※日本仕事百貨での募集は終了いたしました。再度募集されたときにお知らせをご希望の方は、ページ下部よりご登録ください。
接客の仕事は好きだけど、立ち仕事を続けるのには不安がある。
人と関わる仕事をつづけながら、新しいスキルを身につけていきたい。
これまで培ってきた人と関わる力を活かせる新しいキャリアを探している人に、知ってもらいたい仕事があります。

舞台は、今年10月にJR田町駅前にオープンするオフィスビル「ミタマチテラス」。
その3、4階にできるミタマチテラスカンファレンス、ミタマチテラスラウンジ、オープンイノベーションオフィス“SENQ(センク)田町”の3つの施設を運営するレセプショニストを募集します。
レセプショニストは、コクヨ&パートナーズの一員として、受付業務や利用者に対する施設の案内、請求書の発行など幅広く施設運営を支える存在。
施設運営に加え、日々のコミュニケーションを大切にしながら、利用者同士をつなげたり、イベントの企画・実施をしたり。ここに集う人たちのつながりも生み出していきます。
マニュアルがしっかりしているので、基本的なパソコンのスキルがあれば、施設運営の経験は不要です。
ミタマチテラスはオープン前ということで、SENQ目黒で取材をすることに。
JR目黒駅を出て徒歩3分ほどのビルの8階に上がると、たくさんのグリーンが飾られていて気持ちがいい。
リビングルームのような安らげる雰囲気のなかで、利用者の人たちはパソコンで黙々と作業をしたり、コーヒーを飲みながら一息ついたり。それぞれが思いおもいの時間を過ごしている。

SENQは現在7拠点あり、それぞれに立地の特性を生かしたテーマが設けられている。
新しくオープンするミタマチテラスは、どんな場所になるんだろう。
立ち上げを担当していて、ミタマチテラスの事業主でもある中央日本土地建物株式会社の椿さんに話を聞く。

「今回のプロジェクトは僕たちにとっても新しい挑戦なんです」
「これまではSENQというシェアオフィスの運営だけでしたが、ミタマチテラスではSENQに加えて、外部の人が使えるカンファレンスルームやテナントが利用できるラウンジも加わる。関わる人数も、施設の規模も格段に大きくなります」
ミタマチテラスは、三田駅直結で、田町駅からは徒歩2分の20階建てオフィスビル。レセプショニストは3、4階のフロア運営を担当することになる。
3階は最大90人が収容できるカンファレンスルーム。4階はSENQ田町と、ビルの入居者が打ち合わせや食事などに自由に使える約80席のラウンジになる予定。

SENQ田町はイノベーションの船出に臨む起点となる施設を提供すべく「GROWTH PORT」をテーマとした。
「田町は港が近く、品川駅からのアクセスもいい。大学もすぐ近くにあるので、そうした立地を活かして国際的な交流や産学の連携が生まれる場にしたい。海を越えて世界に進出していけるようなビジネスが生まれていけばいいなと思っています」
SENQの会員はスタートアップやベンチャービジネスをしている人たちが中心。ミタマチテラスに入居する大企業の人たちも場に加わることで、新しい出会いが生まれるかもしれない。
スタートアップの企業にとっては、自分たちだけでは実現が難しいアイディアを形にできるチャンスになるし、大企業にとっても、新規事業を発掘できるメリットがある。
「ただ、いくらいろんな人たちが集まったとしても、そのままではなかなかコミュニケーションは生まれない。ご利用者さま同士がつながれるように、促進してくれているのが、運営を担当しているコクヨ&パートナーズのみなさんです」
つながりを促進するって、具体的にはどんなことだろう。続いて話を聞いたのは、コクヨ&パートナーズの石田さん。
日本仕事百貨をきっかけに入社。SENQ霞が関のレセプショニストとして5年間の経験を積み、現在はマネージャーとして新拠点の立ち上げに関わっている。

「まずは、この場所にいらっしゃる方のことを知るところから始めていただければいいなと思います。でも、距離の詰め方は人それぞれ。私の場合は、受付で毎日あいさつをするところから始めました」
「何度も顔を合わせていると、そのうち挨拶を返してくれたり、ちょっとした困りごとを相談してくれるようになったりして。そういうきっかけから、趣味やお仕事の話題に広げて、少しずつ関係をつくっていきました」
話をするうちに、どんなことに興味を持っているかや、困っているかを知ることができる。ときには「こんな業界の人の話が聞きたい」といった相談をもらうこともあるんだそう。
こうした情報を蓄積していきながら、相性の良さそうな利用者さんを紹介するなど、人と人をつなげていく。
「利用者さま同士がお互いのことを知れるようにしたいと思って、みなさんの仕事についてインタビューをして記事を書いたこともありました」
「現場で生まれたアイディアをかたちにしやすい環境なので、新しく入る方もどんどん意見を出してくれるといいなと思います」

