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謙虚に学び
暮らしの選択肢を
リノベーションで広げる

この10年間ほどで、リノベーションという言葉はよく知られるものになりました。

住まいの物理的なマイナスをゼロに戻すリフォームに対して、住む人の個性や好みを反映し、新たな価値を加えてプラスに転じるのがリノベーション。

それによって住まいの選択肢を広げようと、チャレンジしている会社があります。

株式会社リノワイズは、不動産仲介やリノベーションの会社です。

兵庫県姫路市を中心に、物件探しからリノベーションの設計施工、インテリアコーディネートまで手がけています。

今回募集するのは、設計担当と施工管理担当、そして営業担当。

設立8年目、事業もチームも成長させていきたい。ともに挑戦する仲間を探しています。

兵庫・姫路。

県内でも西部に位置するこの街の象徴は、姫路城。駅からまっすぐ北に向かう通りの先に、その姿がはっきりと見える。

リノワイズの事務所があるのは、反対側の南口から15分ほど歩いた場所。落ち着いた雰囲気の住宅街に佇むビルの5階がオフィスになっている。

迎えてくれたのは、代表の田中さん。

「2012年に会社を立ち上げました。最初は、自分のスキルや力が社会でどこまで通用するのか、チャレンジしてみたいっていう思いから始めたんです」

リノワイズを立ち上げるまでには、さまざまな仕事を経験してきたという。

「いろいろやりましたね。建設業の土方、バーテンダー、豆腐屋、工場…。25歳くらいのときにはバックパッカーもしました。旅しながらよく本を読んでいたんですけど、あるとき読んだ一冊がめちゃくちゃ面白くて」

「つくり話でもなんでもなく、その一冊がきっかけでちゃんと働いてみようって思ったんです。貧乏やったからスーツも持ってなかったけど、なんとか用意して面接受けて。新築住宅の販売を8年半くらいやりました」

それまでは趣味中心だった生活から、180度変わって仕事中心の生活に。3年で営業成績トップになるまで努力した。

仕事は楽しくなる一方で、同じような形の新築住宅をつくり続けることに違和感も感じるようになったという。

「家って工業製品になってきてるんですよ。規格が決まってて、鉄骨も木も工場で材料がつくられる。あとはプラモデルみたいに、現場で組み立てるだけ」

「生き方とか暮らし方が多様化しているのに、家はみんな一緒の形っておかしいじゃないですか。個人の好みや希望を、もっと暮らしに取り入れやすくなったらいいなって。それで独立してリノベーションの会社を立ち上げることにしたんです」

リノワイズの特徴は、持ち家のリノベーションはもちろん、リノベーション可能な中古物件探しや、リノベーション済み物件の紹介など、お客さんの希望に合わせた幅広い提案ができること。

「姫路にはリノベーションの会社がほとんどなくて、ブルーオーシャンなんですよ。でもそのぶん、家を選びたいっていうお客さんにとっては新築か中古か、という選択肢しか今まではなくて。リノベーションという方法があることを知ってもらうのが大変でした」

たとえば、自分の理想の住まいをつくりたいと思ったとき。

1から設計して新築で建てるのは、それなりに費用がかかる。けれど中古物件を購入して、間取りや内装を自分好みにリノベーションすれば、新築より少ない予算で理想の暮らしを手に入れることができるかもしれない。

あとは当たり前かもしれないけれど、新築で古民家はつくれない。経年変化の雰囲気を生かしながら、今の暮らしにあった設えにできるのは、リノベーションの強みだ。

立ち上げから8年が経ち、姫路ではリノワイズの名前は知られるようになったものの、まだまだ広く展開していきたいそう。

そのためにも、新しい人を迎えて会社のチーム力を底上げする必要がある。

「今はとくに、設計と施工管理に関わってくれる人に来てほしいなと思っています。まずはそこの地力を上げていくことができれば、会社全体がもっと効率よくまわっていくと思っていて」

「会社としてさらに成長していきたいので、働いてくれる人も学ぶ力を持っていることが大切かな。あとは謙虚さも必要だと思います。たとえば建築現場や設計の経験があっても、我が強すぎるとチームでは浮いてしまう。それってもったいないじゃないですか」

謙虚さって、どういうところに表れるんでしょう。

「人の話をちゃんと聞いて、素直に行動に移せるか。そういった真面目さが謙虚な姿勢につながると思います。もちろん、意見や考えは言ってほしいですけどね」

「今のスタッフは県外から来てくれた人もいるし、男女も半分ずつくらいなんですよ。なので、都会で働いているけど地方でチャレンジしてみたいとか、女性でリノベーションに興味があるとか。そういった人も歓迎です」

続いて話を聞いたのは、設計・施工管理担当の中村さん。

前職も、姫路で設計と施工管理の仕事をしていたそう。今年の3月からリノワイズに加わった。

「入って思ったのは、いわゆる建築会社っぽくない自由さがあるなと。服装とかも自由ですし、休日も自分で仕事を調整して好きなときに休めるので、それはいいなと思いました」

「仕事の進め方もマニュアルがないので、一つひとつ自分で考えないといけない、っていう面はあります。任せてもらえる裁量が大きいので、僕も前職でのやり方を踏襲しつつ、試行錯誤しながら進めているところです」

