※このイベントは終了いたしました。

はじめまして。徳島県神山町にある、農業の会社 ㈱フードハブ・プロジェクトの支配人を務めます、真鍋です。
今回、しごとバー <「地域」を料理するナイト>では地域で農業と深く関わりながら料理をしたり、加工品を作ったりすることに興味がある方と、じっくり語り合う時間にできたらと思っています。
私の経歴ですが、東京の広告制作会社で十数年働いた後に、妻子と共に神山に移住し、3年半が経ちました。

東京に住んでいたころから、eatripの野村友里さんや東京の料理人たちと、Nomadic Kitchenという国内外の料理人と地域の食のつくり手たちをつなぐ活動を手がけてきました。
その活動を、もっと「日常」のものにしていきたいという想いで、家族で神山に移住しました。
その後、色々な出会いがあり、神山町役場と地域の農家さんと協力して、農業の会社である㈱フードハブ・プロジェクトを、私が東京で所属しているWEBの制作会社 ㈱モノサスと共同で、2016年4月に立ち上げました。
その後、自社で運営する食堂とパンと食品店を2017年3月に立ち上げ、現在に至ります。


農業の会社を立ち上げ、それぞれのお店を約半年間運営して改めて思うのは、「料理人」が地域の物事に深く関わることで、「育てる、つくる、食べる」という行為の循環を通して、地域で失いつつあったつながりを取り戻していっているように感じます。
それは、それぞれの食材が、料理人の手によって和えられ、「美味しい料理」になっていくのに近いのでは、と思っています。
その私たちの活動の中心にいるのが、今回一緒にしごとバーに参加する、料理長の細井です。
細井は、東京のカフェやレストランで現場を経験後、DEAN & DELUCAの商品開発に関わっていた料理人です。彼女は、昨年のはじめに神山に自ら移住し、自分の暮らしを劇的に変え、人生をかけて「地域」を料理することに取り組んでいるように思います。
食堂、パン屋、食品店、加工品の開発、農業チームとの連携。フードハブは、一気に5つのチームを同時に立ち上げていますが、その存在の全てを影で支えているのが彼女です。
今回、私たちの農業チームが育てた野菜をふんだんに使った温かい野菜のスープと、神山で私たちが復活させた名もない小麦をつかったパンをご用意してお待ちしております。
地域で料理して一緒に食べる。そんなことを真ん中においた時に見えてくるアレコレについて、みなさんと気軽に語り合えたらと思っています。

真鍋 太一(まなべ たいち)
㈱フードハブ・プロジェクト 支配人/Nomadic Kitchen 支配人/ ㈱モノサス プロデュース部 部長
東京代々木にある ㈱モノサスで広告制作部の部長を務めながら、2014年3月より妻子と共に徳島県神山町に移住。2012年よりeatripの野村友里を中心に、国内外の料理人と地域の作り手をつなぐプロジェクト Nomadic Kitchenの支配人を務める。2016年4月に神山の農業を次の世代につなぐ農業の会社 ㈱フードハブ・プロジェクトを、神山町役場と共同で立ち上げ支配人を務める。

細井 恵子(ほそい けいこ)
Food Hub Project Inc. 料理長/ディレクター
東京都出身。カフェやレストランにて現場を経験後、DEAN & DELUCAの商品開発に携わる。保育所で給食を作っていた祖母の影響で料理人を志す。郷土料理に興味があり「神山の味」を実践すべくフードハブへ。とにかく美味しいものが大好きで、美味しいものの為ならどこへでも行きます。
【Food Hub Project】
http://foodhub.co.jp
【monosus inc.】
http://www.monosus.co.jp/
【Nomadic Kitchen】
http://nomadic-kitchen.org/
現在料理人、食品店と加工品の担当を募集しています。よろしければこちらもご覧ください。
「料理が人を人たらしめる」