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自分の仕事が増えている
日本仕事百貨も
BIZIONARYも

※日本仕事百貨での募集は終了いたしました。再度募集されたときにお知らせをご希望の方は、ページ下部よりご登録ください。

〝自分の仕事〟をする人が増えている。

これは、この日本仕事百貨を運営する私たちが大切にしているビジョンです。

日本仕事百貨のナカムラケンタです。

みなさん、「自分の仕事」って、どんなイメージがありますか?

盛んに話し合いながら社内で共有されてきたことは、選択したものであり、納得したものなんじゃないか、ということです。

自分で選択したものは、自分の仕事だと思います。これは間違いないなさそう。

では自分で選択していない仕事は、自分の仕事ではないのか。そうではなくて、納得しているならば、それも自分の仕事だと思うのです。

わたしたちはそんな「自分の仕事」をする人たちが社会に増えていることを目指しています。

今回はBIZIONARYという新しい採用プロジェクトを進めていく担当者と、日本仕事百貨の求人記事をインタビューから写真撮影、執筆までを担う編集者を募集します。

どちらも〝自分の仕事〟をする人が増えている、という未来のために、わたしたちの中心にある大切な仕事です。

 

この3年間。わたしたちは試行錯誤をしてきました。

コロナ禍を経て、リモートワークに移行した結果、組織のコミュニケーションの量が低下。自分自身も、ほかのプロジェクトに関わっていたこともあって、なかなか新しいことを生み出すことができなくなってしまった。

メンバーはよく頑張ってくれていたと思います。経営者である自分の責任が大きかった。

ただ、当時は暗中模索だったので、西村佳哲さんに相談することにしました。

西村さんの著書『自分の仕事をつくる』に出会ったからこそ、自分たちは日本仕事百貨をはじめることができました。その後も、節目節目にご縁をいただきました。

そこから3ヶ月に1度の合宿のファシリテーションをお願いすることになります。最初の合宿は今でもよく覚えています。

場所は八ヶ岳の山麓にある清泉寮。温泉もあって、気持ち良い場所。

退職した社員も招待して、これまでみんなが抱えてきたことを、まず自分が受け止めるような時間でした。

自分の至らないこと、甘えている部分、すれ違った認識などの大洪水。

そんな濁流で、揉まれるような時間でした。息をするのもやっとだけれど、なんとかしがみつく。

これまでの自分だったら素直に聞かなかったかもしれません。話を遮って、自分の主張を続けたかも。

でもまず受け止めてみる。

夜になって夕食を食べたときも、そのあと温泉に入ったときも、呆然としてしまって、どうしたらいいか困って落ち着かなかった。

ただ、翌日になって帰りの車の中で、いろいろな意見が飛び交っているのを見たとき、「これでいいんだ!」と心強くなったことが印象に残っています。

そこから3ヶ月に1度の合宿を積み重ねていきました。

3年経って、だんだんと思ったことを率直に話せて、聞きたいことを聞ける組織になりました。こんな組織を面白がってくれる人がいたらうれしいです。

自分の給料を自分で決められる会社にもなりました。

チームごとに事業計画を立てて、人件費の予算も設定し、その中で自由に決める。積極的に働きたい人がいてもいいし、ほどほどに働きたい人がいてもいい。ライフステージによって、変化してもいい。

もしメンバーの希望する人件費がチームの予算内に収まらなければ、計画を見直してもいい。もしくは一人ひとりの希望する給与を開示して、話し合って決めてもいい。やり方はいくらでもあり、チームごとに話し合って決める。

結果として、給与は26%増えて、売上も1.5倍になりました。ただ、それ以上にうれしいことは、職場に会話が増えたことです。

今、これを書いている横で、楽しい声が聞こえてきます。笑い声が多い。本当に良かった。

 

今回、募集するBIZIONARYの担当者の一人として働いているのが村田です。みんなは下の名前、“あやなさん”と呼んでいます。

社会人10年。フリーランス支援のプラットフォームでアルバイトとして働きはじめたあと、半年で契約社員、1年で正社員へ。そのあと、コーチングを教える企業で働き、キャリアブレイクなどを経験して、シゴトヒトに入社。

日本仕事百貨のことはどんな印象でしたか?