今、リノワイズの設計・施工管理担当は、中村さんただひとり。

今回募集する設計担当は、社内でひとりの設計になるので、裁量を持って仕事を任せることになるそう。施工管理については、中村さんと一緒に仕事をしていくことになる。

一度スケルトンにして間取りからつくり直すものもあれば、水回りだけの工事など、案件の規模はさまざま。大きな案件は他社とも連携して設計しており、今後は新しく入ってくれた人を軸に内製化していきたいと考えているという。

「最近担当したのは、中古物件を購入されたお客さんのリノベーション。間取りはそのままで、水回りの設備を新しくしたり、玄関に土間収納をつくったり、という工事をしました」

「ここにカウンターをつけたい、とか、こんな雰囲気の洗面台がいい、とか。お客さんのイメージを聞きながら、じゃあこういうデザインのものはどうでしょう?と、細かいところをこちらから提案して決めていきましたね」

リノワイズの設計・施工例を見てみると、「音と映画を楽しむ家」「和魂洋才を取り入れた古民家」など、タイトルのようなものがついている。住む人それぞれの要望や個性が空間に表れていて、「自分だったらどんな家がいいかな?」と想像が膨らむ。

ただ、イメージだけで空間はつくれない。物件の状態や予算といった制約と向き合いながら、現場に落とし込んでいくのが設計・施工管理の仕事。

「リノベーションの場合、壁を壊すようなところからスタートするので、開けてびっくり、みたいなこともあるんです。劣化がひどいと、補修で工期が圧迫されたり、予算が合わなくなったりする。毎日何かしらの事件が起きている感じで」

「だから、1+1は絶対に2じゃないとダメ、っていう人は難しいかもしれないですね。真面目にやります!って気持ちだけでは、現場は前に進んでいかないので。トラブルがあっても、頭をやわらかくして対処していくことが大事だと思います」

中村さんが想定外のことにも柔軟に対応できるのは、長年の経験あってこそ。新しく入る人も、設計に関しては1年以上の経験が望ましいとのこと。一方で、施工管理に関しては未経験でも大丈夫。

ときには中村さんと相談しながら、一つひとつの現場を形にしていくなかで学べることもたくさんありそうだ。

「『今日こんなことあって参りましたわ、ははは』くらい、重く考えすぎない人だったらいいね。お客さんや職人さん、いろんな人とかかわる仕事でもあるので、明るく前向きに取り組める人と一緒に働きたいなと思います」

最後に話を聞いたのは、営業担当の上田さん。

「不動産の営業がメインですが、ウェブのマーケティングや簡単なデザインとか、できることを手広くやっている感じですね」

前職では大阪で人事のマネジメントや店舗開発の仕事に携わっていたそう。

やりがいはあったけど、日々ハードな働き方をするなかで暮らしのバランスを崩してしまった。

「どうしても、家族との時間の優先度が下がってしまうんですよね。ちょうど子どもが生まれたんですが、家を出るときには寝てるし、帰ったときも寝てる。寝顔しか見れてないなって。それで、思い切って働く環境を変えようと思ったんです」

地元の山口県に帰ろうかと考えていたとき、たまたま見つけたのがリノワイズの求人だった。それから2年ほど、営業担当として働いている。

営業担当は、とにかく人と接する機会が多い。お客さんからの問い合わせ対応や契約、外部のデザイナーへの依頼や社内の設計者への引き継ぎなど、人と人をつなぐ役割を担っている。

「東京とか大阪だと、競合がたくさんいて生活コストもかかる。常に消耗しちゃうような暮らしだったなと思うんです。でもそこで培った仕事のスピード感とかノウハウって、地方では貴重だし、すごく生かせるなと思っていて」

たとえば、上田さんはマネジメントの経験を生かして、人事や採用をより効率化する仕組みをつくっているところ。

とはいえ、いきなり新しいやり方を振りかざしてしまうと、これまでがんばってきた人たちとの摩擦が生じてしまう。

我を張ることなく、腐ることもなく。地道なコミュニケーションが大事だという。

お話を聞いていると、みなさん都会でバリバリ働いたり、それぞれの業界に一度どっぷり浸かったりした経験が、巡り巡って今につながっているように感じます。

「リノワイズは、姫路をちょっと離れたら、知らない人のほうがまだまだ多い会社です。現状に満足せずに、市場を広げていく必要があると思っていて」

「そういう感覚って、ずっと地方で仕事をしていると感じづらい部分なのかもしれないなと。ノウハウだけじゃなく、感覚的なところもうまく共有して、リノワイズをさらに成長させていけたらいいなと思っています」

外で得てきた経験を持ち込んで、会社をさらに成長させる。それぐらいの気概を持った人なら、リノワイズを一緒に新しいステージに押し上げていけそうだ。

「視野の広い人がいいかなと思います。その人だけすごく仕事ができるっていうよりは、みんなで階段を登れるような。そういう人がいてくれたほうが、組織は良くなっていくと思うんですよね」

リノベーションという分野において、姫路の地域でブルーオーシャンのなかにいるリノワイズのみなさん。

その安心感や心地よさを脱してでも、新しいことに挑戦していこうという姿勢が印象的でした。

自分のことだけでなく、チームや社会全体のことまで考えて成長させていきたい。そんな意欲的な人の応募を待っています。

(2020/12/8 取材、2021/9/10 再編集 稲本琢仙)
※撮影時にはマスクを外していただいております。

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