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自分でつくる、自分の未来

※この仕事は募集終了いたしました。ご応募どうもありがとうございました。

「これから、どんなふうに生きていきたい?」

そう聞かれたら、ちょっとドキッとしてしまう人も多いかもしれません。

自分が本当にやりたいことって、言葉にしたり、実際に行動に移したりするのは簡単ではないもの。

そんな問いにとことん向き合っているのが、株式会社FoundingBaseです。

FoundingBaseは、地域での事業を通して自分の人生を自分ごとにできる人を増やそうとしている会社。

グランピング施設や公営塾、地域商社や道の駅の運営など、全国各地でさまざまな領域のプロジェクトを手がけています。

拠点拡大に伴い、今回は観光・関係人口・一次産業・教育事業に関わるスタッフを募集。北海道や新潟、高知など、日本全国にあるFoundingBaseのいずれかの拠点で働くことになります。

記事で紹介できるのは、多岐にわたる取り組みのほんの一部ですが、まずはFoundingBaseで働くみなさんが大切にしているものを感じてもらいたいです。

 

2021年12月現在、全国13箇所に拠点があるFoundingBase。

今回は、JR巣鴨駅からすぐの場所にある東京本社に伺い、各地で働くメンバーとオンラインでつないでもらった。

まずお話を聞いたのは、共同代表の林さん。今は北海道安平(あびら)町で暮らしているそう。

「大学時代から、さまざまな地域のまちづくりプロジェクトに関わっていました。そのときに実感したのが、どれだけ良いアイデアが生まれても人材がいないと形にできない、ということ。次第に、若者が地方に戻る仕組みが必要だと考えるようになったんです」

「そんなとき、今一緒に代表を務めている佐々木と出会って。彼は、『学生が成長する機会をつくりたい』という想いから、僕と同じことを考えていた。それをきっかけに、二人で事業を手がけるようになりました」

最初に取り組んだのが、島根県津和野町でおこなった、学生向けの「インターンシッププログラム」。

まちの課題解決につながる事業の立ち上げを目指し、1年以上地域で活動するというもので、初年度の2012年には4人の若者が移住した。

「マルシェやイベントの企画など、それぞれの興味に合わせて活動してくれて。翌年以降も、継続して若者が津和野に来てくれました。そのご縁から、僕自身も津和野に移住して、地域の事業に関わっていくようになったんです」

津和野高校の魅力化プロジェクトを担当したり、農作物の加工品やPR、マーケティングをおこなう地域商社を立ち上げたり。

5年ほど経ったころには、林さんたちの活動をきっかけに、まちに関わる若者や移住者が少しずつ増え、新たな取り組みやイベントが各地で生まれるようになっていたそう。

「地元の人に『津和野って最近ちょっと変わったよね』って言ってもらえるようになって。事業の数字的な結果はもちろんだけど、僕たちが来たことをきっかけに、まちの空気が変わったことが何よりうれしかったですね」

まちに新しい人が来て、いろんなことにどんどんチャレンジしていく姿は、地元の人にも刺激を与える。

その積み重ねで、「自分も何か挑戦してみよう」という空気がまちに生まれたんだろうな。

「今の世の中って、個人もまちも均一的になってきている気がしていて。僕たちの活動を通じて、自由をUpdateできたらと思っているんです」

どういうことでしょう?

「自由っていうのは、“自らに由る”つまり“自分で選択する”ということ。この会社で働く人はもちろん、関わってくれる人たちも、自分の意思で自分の未来をつくっていってほしいなと思うんです」

「田舎だとチャンスが少ない」と考える人は、まだまだ世の中に多い。

固定概念や自分の思い込みから解放されて、自分が本当にやりたいことに向かって進んでいく人を増やしていきたい。

「僕たちは、その土地ならではの事業をつくっていきたくて。事業を通じていろんなまちで特色をつくれたら、そこで暮らす人や働く人自身が、自分はどこで生きていきたいんだろうって、考えるきっかけになるんじゃないかな」

 

林さんの話を、うんうんと頷きながら聞いていたのが、共同代表の佐々木さん。佐々木さんは東京本社にいて、俯瞰した立場からそれぞれの事業をサポートしているとのこと。

「これまで、10を超える自治体と連携して、50以上のプロジェクトを手がけてきました。現地にいるメンバーが地域の人と関係性を築いてくれるからこそ、まちの想いや特徴を汲み取れると思っていて」

「それを事業としてきちんと形にするために、建築士やデザイナーといった専門家とチームを組んだり、僕ら東京メンバーが客観的な意見を伝えたりするようにしています。両方からアプローチすることで、良いバランスがとれている気がしますね」

創業から7年経った今では、「観光」「教育」「一次産業事業」「移住定住促進」の4つの事業を軸に活動しているとのこと。

グランピング施設やコミュニティスペース、公営塾、道の駅の運営…。ジャンルを問わず、本当にいろんな事業を手がけているんですね。

「僕たちは、自分に由って生きる人を増やしたい。『こういうことがやりたい』っていう想いを持った人が来てくれたときに、それに応えられる会社でありたいんです。今回の募集でも、やりたいことでも生き方でも、何か譲れないものがある人に来てもらえたらうれしいですね」

「ただ、一つ伝えたいのは、僕たちは慈善事業をやっているわけじゃなくて、ビジネスとして事業をつくっているということで。地域のことを考えながら、ちゃんと数字も出す。それを楽しめる人のほうがうちには合っている気がしますね」

