“むかし、ある建築家が言いました。
家は、暮らしの宝石箱でなくてはいけない。”
(映画「人生フルーツ」HPより)
ゆたかさってなんだろう、しあわせってなんだろう
生きること、暮らすこと、はたらくことを
やわらかく、ゆっくりと、みつめてみたい

こんにちは、“あわいろ”という名前で小さな対話の場づくりをしております、石川歩(あゆむ)と申します。
今回、私の大好きな映画「人生フルーツ」の上映会を開催させていただくことになりました。
“生きる、暮らす、はたらく”をテーマに、ちいさな対話の場を紡ぎたいと思った時にはじめに浮かんだのがこの映画でした。
ほのぼのとした、やわらかい、あたたかい映画でもあり、美しく、凛とした、てつがくのような映画でもあるような気がしています。
豊かさとは、幸せとは
そんな、生きること、いのちの美しさの本質を問いかけてくれるような映画です。
上映のあとは、皆さんと一緒に感じたことを分かち合う時間もつくりたいと思っています。
小さな小さなことで大丈夫です。映画を観て感じたことをそっと深められたら嬉しいです(任意参加ですので、きくだけでも大丈夫です)。
ぜひ、たくさんの方に来ていただけたらうれしいです。
お待ちしております!
【イベント概要】
●上映日時:2025年 7月6日(日)
・1回目上映:10:30~(10:00受付開始)
・2回目上映:14:00~(13:30受付開始)
・3回目上映:18:00~(17:30受付開始)
✽上映時間は91分です。
✽上映後に休憩を挟んで40分程度、感じたことを分かち合う小さな対話の時間を設ける予定です(参加は任意です。聴くだけでも大丈夫。ちいさな心の動きでも、まとまらない気持ちでも、感じ方に間違いはないからよければ一緒に分かち合っていただけたら嬉しいです。)
●会場
リトルトーキョー4F
住所:東京都江東区三好1丁目7−14 リトル トーキョー内
アクセス:都営地下鉄大江戸線/東京メトロ半蔵門線「清澄白河駅」 徒歩約5分
●チケット
価格:1500円(税込)
Peatixページからお申し込みください
●定員
各回30名(先着)
主催:
●石川歩(小さな対話の場あわいろ)
誰もが"自分を生きる、他者と生きる、自然と生きる、やさしい世界"を描きたい。
自然の中での保育の仕事、子ども支援のNPO スタッフを経て、現在は小さな対話の場"あわいろ"主催、多世代の居場所「野川のえんがわこまち」理事・スタッフ、認定NPO法人こつこつスタッフ。
●日本仕事百貨
【映画詳細】
映画「人生フルーツ」HPより
風が吹けば、枯葉が落ちる。
枯葉が落ちれば、土が肥える。
土が肥えれば、果実が実る。
こつこつ、ゆっくり。人生、フルーツ
むかし、ある建築家が言いました。家は、暮らしの宝石箱でなくてはいけない。
愛知県春日井市の高蔵寺ニュータウンの一隅。雑木林に囲まれた一軒の平屋。
それは建築家の津端修一さんが、師であるアントニン・レーモンドの自邸に倣って建てた家。四季折々、キッチンガーデンを彩る70種の野菜と50種の果実が、妻・英子さんの手で美味しいごちそうに変わります。
刺繍や編み物から機織りまで、何でもこなす英子さん。ふたりは、たがいの名を「さん付け」で呼び合います。
長年連れ添った夫婦の暮らしは、細やかな気遣いと工夫に満ちていました。
そう、「家は、暮らしの宝石箱でなくてはいけない」とは、モダニズムの巨匠ル・コルビュジエの言葉です。
かつて日本住宅公団のエースだった修一さんは、阿佐ヶ谷住宅や多摩平団地などの都市計画に携わってきました。
1960年代、風の通り道となる雑木林を残し、自然との共生を目指したニュータウンを計画。
けれど、経済優先の時代はそれを許さず、完成したのは理想とはほど遠い無機質な大規模団地。修一さんは、それまでの仕事から距離を置き、自ら手がけたニュータウンに土地を買い、家を建て、雑木林を育てはじめましたーー。
あれから50年、ふたりはコツコツ、ゆっくりと時をためてきました。そして、90歳になった修一さんに新たな仕事の依頼がやってきます。 本作は東海テレビドキュメンタリー劇場第10弾。
ナレーションをつとめるのは女優・樹木希林。ふたりの来し方と暮らしから、この国がある時代に諦めてしまった本当の豊かさへの深い思索の旅が、ゆっくりとはじまります。