利用者さんのビジネスが成長していく様子を間近でみられるのも、レセプショニストの仕事の特徴の一つ。
なかでも印象に残っている会員さんの話をしてくれた。
「個人でケータリングサービスをしていて、これから会社を立ち上げるというタイミングで入居してくださった方がいて。途中、コロナの影響でサービス提供が難しくなって、SENQを休会されたりしながらも、少しずつ規模を拡大して、その後法人を立ち上げられたんです」
「それで、SENQのイベントでぜひケータリングをお願いしたいと思ってご依頼しました。それをきっかけに、別の会員さまが自社のイベントでケータリングを利用してくれるようになって。実はミタマチテラスカンファレンスでもサービス提携をしていただきたいと思っていて、お話を進めているところなんですよ」

個人で利用していた人に一緒に働く仲間が増えたり、立ち上げたサービスが順調に拡大していったり。
毎日顔を合わせる人たちの成長を応援できるのは、やりがいにつながると思う。
会員さんとのコミュニケーションに加えて重要なのが、施設の運営業務。
利用希望者への内覧案内をはじめ、カンファレンスの利用方法の説明や予約管理。そのほか、請求書の発行、簡単な清掃など運営に必要なさまざまな業務を担う。
ミタマチテラスでは特に、出入りする人の数も施設の規模も大きいから、手際の良さや視野の広さが求められる。

「5人のチームで運営していく予定です。シフト制なので1日に勤務するのは3〜4人。この広いフロアを限られた人数で管理していくので、役割分担をしながらチームワークよく働いていけるといいなと思っています」
「私たちもまだ未知なことばかり。最初の数ヶ月は特に、想定通りにはいかないことも多いはず。新しくみんなで一緒にオペレーションを考えていくことも楽しめる人だといいですね」
新しい拠点を一緒につくっていくことになるのが、SENQ目黒でリーダーを務めている安田さん。
これまでSENQで積んだ経験を活かしながら、複合的な要素を持つミタマチテラスの運営に挑戦する一人だ。

「新卒から7年ほどアパレルで販売員をしていました。接客はすごく好きだったんですけど、体力的に、長く続けるのはむずかしいなと感じていて。バックオフィスのスキルも身につけたいと思っていたんです」
「そんなときにちょうどこの求人を見つけて。接客の経験を活かしながら、バックオフィスもできる。まさにこれだ!と思って応募しました(笑)」
基本的な請求書のつくり方や、予約システムの使い方などは、マニュアルがしっかり整っているから、経験がなくても安心して仕事を覚えていくことができる。
「運営チームのなかでは、常に情報を共有していて。新しいメンバーから質問があれば、その部分をさらにブラッシュアップする。説明のわかりやすさにもこだわって、マニュアルを見るだけで理解できるように工夫しています」
「独り立ちできるまでのスピードも速いんですよ」
研修期間は先輩スタッフに教えてもらいながら仕事を覚えていくけれど、その後はマニュアルを見て自分一人で業務をこなせるようになるんだそう。
残業も少なく、休みも取りやすいから、ライフワークバランスを整えて長く働きやすい環境。

「それぞれの拠点で、会員さんの要望を反映しながら場づくりをしているので、カラーが全然違うんです。そういう意味でも、新しい拠点が今後どんな場になっていくのか楽しみだなと思います」
現在担当しているSENQ目黒は、会員数がどんどん増えていて、空室待ちもあるほど。
「いろんなコワーキングスペースを見た上で、ここ以外考えられないって戻ってきてくれる方が多くて。本当にありがたいなと思っています」
利用者向けのアンケートでは、SENQを選ぶ理由の大半が、レセプショニストの対応の心地よさだったそう。
どんなことを工夫しているんでしょう。

「目黒は『暮らしながら働く』がテーマ。居心地の良さを大切にし、利用者さまとの日頃の会話も、趣味とか近くの美味しいランチとか、気軽にできる話を心がけています」
会話の内容や、接客の雰囲気も利用者さんの層に合わせて変えていく。ミタマチテラスは大企業の方や、外部の利用者さんも多いから、もう少しフォーマルな形になるかもしれない。
「あとは、接客をしていたので、人の細かい動きを見る癖がついていて。たとえば、すこし暑そうな仕草をしている方がいたら、『暑いですか?』ってお声かけをして。別の涼しい席をご案内したり。そんなところまで見てくれていたんだ!って驚かれることも多いです (笑)」
「これも、利用者さまの様子から気づいた工夫なんです」と、出入り口のドアの前の小さな荷物置きを見せてくれる。

「パソコンなどの荷物を持っていて両手が塞がった状態の方が多くて。カードキーをタッチしてドアを開けなくちゃいけないので、不便そうだったり、持っていた飲み物をこぼしてしまったり。ぱっと荷物を置ける場所があったら便利だろうなと思って設置しました」
ほかにも、好みを聞きながらカフェエリアのお菓子を用意したり、案内の看板をつくったり。
細やかな気遣いが、居心地の良い空間をつくっていく。
「いらっしゃる方のために、一歩踏み込んでいろいろやってあげたいと思える。受け身ではなくて、ちょっとおせっかいくらいの人がいいかなと思います」
人と人がつながり、新たなビジネスが生まれる空間は、日々の会話や、さりげない心遣いが積み重なってできているのだと感じました。
新しい拠点はどんな場所になるんだろう。
今まで以上にたくさんの人が関わったり、場所も広いから、最初はうまくいかない部分もあるはず。
そんなドタバタも一緒に楽しみながら、新しい拠点を育ててくれる人を待っています。
(2025/06/26 取材 高井瞳 )


