求人 NEW

酸いも甘いも分かち合う
会社というより
チームで、ファミリー

まだ働いたことがないのに、仕事を探す。大学生の就職活動って、とてもむずかしいなと思います。

どんな仕事が自分に向いているのか? 長く働き続けられる会社はどこだろう?

自分が就活生だったころ、膨大な企業の数に圧倒されながら、どこにエントリーすればいいのか途方に暮れていたことを思い出す。

数年働いてみた今思うのは、どこかひとつでもその会社に惹かれる部分があったなら、自信を持ってエントリーしていい、ということ。

アールアイ株式会社は、埼玉県川口市にある社員10名の小さな会社です。「吊り治具(つりじぐ)」という建設機械のリース業で、業界ナンバーワンの実績を誇っています。

今回は、2022年度の新卒入社と中途入社の総合職を募集します。

ニッチな業界なので、商材も会社名も聞いたことがなくて当たり前。入社後に学んでいけば、まったく問題ありません。

まずは会社の雰囲気を感じてください。



JR川口駅から、バスで20分ほどの工業団地。朝8時すぎにもかかわらず、あたりには機械の作業音や働く人たちの掛け声が響いている。

最寄りのバス停から歩いて5分ほどで、アールアイの事務所と工場に到着した。

中に入ると、ちょうど朝礼が終わったところ。社員のみなさんが次々と挨拶をしてくれる。

「おはようございます! 今日はよろしくお願いします」

一際元気な声で挨拶してくれたのが、社長の齋藤さん。先ほどまで朝礼を行なっていた会議室で話を聞いた。

齋藤さんのお父さんが立ち上げたアールアイは、今年で設立41年。

もともと実業団で自転車競技の選手だった齋藤さんは、怪我をきっかけに会社を手伝うようになり、13年前に跡を継いだ。

主な商材は「吊り治具」という、大型クレーンの先端に取り付け、重い建築資材を持ち上げる機械。アールアイは、工事内容に応じたさまざまな吊り治具をゼネコン向けに貸し出している。

なかなか目にする機会はないけれど、実は東京スカイツリーや新国立競技場など、日本を代表する建築物の工事にもアールアイの吊り治具が使われていたんだとか。

「僕らはリース業者なんですが、メーカーと一緒に商品開発することも多いです。『ここに印があったら便利』とか『ライトがあると使いやすい』とか、お客さまの声をもとに標準品にちょっとした工夫を加えて、他社と差別化しています」

使う人たちを第一に考えた商品提案の甲斐もあり、今では大型クレーンを使う工事の大半で、アールアイの吊り治具が使われている。

「商品力には自信があって、これまでも商品を理由にたくさんお取り引きいただいてきました。これからは、“人の魅力”をより前面に伝えていきたいと思っていて」

人の魅力?

「『この人に仕事を頼みたい』と、アールアイを選んでもらえるように。商品を単に売るのではなくて、働く人たちと関わることで笑顔が増えるとか、楽しい気持ちになってもらえるような会社にしていきたいんです」

そのために、まずは社員自身が楽しみながら、生き生きと働ける会社にしていきたい。

そう話す齋藤さんだけど、社長になってしばらくは社員とうまくいかなかったという。

「中小企業だから人の入れ替わりが激しくて当たり前だと思っていたし、俺なんかについてこないだろうとも思っていたし。言い方が悪いけれど、社員には指示した作業をやってもらって、仕事はいつも自分一人でやっている感覚でした。でも、やっぱり一人って限界がくるんですよね」

転機となったのは、経営者向けの研修に参加しはじめたこと。

特にコミュニケーションの勉強会では、自分とまったく違う考え方の人たちにどうやって思いを伝えていくかを学んだ。勇気を出して、社員とも本音でコミュニケーションをとってみようと思えたそう。

「それまで参加するのも嫌だった食事会を、毎月自分から企画してやってみて。本当に来てくれるのか不安だったけれど、みんな来てくれて、自分が思っていたよりも距離を縮めていいとわかったんです」

だんだんと、研修にも社員を誘って参加するように。登山やダンス、和太鼓などの多種多様なプログラムに挑戦していった。

「山とかね、正直きついんですよ(笑)。崖を登るような本格的な登山ですから。でも大変さも達成したときのよろこびも一緒に感じることで、だんだんと強い関係性になってきた。今は家族のような、同志のような感覚ですね」

「みんなで好奇心を持って、いろんなことに挑戦できる会社でいたいなと。ここ数年は社員のみんながどんどん自主的に動いてくれて、すごく雰囲気も良くなってきた。今は毎日会社に来るのが楽しいんですよ」

現在アールアイは、社員10名のうち半分以上が20代。多くは新卒から入社し、働き続けているメンバーだという。

「うちは変わっている会社だと思います。全部含めてオープンだから、自分の目で見て共感できるか考えてほしいですね」

さまざまな研修にも仕事の一環として取り組むし、全員での懇親会も定期的にある。コロナ禍以前は、一定の年次以上になると社長の海外視察に同行していた。

社員同士の距離がとても近いから、仕事とプライベートをはっきり分けたい人だと馴染むのはむずかしそう。

逆に、会社でも「仲間」と呼べるような濃いつながりをつくりたい人には、きっと大切な居場所になると思う。

「みんなでひとつのことに挑戦する楽しさをわかってくれたらいいなと。うちは本当にファミリーって感じですから」



齋藤さんの話に耳を傾けながら、ときに大笑いしたり、自分の意見を挟んだりする社員のみなさん。

隣で話を聞いていた事務スタッフの川井さんは、自分の思いを素直に話してくれた。

「ほかの会社の100倍くらい研修があるんじゃないかな。お金のことも学ぶしフィットネスもやるし、勤務時間中にダンスの研修にも行きます。入社3年目からは登山研修に参加できるんですけど、私は最初、『山登るなら会社辞める!』って言ってました(笑)」

