」という看板をよく見かけます。
波佐見焼の大きな特徴が「分業制」をとっていること。
陶磁器の石膏の型をつくる「型屋」、型から生地を整形する「生地屋」、釉薬がけや絵付などをして焼成する「窯元」と、各工程ごとに特化した会社で、職人たちの手でつくられています。
波佐見焼ならではの伝統的なデザインや模様が決まっていないぶん、「つくれないものはない」と言われるほど高い技術があり、なおかつ量産もできる。
現代でも、日用食器の20%は波佐見町でつくられているほど、生活に欠かせないものをつくり、届けてくれています。
まち全体で焼き物づくりを行う波佐見町。けれど、高齢化や原料・燃料価格の高騰など、さまざまな要因で事業をたたむ人が増えています。
このままでは、遠くない未来に波佐見焼がつくれなくなってしまう。
そんな問題意識から、インターンプログラム「オープンハサミ」を企画しました。
約1週間、波佐見町に滞在しながら、波佐見焼に関わる4社の仕事を実際に体験できます。プログラムをとおして、会社ごとの仕事や雰囲気、まちでの暮らしをじっくり体感してもらいたいと考えています。
過去2回のプログラムでは、各回10人が参加し、合計6名の方が移住を決めました。
今回のしごとバーには、1回目の「オープンハサミ」に参加したことをきっかけに、聖栄陶器で働きはじめた千葉さんと、このプログラムを一緒につくりあげてきた波佐見焼振興会の山下さんをゲストに、インターンのリアルな体験談を聞いていきます。
リトルトーキョーに直接来てくれる参加者のみなさんには、千葉さんと山下さんの話をぜひ聞いてほしいです。波佐見でこれからはじまろうとしている新しい動きについても聞けるかもしれません。
「オープンハサミ」が気になっている方、ものづくりや産地に興味がある方は、お気軽にご参加ください。
波佐見は、いろんな方に開かれた場所になろうと動いています。
<現地参加をご希望される方へ>
⚫︎時間
19:30-21:30
※19:30-20:30 トークイベント
20:30-21:30 アフタートーク(現地参加のみ)
⚫︎場所
リトルトーキョー 4F
135-0022 東京都江東区三好1-7-14
⚫︎チケット
無料(ワンドリンク制)
Peatix上でご予約ください
⚫︎YouTubeしごとバーのチャンネルで配信を行います
※当日のお支払いは電子決済のみとなります
※なお、SNSを介して発生したトラブルなどの責任は負いかねますこと、あらかじめご了承ください。
※しごとバーでは、特定の思想や宗教、マルチ商法、情報商材の販売などに関わる方の参加はご遠慮いただいております。そのほか、セクハラ行為なども含めて、参加者に不快感を与える行為を目撃した方はお知らせください。
※当イベントは現地参加の場合、事前予約制を推奨しておりますが、当日の飛び込み参加も可能です。
山下 雅樹(やました・まさき)
1976年佐世保市生まれ。高校卒業後は佐世保市内のホテルやレストランなど飲食店のサービスマンとして14年ほど 従事する。 結婚、子育てを機に転職を考え、2009年波佐見焼振興会に入社。 2018年一般社団法人金富良舎(こんぷらしゃ)のメンバーとして設立から携わり現在は副代表に就任。
🔗波佐見焼振興会Webサイト
千葉 幹(ちば・もとき)
1999年生まれ。千葉県銚子市出身。大学・大学院を通して東洋大学ライフデザイン学部人間環境デザイン学科でデザインを学び、2023年2月のオープンハサミに参加。同年5月から波佐見焼のメーカーである聖栄陶器(有)にデザイナーとして就職。現在移住して1年半が経過。
🔗聖栄陶器 Webサイト
荻谷 有花(おぎたに・ゆか)
日本仕事百貨の編集者兼リトルトーキョー運営スタッフ。新潟出身。印刷・企画制作を行う会社でデザイン業務を経験。その後シゴトヒトに入社。産地のインターン「オープンハサミ」や、焚き火をかこむ合同企業説明会「かこむ仕事百貨」の企画/運営に携わる。波佐見焼の器が我が家の食卓に増えました。