口永良部島とは


※これはイベントを開催した当時の情報です。

口永良部島(くちのえらぶじま)は屋久島北西約12km、周囲約50kmの島。

人口約150人、そして高齢化率は約40%になります。歴史的には、16世紀末には種子島家の支配下であり、17世紀のはじめには島津藩直轄地になりました。琉球・大島方面への海路中継港であり、密貿易が盛んでした。

火山活動の盛んな自然豊かな島で、お祭りや行事も多く、たくさんの島民が参加しています。

鹿児島南埠頭より屋久島宮之浦港までフェリーで約4時間(高速船約2時間)、屋久島宮之浦港より口永良部島本村港まで町営船フェリー太陽で約1時間40分、運賃は鹿児島より口永良部島までフェリー利用で往復約12,000円程度です。

公共交通機関
島内の公共交通機関はなく、自家用車か原付が主な移動手段である。島内行政区である本村区と湯向区は約15km離れている。  
 

公共交通機関以外の移動手段
レンタカーがガソリンスタンドに1台ある。湯向・田代地区の民宿からは港までの送迎サービスがある。

道路状況
本村~湯向線(旧道)に平成6年に一周林道が開通、平成16年にコンクリート舗装が完了した。道は琉球竹が生い茂り、細く曲がりくねっているため車の走行速度は40kmが限界である。

携帯電話
DocomoのFOMA通話サービスが利用できる。

インターネット
ISDN回線かDocomoのFOMA通信サービスが利用できる。

オフトーク(島内放送)
役場・公民館に放送版が設置されている。家庭にオフトーク受信機器を設置すると、島内放送が入る。

※湯向区では平成23年2月現在、平成23年4月末をめどにDocomo電波塔の設置を検討している。

(平成17年国勢調査)
 第一次 9人 第二次 9人 第三次 44人

農業
経営耕地面積330a 耕作放棄地面積460a

・畜産農家 9件(平成22年度)
 島の自然を生かした鹿児島県の黒毛和牛の周年放牧・子牛繁殖が主である。

・口永良部島活性事業組合(組合員15人)
 屋久島のブランド焼酎「三岳」の原料になる甘藷(さつまいも)の生産を中心に活動している。

漁業
漁獲量1111kg (金額1674千円)
 

伊勢海老は口永良部島での重要な換金特産物であり、屋久島の市場や漁師の個人的なルートを使って島外に出荷される。漁解禁時期(冬季)宴会には伊勢海老料理が提供されることも多い。鹿児島県内有数の好漁場でミーバイやブダイの他、夜光貝やカメノテ、タカラガイや薬膳に使用されるエラブウミヘビなども島の近辺でとることができる。
                               
林業
民有林2662ha (うち人工林312ha)
天然の椎の木が森になっているところもあり、かつては天然木椎の木での椎茸栽培がおこなわれていた。・5月から6月にかけて琉球竹の竹の子が生え、簡単に採取できるうえに孟宗竹の竹の子よりもアクがなく美味しい。

商業
・農協(Aコープ)と ・酒屋(商店)、自販機が2台ある。


  
観光
・民宿
 島内に数軒あり、伊勢海老漁解禁の冬季には海老が食卓に並ぶ場合もある。


     

観光資源
良質な硫黄泉や炭酸泉が湧いており、皮膚疾病や神経痛に良いといわれている。今も噴煙をあげる新岳は登山が可能である。※事故を防ぐため、役場で出される火山情報に注意し、口永良部島ガイド協会などに状況を問い合わせたりガイドにつけたうえほうが無難である。


  

ごみ処理
燃やせるごみ・燃やせないごみについては島内での収拾後、運送会社により屋久島に搬送して処理している。

し尿処理
定期的にバキュームカーが収集し、その後屋久島の施設で処理をする。浄化槽がある施設が役場と学校だけである。

産業廃棄物
島内に処理施設はなく、島外に持っていかないと処理ができない。

水道
簡易水道を使用し、豊富な山水を活用している。

公営住宅
持ち家のほか、赴任した公務員用の住宅がある。民営の貸し家はなく、公営で平成9年度に建てた木造の定住促進住宅が2軒ある。

電気
重油を使用した内燃力発電所が2ユニットあり、400kwの発電容量がある。

公園
金峯神社の付近は見晴らしも良いように整備がされており、島内には藤の花見が出来るスポットがある。
 
       

医療
口永良部へき地診療所があり、医師1名、看護師1名が常駐している。鹿児島大学歯学部の離島巡回診療により、歯科検診が半年に一度実施されている。

緊急医療
急病やけが人が出た場合、チャーター船か鹿屋自衛隊からヘリポートが派遣され、鹿児島本土の病院へ搬送される。ヘリコプターは要請から30分程度で島につく。要請件数は2年で1度程度。

産科医療
島内に産科設備はなく、妊娠期間が7カ月を過ぎると町営フェリー太陽への乗船は医師または看護師の認可が必要となる。現時点での屋久島町の補助事業として、1回の出産で約5万円の出産費用補助がおりる。

高齢者福祉
介護保険利用者数7人(訪問介護・福祉用具レンタル・ショートステイ)
社会福祉協議会と島内ボランティアによる介護教室が月に1回程度行われている。デイサービ
スで民宿で調理した弁当の宅配サービスがある。 
 

小中学校
町立の小学校と中学校が同じ敷地内にある。生徒数が少ないため、複式学級である。
(平成22年11月現在)
小学生 12名
中学生 1名
       
幼児教育
保育園・幼稚園等はなく、町からの委託で本村区が幼児学級を本村公民館で運営している。
幼児学級 4名

山村留学制度
南海ひょうたん島留学を実施しており、年に数名程度の受入れがある。独自の活動で遠足での火山登山や海洋研修などがある。

社会教育
図書館の巡回車が年に1~2回巡回する。