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「もっと楽しい」を求めて
変わり続けるシェアオフィス

働くことと、遊ぶこと。

一見、相反するように感じるけれど、オフィスという空間の工夫次第で、この二つはもっと近づけることができるのかもしれません。

東京を中心に現在6箇所の拠点を持つ「LIFORK(リフォーク)」は、その街で働く人の仕事をちょっと「楽しくする」工夫を続けるシェアオフィスです。

2020年4月には原宿、その後は地方への展開も計画中と、日本中へ広がりを見せはじめています。

会員さんが楽しんでくれるようなイベントを企画し、より面白い場所にするためには、施設の改修もいとわない。

「楽しく働く」マインドを大切に、変わり続けるシェアオフィスです。

今回募集するのは、LIFORKで働くコミュニティマネージャー。

秋葉原、大手町、原宿にあるいずれかの拠点に所属し、イベント企画や日々の運営業務をおこなう仕事です。業務委託も可能なので、週3日勤務など働き方についても柔軟に相談できるそう。

企画を担当したNTT都市開発、そして運営を委託されている株式会社スマートデザインアソシエーションの皆さんから、LIFORKについて聞いてきました。


JR秋葉原駅を出て、すぐ目の前にある大きなビルへ向かう。「秋葉原UDX」は、映画館やレストラン、クリニックやイベントルームなど、さまざまな機能を持った複合施設。

「LIFORK 秋葉原」があるのは、このビルの4階。

ラウンジには、パソコンで作業している人のほかに、コーヒーを飲みながら和やかに会話を楽しんでいる人も。オフィスというよりもカフェのような感じがする。

まずお話を聞いたのは、LIFORKの立ち上げから全拠点の統括に関わってきたNTT都市開発の金子さん。

「2016年頃、NTT都市開発で新プロジェクトを立ち上げる話がでました。その当時は、シェアオフィスやコワーキングスペースを他社でもやりはじめていたころ。働き方改革という言葉も聞くようになっていたので、今後も需要は増えていくだろうと考えたんです」

そこで新プロジェクトは、シェアオフィス事業に決定。

2018年4月には、秋葉原と大手町に第一弾がオープンした。

オフィスの名前は「LIFORK」。“LIFE”と“WORK”をかけあわせ、「『働く』だけではなく『生き方』にまで焦点をあてる」という想いが込められている。

LIFORKには、月額制の個室や会議などに使えるレンタルスペース、会員専用のラウンジがあり、会員は24時間365日利用が可能。ベンチャー企業で働く人を中心に利用されている。

「LIFORK 秋葉原では、ラウンジの壁一面にボードゲームをたくさん置いていて。夜になると、会員さん同士でよく遊んでいるんですよ」

トランプや人生ゲーム、プラモデルもある。

働くための場所にゲームがたくさん置かれているって、ちょっと不思議な感じがします。

「LIFORKをつくる前に、100ヶ所ぐらいのシェアオフィスへ視察に行ったんですが、どの場所も大体同じなんですよね。机があって、椅子があって。それだけでは『つまんない』と感じてしまって。もっと楽しく働けるようなオフィスにしようと思ったんです」

楽しく働けるオフィス、ですか。

「そう。僕たちの会社は『笑顔で仕事に取り組む』って言葉を大切にしていて。笑顔で働くって、楽しむことだと解釈しています。だから、僕たちがつくるシェアオフィスは、利用する人が楽しめる場所にしようと考えました」

「そのために空間づくりで意識しているのは、オフィスがある街の雰囲気。利用してくれる人のカラーも街ごとに結構違うので、その街を好きな人たちによろこんでもらえるように内装も工夫しています」

サブカルチャーの街、秋葉原なら「遊び」の要素を大切に。おもちゃ箱をひっくり返したようなイメージで、ボードゲームやプラモデルを置くことにしたそう。

ラグジュアリーなホテルラウンジをイメージした『LIFORK 大手町』や、室内にテントがあるアウトドアな『LIFORK 上北沢』など。

それぞれ全く雰囲気が違っていて、面白い。

ほかにも、空間のいろんなところに「楽しむ」工夫は散りばめられている。

「注意事項やルールを伝えるために、ポップをいろんなところに貼る必要があるんですが、どうせならそれも面白くしようと思って」

室内の機材の使い方を説明する文章が、CMのオマージュだったり、昔話風だったり。ちょっとふざけすぎでは?と思えるほどの遊び心がいっぱい。

「このポップを見て、くすっと笑ってしまう。それを見ていた人が、思わず話しかける。そうやって、ここでは会員さん同士で、自然と会話が生まれているんですよ」

いろんな会社で働く人たちが集まるシェアオフィス。

仕事に集中しているだけでは交流しにくいけど、LIFORKにはちょっとしたところでコミュニケーションが生まれる仕組みがある。

「たとえば、ゴミ箱や冷蔵庫を置いている場所も、あえて少し狭くしています。それが、ぶつからないように『ちょっとすみません』って、声をかけるきっかけになる」

「コーヒーも一杯ずつハンドドリップで淹れるようにしていて。『余っちゃったので、一緒に飲みませんか』と話しているところもよく見かけますね」

さりげなく会話を始めるきっかけがあれば、コミュニケーションが苦手な人でも、徐々にこの場所に馴染んでいけるような気がします。

「自然に、というのは意識していますね。イベントを企画することも多いですが、セミナーみたいな堅いものではなくて、仕事をしながら映画を観る会や、ラウンジで水耕栽培したレタスでサンドイッチをつくる会のような感じで」