「でも登ってみたら、意外と楽しい。登山もダンスも、それをやることが目的ではないんですよね。自分一人では無理でも、チームならできるんだって気づいたり、苦手な部分を教えあったり。仕事をする上で大切なことを学んでいるなと思います」

6年前に新卒で入社した川井さん。現在は、問い合わせ対応や見積・請求書作成などの事務全般に加え、社内報やYouTubeなどの広報業務も担当している。

当初はほかの会社に内定していたものの、再度就活をしてアールアイに出会ったという。

「最初の内定先が決まったとき、家族に『どうしてその会社にしたの?』って聞かれて、うまく答えられなかったんです。早く内定がほしかっただけじゃないかって思うようになって。再度就活をはじめました」

アールアイを知った最初のきっかけは、自宅から近かったこと。気軽な気持ちで説明会を訪れ、座談会に社長も参加するようなアットホームさに惹かれたという。

選考の過程でも1日インターンがあり、将来一緒に働く人たちの顔がよく見えた。

「この人たちと働きたい、と心から思えて。アールアイに入社することに決めました」

入社まもないころ、川井さんは注文の手配でミスをしてしまったそう。

自社商品とメーカーからの仕入れ品を同時に発送すべきところ、メーカーへの手配を忘れてしまい、当日に商品が揃わなかった。

あらためて発注したものを、なるべく早くお客さんのもとに届けるために何ができるか。先輩たちが総出で考えフォローしてくれたおかげで、影響を最小限に留めることができたという。

「私一人のミスなのに、みんなの知識とノウハウを使って解決してもらって、お客さまへのご挨拶にも常務が一緒についてきてくれて。そのときはお客さまにも温かい言葉をかけていただいて、泣いてしまいました」

「ミスが起きたときは、同じことを繰り返さないように部署のみんなで対策を考えて、全体の前で発表します。誰か一人の責任ではなく、全員で向き合ってくれるので、すごく救われます」

もともとは個人行動が好きなタイプだという川井さん。でも仕事をするうちに、一人で完璧に仕事をこなすことはできないと気づいた、と話してくれた。



アールアイの仕事は、普段からチームワークが大切になる。

その大きな理由は、イレギュラーな仕事が多いこと。

工事現場の状況は進捗や天候によって変わるので、「明日この機材を使いたい」という急な依頼にも対応する必要がある。

川井さんたちが書類の準備や配送手配をする間、出荷に向けて必要な機械を準備するのが工場で働く整備スタッフのみなさん。

新卒で入社して3年目の日比さんに話を聞いた。

主な仕事は、リースから戻ってきた機械の点検やメンテナンス。

汚れや錆を落とし、再びきれいな状態に戻して次のお客さんへ貸し出す。

メンテナンス後のものを見せてもらうと、まるで新品のように輝いていた。

「急ぎの仕事には、最優先で取り組む必要があります。明日出荷するのに整備が終わっていないものがあったら、すぐに完了させなきゃいけない。自分が担当のものだとしても、一人で抱えず、みんなに頼ることは大切だと思います」

工場での整備以外に、現場に出向いて点検をすることもある。

「高所の工事に機械が使われていたら、そこまで梯子で登っていきます。現場は広いし道具も扱うので、身体を動かすのが好きな人に向いていると思います」

ハードな部分もあるとはいえ、話をする日比さんは楽しそう。完成途中の現場に入れるのは、まちづくりの一端を担っていることを肌で感じられる面白さがあると思う。



最後に話を聞いたのは、採用担当の金井さん。フレンドリーで話しやすいから、選考中も入社後も、気軽に相談できる相手になってくれそう。

取材の最後に会社の雰囲気の話になると、「正直、何年か前まで社長との距離は少しありましたよ」と笑っていた。

「社長室をなくして一緒に机を囲むようになってから、距離が縮まった気がします。“社長とみんな”ではなくて、社長も一員っていう雰囲気で」

「特にこの数年は社員のみんなも、自立はしながらもチームとして一つのことに向かっている感じ。働く人みんなが、仕事が楽しいと思っているんじゃないかな、と思います」

そう言い切れるって、すごいこと。

仕事でも研修でも、いろんな経験をみんなで共有してきたからこそ、生まれた雰囲気なんだと思う。

「仕事でありつつもみんなで楽しむっていうのは、大切なことだと思っていて。新しく入る人たちも、ただ言われたことをやればいいって考えじゃなくて、どんなことにも積極的に挑戦していってほしいですね」

働く人たちのチームワークに、まちをつくるニッチな仕事の面白さ。

アールアイのみなさんの話を読んで、この会社が選択肢のひとつになっていたらうれしいです。

この人たちに会ってみたいと思ったら、ぜひ一歩を踏み出してください。

(2021/11/4取材 増田早紀)
※撮影時はマスクを外していただきました。

問い合わせ・応募する

おすすめの記事