宮城県気仙沼市

日本屈指の港町を、復興のその先へリードしてくれる方、募集。

宮城県気仙沼(けせんぬま)市は、県最北端に位置する人口約6万人のまち。世界三大漁場のひとつ「三陸沖」を擁する日本屈指の港町です。

生鮮カツオやメカジキなどの水揚げ量とフカヒレの生産量は日本一。食品製造や造船業など水産関連産業が盛んです。

このまちの名前を、2011年の東日本大震災で初めて聞いたという方も多いかもしれません。

震災の被害は甚大で、まちの事業者の約8割が被災。翌年の観光宿泊者数は前年の2割、魚市場の水揚げ高は3割にまで落ち込みました。

瓦礫と化したまちの中から新しい気仙沼を創ろうと、市が始めたのが人材育成です。

経営者には事業の革新を促すプログラムを、まちづくり人材には自らの問題意識をアクションに変えるプログラムを実施し、ここから起業や新規事業、企業連携など、新しい挑戦が続々と生まれてきています。

復興期間が終了し、新型コロナウイルス感染症がビジネスの在り方を根底から揺るがす今、
ここからが正念場です。

そこで設置を決めたのが、東日本大震災被災地初となる「ビズモデル」による経営相談所「気仙沼ビジネスサポートセンター」です。

ビズモデルとは、公募によって選ばれたセンター長が、ワンストップで経営相談に乗る公の中小企業相談所。相談内容によって随時専門家チームを編成し、コストをかけずに知恵をつかって売上を上げる手法が特徴で、現在、全国約30ヶ所にまで広がっています。

「気仙沼ビジネスサポートセンター」も、そのひとつ。気仙沼市では現在、そのセンター長を募集しています。公職としては破格の年収1200万円という報酬は、私たちの期待の表れ。

具体的な知恵とビジネス感覚で経営者のチャレンジを後押しし、気仙沼を復興のその先へリードしてくださる方からのご応募をお待ちしています。

※応募方法・詳細についてはこちらのページをご覧ください。