イベントのときでも、各自が好きな時間に出入りできるように、余白をつくっている。

会員同士の自然で自由なコミュニケーションを促すだけでなく、スタッフも、積極的に会員さんと会話をするようにしている。

何気ない話から、オフィスをもっと使いやすくするヒントが得られることもある。

それに、普段の会話から会員さんがそれぞれどんな仕事をしているか把握しておくと、別の会員さんにビジネスでつなぐこともできる。

スタッフの行動をきっかけに、新たな出会いやビジネスを生み出していく仕事でもあるかもしれない。

「LIFORKを長く借りてくれている会社さんも多い。その人たちのためにも、今の形にこだわらず、面白そうなことはどんどん取り入れて、会員さんを常に楽しませたいですね」


「LIFORKは、改修がすごく多いんです(笑)」と話すのは、金子さんと一緒にLIFORKを担当している佐藤さん。

2018年にオープンした「LIFORK 大手町」は、すでに3回改修しているんだとか。

「たとえば、LIFORK内にトイレをつくったものの、流れが悪かったようで。皆さんもともとビルにあった別のトイレを利用していることがわかったんです」

「もちろん、流れをよくするための工事をしてもいいんですが、別の場所でも困っていないのなら、他にもっと面白いことができないかと思って。トイレがある場所をどう活用したらいいか、会員さんに聞いてみたんです」

その中にあったのが「トイレで考えごとをすることが多い」という声。

「トイレットペーパーを引っ張ったら、それが付箋になっているとか、目の前にホワイトボードがあって、書きながら思考を整理できるとか。そんな場所があったら面白いよねって」

そんなアイデアを採用し、トイレだった場所は「THINKING ROOM」に生まれ変わった。

「できあがったTHINKING ROOMを見て、会員さんも失笑していましたね(笑)。『まさか、本当にやるとは』って。アイデアを出してくれた方も、半分は冗談だったと思うんです。でも、面白いから採用しました」

普通ならありえないようなことも、ここのスタッフは面白がって実行している。「LIFORK 秋葉原」では、イベントスペースだった場所が新しくeスポーツ施設になるんだそう。

次は何をしてくれるんだろう?と、会員さんもワクワクしているんだろうな。

「ここを利用してくれる人たちに、楽しく働くマインドを提供したいんです。いずれLIFORKを出て自分のオフィスを持つようになった時も、楽しむ気持ちを持っていてほしくて」

「だから、今回新しく入ってくれる人も、楽しんでくれることが何より大切だと感じています。イベントや設備もどんどん提案してほしいし、ポップづくりやオフィスで流す音楽も、それぞれの拠点で働くスタッフにお任せしたい。いろいろなことに挑戦してほしいと思っています」


最後に話を聞いたのは、株式会社スマートデザインアソシエーションの幸若(こうじゃく)さん。

自社でもシェアオフィス事業をおこなっていて、今年度から正式にLIFORK全拠点の運営業務を任された。

幸若さんは現在、LIFORKの拠点を複数統括していて、今回スタッフを募集する拠点についても、サポートしてくれる。

「金子さんや佐藤さんは、面白くするためのこだわりが強くて最初は驚きましたね。変化もすごく早いです。『LIFORK 川崎』でも、壁一面につくった棚に、本を置くか置かないかで計画が二転三転しました」

「決定事項だったものが変更になることもよくあって。その都度、より面白いと思ったものを選択されていくんです。突然の変更に戸惑う人もいると思いますが、僕は結構楽しんでいますね」

プロジェクトチームの皆さんと考えた「面白い」を、現場で一緒につくっていくコミュニティマネージャー。

今回募集する拠点は、まだ専任で働いているマネージャーがいないので、まずはほかの拠点のスタッフたちから基本的な仕事を教えてもらうことになる。

具体的にはどんな仕事をするんだろう。

「問合わせや内覧の対応、webでの情報発信など、業務は多岐にわたっています。面白いイベントをいろいろ考える一方で、契約手続きのような地道でシステマチックな作業もあります。あとは、人と話すことが多いですね」

日常的なコミュニケーションはもちろん、ちょっとした悩みごともコミュニティマネージャーが相談を受けていく。

いろいろな人が、同じ場所を共同で使うシェアオフィス。

会員さんみんなに楽しく働いてもらうため、ときには、ルールについて理解が足りていないお客さんに、うまくルールを伝えにいく必要もあるかもしれない。

どんなタイプの人にもうまく接していくことが求められるし、対応次第ではLIFORKの評判にも関わってくる。

この場所の顔となる存在だと思う。

「僕たちスタッフはあくまで公平な立場なので、どの人にも平等に接することが大切です。トラブルが起きたときも、相談をくれた人に寄り添いすぎず、お互いの話も冷静に聞いて対処していくことが求められると思います」

「会員さんとの会話が、ニーズをつかんだり、新しい企画を考えたりすることにも繋がってくる。コミュニケーションを楽しんでくれる人がきてくれたらうれしいですね」


仕事を、どう楽しむか。そんな視点で工夫を続けるLIFORKの皆さんは、「楽しんで仕事をするプロ」のように感じます。

お互いのアイデアに笑ったり、ときには驚かされたり。刺激を与えあいながら自分も楽しく働く術を手に入れる。

仕事をする時間は、起きている時間の半分以上。

その時間が楽しくなれば、毎日はもっと面白いと思います。

(2020/01/23取材 鈴木花菜)

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