「もともと知っていたんです。自分の経験も活かせそうだし、仕事百貨で働ける可能性があるのかと思って。採用手法にも面白みを感じてBIZIONARYに参加しました」

BIZIONARYは2日間のグループワークを通じて、一人ひとりの言動を観察・記録・分析し、コミュニケーションスタイルを明らかにするもの。

別途、採用したい企業側も一人ひとり分析することで、すれ違いのない選考を実現することを目指しています。

ある参加者は「グループワークに没頭する中で、働いている自分の素が出ているなと感じる瞬間が多くありました」と話してくれました。

企業の採用担当者は「面接と違ってお互いのことを探り合う時間がないのがやりやすい。人柄がよく見えた」とのこと。

書類選考や面談では実力を発揮できない人がいます。逆に得意な人もいる。

でもそれって、どちらもギャップのない採用ができていないかも。

また最近は性格診断テストも人気ですが、ここには課題もあると感じています。

まず自己申告による診断をしても、その人の性格を表しているのか。もしかしたら、自分の希望している人格を演じて、診断テストを受けているかもしれない。

BIZIONARYで採用した人たちはギャップをほとんど感じません。お互いの理解が進む良い方法だと思います。

そんなBIZIONARYを担当しているのが、あやなさん。

今はどんな仕事をしているのか、あらためて聞いてみます。

「BIZIONARYの運営全般を担当しています。企業との打ち合わせや参加者との面談も大切だし、レポートも作成します」

「プロジェクトの管理のため、社内ツールの効率的な運用改善だったり、データ整理だったり。自分に経験があって得意なことも率先して進めていますね」

たしかに。本当にいつも助かっています。

ほかにもカスタマーサクセスのプロジェクトを進めたり、求人のご依頼があれば編集者に引き継いだりすることも仕事の一つ。

「今、悩んでいることは、自分はヒアリングが苦手なんじゃないかということなんです」

苦手?

「そうなんです。自分は目の前の人に寄り添うことはできると思うんですが、たとえば求人だったら、求職者のことを想像することも大切ですよね。そこは勉強する部分が多いです」

いろいろな人たちとのご縁が多い仕事なので、あやなさんの社交的な人柄は活きていると感じる。

「これまで積み重ねてきたご縁も活かせるし、新しい出会いが多いことにも期待しています。そこから可能性が広がっていくと良いですね」

自分たちの仕事は、たくさんのご縁が生まれるもの。そして、そのご縁が新しい自分を形づくっていくのも特徴だと思う。

 

編集者の田辺もそんな一人。みんなからは苗字そのまま“たなべくん”と呼ばれている。

ある取材で、自分の考え方や生き方に大きな変化があったそうだ。

「去年の3月に、北海道のオホーツク海に面した興部町にあるノースプレインファームに取材に行きました。自社で農場をもっていて、チーズなど乳製品の加工も販売もする会社です」

取材2日目。早朝4時に起きて、牧場に行く。

まだ夜は明けていないから真っ暗だし、気温はマイナス10度。

「牛舎の中は牛の体温と呼吸で暖かい。それにまったく匂わなくて」

「牛の間にすっと入って搾乳していく。農場長の道坂さんは、酪農の経験はゼロ、家業でもない方。全国を転々としたあと、この仕事に就いた話も聞いて。夜が明けて、だんだん外が明るくなっていきました」

そんな時間を通して、感じるものがあった。

「自分たちが普段、手にしているもの、口にしているもの。その先にいろいろな人が関わっている。たくさんの人たちや時間の積み重ねをありありと感じて、とても感動したんです」

取材のあと、自分が手にするものの選び方が変わった。

一つひとつに、たくさんの人たちが関わっている。そんなことが想像できるようになった。

ノースプレインファームのみなさんには、ときどき連絡している。東京でイベントがあれば、顔を出してみる。

まったく違う価値観や人生に触れることで、自分の視野が無限に広がっていく。そんな日々なのだとか。

「でも、今でも書くのは大変ですね。いつも難しいと感じている」

「先方とやりとりして、取材にいく。話を聞いて、写真も撮って、文章も書く。この一連のプロセスの中で、どんな人にも苦手な部分があるはず。自分にとっては文章のところが、あんまり得意じゃないなあと気づきました」

謙遜する彼だけれど、とても頑張っている。執筆した記事の本数も前月は1番多かった。

「なんというか… まだ思っていることと文字が一致していないんですよね」

一致していない。

「たとえば、楽しいとか、美しいとか、安易に表現するのではなく、しっかりと表現したい。自分が体験したこと、耳にしたことを、文字として一致させたい」

「ゴールはなくて、途方もない感じがするんです」

たしかに。

うれしいことはありますか?

「自分の記事で入社した方に会えるのはうれしいですね」

「企業のSNSなどで、入社された方が活躍しているのを見るとうれしい。また取材のご依頼を頂くと、前回の記事で入社した方にも出会えるんです。それもうれしい。人生を変えたというと大袈裟だけど、その人の人生に少しでも関われたことはうれしいですね」

 

わたしたちの仕事は、たくさんの「自分の仕事」に出会うものだと思います。

それが誰かの自分の仕事にも、自分自身の仕事にもつながっていく。

もし興味をもっていただけたら、9月20日(土)21日(日)に開催されるBIZIONARYに参加ください。

自分たちも採用しますし、ほかにも素晴らしい企業が参加します。

その場で採用される機会がなかったとしても、それぞれが「自分の仕事」を見つけるために、一人ひとりと話す時間もつくっています。

ビジョンは「〝自分の仕事〟をする人が増えている」です。そのためには、まず目の前の一人ひとりが「自分の仕事」と出会えるように。

実は、BIZIONARYに参加された方一人ひとりと話す時間が好きです。これは「自分の仕事」だなあと強く感じます。

(2025/08/08 取材 ナカムラケンタ)

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