 

FoundingBaseで働いている人たちは、それぞれどんな「やりたいこと」を持っているんだろう。

大分で働く、観光事業部の多胡(たご)さんに話を聞いてみる。

「大学生のころから、サウナにハマっていて。いつか、理想のサウナ体験をつくりたいと思っていたんです」

「サウナみたいに、自分の好きなことに関わり続けていくためには、ビジネスのいろんな力が必要だと感じていて。地域で事業を立ち上げる経験は、自分の力になるだろうなと思って入社しました」

2019年の入社以来携わっているのが、大分県豊後高田市にある「長崎鼻ビーチリゾート」。

キャンピングカーやグランピングテントといった気軽に楽しめるアウトドア宿泊体験を提供しており、キャンプ・BBQ・サウナ・ビーチアクティビティなどを楽しめるそう。

FoundingBaseでは、今後ほかの地域でも宿泊施設を運営していく予定で、今回は新施設に携わるスタッフも募集する。

多胡さんは、入社してからどうでしたか?

「この2年間、きついこともたくさんあったなと感じていて。何がっていうと、自分の限界を思い知らされるような機会ばっかりなんですよ」

半年間、接客や清掃などの仕事を現場で吸収したあとは、より経営に近い仕事も担当していく。

広報や企画、マネジメントやオペレーションなども自分たちでおこなうため、多胡さんにとっても初めての経験ばかりだったそう。

「1年目に、お客さまの満足度を上げるための仕組みづくりを任せてもらいました。施設のコンセプト設計、マニュアルづくりやスタッフの育成、公式LINEの開設から顧客カルテの作成まで、本を読んだり先輩にフィードバックもらったりしながら、なんとかやって」

「マニュアルひとつとっても、方向性を確認して、必要なタスクを考えて、完成までのスケジュールを考えて… って、形にするまでにいくつもの段階があって。いざやってみたら、何からどう進めていったらいいのか、わからないことばかりでしたね」

スタッフのさまざまな取り組みの結果、オープンから3年経った今では、年間で約8,000人が利用する施設に成長。

国内最大のキャンプ場予約サイトでも、九州エリア上位の人気なんだとか。

「お客さまが、またここに来たいとか、ほかの人に紹介したいって思っていただけるような体験を提供したい。この施設にたくさん人が訪れることによって、まちの賑わいや経済を活性化できたらと思っています」

「僕たちはまちの未来のために事業をしているけれど、特に最初のころは地元の人からの反発もありました。地域活動にも参加してコミュニケーションを重ねるうちに、少しずつ理解していただけるようになりましたね」

地域とのコミュニケーションは、都会で事業をする際には必要のない苦労かもしれない。

多胡さんは、その経験こそが「地域だから得られるものだった」という。

「予想していた通り、地域はいろんな要素が複雑に絡まっていて大変でした。だけど、だからこそたくましさが身についてきた気がしていて。自分のありたい姿に近づけているなって思えることが、今の僕のやりがいですね」

 

多胡さんのように、自分のやりがいとなるものを感じるためには、いろんな人と出会い、いろんな価値観に触れることが大切だと思う。

FoundingBaseでは、地域で暮らす子どもたちが、いろんな可能性のなかから自分の未来を選択できるよう、教育事業も手がけている。

現在は、高知県四万十町や山口県美祢市など、8自治体で公営塾を運営しているとのこと。

事業の詳細について、福島県国見町の公営塾で塾長を務める三好さんに教えてもらう。

「公営塾には、生徒が110人通ってくれていて、1クラス15人で授業をしています。一般的な塾のように集団指導で授業をするんですが、授業内容は毎回スタッフみんなでつくって、授業も必ず複数スタッフで行っています」

「今日の授業では、生徒に何を学んでもらうのか、どんな場にしたいのか。そのために一人ひとりにどんなアプローチが必要か。目指すところや生徒の情報共有など、毎日ミーティングをして、メンバー同士の認識をすり合わせています」

学習サポート以外にも、子どもたちの興味関心を広げるテーマ授業や、地域をフィールドに生徒たちがさまざまな活動に挑戦していくプロジェクトも実施。

たとえば、地域の食材を使った料理をマルシェで提供したり、まちの人にインタビューをして観光マップをつくったり。

各地域の公営塾に通う中高生が、100名の大人の前で自分の「やってみたい」をプレゼンし、支援を募るオンラインイベントも開催しているんだとか。

「勉強にしてもプロジェクトにしても、自分で何か意思決定をして、そこに向かって頑張る経験を子どもたちにしてほしい。それは、今後の人生の糧になると思うんです。そのためのサポートをしていけたらなって」

いろんな活動をまずやってみることで、少しずつ自分のやりたいことが見えてくる。

それを受け止め応援してくれるスタッフがいるからこそ、子どもたちもさらに前へ進むことができるんだと思う。

「正直、日頃やっていることはすごく泥臭いことばかりなんです。生徒や保護者対応、学校や役場との調整、地域とのコミュニケーションとか…。だけど、自分たちの活動によって子どもたちが変わっていく。そのつながりを感じながら働けているから、すごく楽しいんです」

 

自分はどう生きたいのか。

その答えは、まだなくてもいいのかもしれません。

まずは一歩踏み出して、自分と向き合う。そのなかで、自分なりの答えが見つかるのだと思います。

(2021/11/19 取材 鈴木花菜)
※撮影時はマスクを外していただきました。

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