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地域が続くから
さとゆめも続く
いま、勝負の10年

※日本仕事百貨での募集は終了いたしました。再度募集されたときにお知らせをご希望の方は、ページ下部よりご登録ください。

地域と関わる仕事をするなら、さとゆめ。

自信を持ってそう言えるくらい、日本仕事百貨では株式会社さとゆめの仕事を数多く紹介してきました。

たとえば、山梨県小菅村の分散型ホテル「NIPPONIA 小菅 源流の村」。人口700人の村全体を舞台に、地域の資源や文化を活かした観光は、地域活性化のひとつのモデルとなっています。

そのほかにはJR東日本と共同で、東京・奥多摩を走る青梅線沿線の活性化に取り組む「沿線まるごとホテル」プロジェクトや、滞在型空港を目指してリニューアルした熊本空港内のギャラリースペース「QSHU HUB」など。

地域に入り込み、特色を活かした持続的な事業を計画、立ち上げ、運営まで関わっていく。事業プロデュース会社として、川上から川下まで、長く深く地域に伴走しているのがさとゆめです。

現在、関わっている自治体の数は50以上。役場や地域の事業者たちとコミュニケーションをとりながら、プロジェクトを前に進めているのが、コンサルタントの存在です。

今回は、東日本と西日本、それぞれでコンサルタントを募集します。

東日本は首都圏、西日本の場合は広島や高松、大阪に拠点を置き、各自治体に出張しながら働きます。

未経験からでも挑戦できるし、もちろん経験者も歓迎。経験者の場合は、より裁量の大きな仕事から任されていきます。

地域で事業がかたちになるまで、とことん向き合っていく、やりがいのある仕事です。

 

さとゆめの本社がある、東京・市ヶ谷。駅から歩いて10分ほどのマンションの一室へ。

オフィスは思いのほかコンパクト。出張が多いこともあり、社員の大半がリモートワークなのだそう。

話を聞いたのは、代表の嶋田さん。最近だとHISとの資本業務提携など、定期的に新たなニュースを耳にするので、きっといそがしく飛び回っているんだろうな。

2013年創業のさとゆめ。

「ふるさとの夢をかたちに」をミッションに掲げ、戦略策定、サービス開発、空間デザイン、収支管理など、事業の構想から実現まで、徹底的に地域に伴走してきた。

そんな事業づくりを担当するコンサルタントは、全国に25名程度。

これまでは、個人の思いやスキルに頼る部分が大きかったと嶋田さんは話す。

「今、伴走する自治体の数も、大規模なプロジェクトも増えています。難易度も高まっていて、個人に依らず組織として、確実に成果を出せる体制をつくらなければと考えてきました」

そんな背景から、ここ数年実証を重ねてきたのが「さとゆめモデル」。

コンサルタントが主に担当する、地域での調査・計画づくり。それを実現するフェーズで、より専門性の高いチームを社内外に設けるなど、協力体制が整ってきている。

「たとえば、初期投資の資金調達や、施設の運営を専門会社が担ったり。地域はもちろん、伴走するコンサルタントにとっても、より思い描くものを実現しやすい仕組みが生まれています」

「今、我々が肌で感じているのは、地域の存続への危機感なんです」

存続への危機感。

「地方自治はちゃんと維持していけるのか、この集落は残っていくのか。そう考えると、これから10年が勝負。 団塊の世代の担ってきた産業や技術や文化をどれだけ受け継いでいけるか、今が本当に勝負だと思います」

「どんどん事業を増やしているのも、会社を成功させたいというより、この10年が地域にとって勝負だから。伴走できる自治体を今できるだけ増やしていかないと、手遅れになってしまうからやっているんです」

 

もともと中国や四国、九州などの西日本では、さとゆめはあまり知られていなかった。

プロポーザルに参加するなど地道に開拓してきたことで、依頼も増えている。

西日本の伴走本部長をつとめているのが、高松に拠点を置く、俣野さん。オンラインで話を聞く。

「目に入りやすいのは施設運営のような川下の部分ですが、川上である行政の計画づくりにもどっぷり関わります。地域のいろんな関係者と話をして、合意を取りながら、5年後10年後 を見据えた計画・戦略を組み立てていく」

「川下まで見据えられるからこそ、計画段階でもリアルな議論がしやすいんです」

俣野さんが関わり始めて 約3年経つのが、日本三大 秘境のひとつと言われている、宮崎の椎葉村(しいばそん)。

受け継がれてきた文化を活かした 観光計画づくりが、プロジェクトのスタートだった。

その後、具体的に事業を進めるにあたり、 村の観光協会と共同出資会社を設立。今後は、 村に新たな客層を呼び込むための滞在・食の拠点の開業に向けて動いていく。

村の資源に価値を感じて、地域にリスペクトを持って楽しんでくれる人たちに届く場をつくっていきたい。

「椎葉村は私の自宅から6時間半くらいかかる。 でも、またすぐに行きたいと思うのは、ともに村の振興に取り組む戦友みたいな人たちがいるから」

「観光などで地方に行くのではなく 、 何度も同じ地域を訪れ、地域の人たちと意見をぶつけ合いながら、新たな価値をつくっていく。 それは仕事だからこその 関係性だと思うんですよね」

「自分にとってのふるさとをつくっていく感覚でもある」と俣野さんは話す。

日本全国に、顔の思い浮かぶ人たちが増えていくのが、この仕事の醍醐味なんだと思う。

 

俣野さんと同じ西日本チームで、広島に拠点を置いているのが安田さん。

今年7月に契約社員として入社。仕事ぶりが評価され、12月に正社員になったばかり。

前職では、地元・奈良県の市役所に新卒で入社し、観光まちづくり課で4年間働いていた。

「地域の事業者さんと仕事をする機会が多かったんですが、行政だと立場上、一歩踏み込みきれない部分がある。もっと地域のためにできることがあるんじゃないかと考えたのが、転職のきっかけです」

「さとゆめは、いつも主語を地域に置いているところが魅力的でした。伴走するのは、あくまで地域が自立していくためというスタンスにも共感しましたね」

瀬戸内海の風景が好きで、広島で仕事を探していた安田さん。今は「仕事が楽しくて仕方がない」んだとか。

「自治体の計画策定に関わる仕事が多くて。未経験なのですごく難しいですし、週の半分以上は出張なので体力的にもハードなのが現状ですね。でもこの計画が将来地域に根づいたら、と思うとがんばれますね」

中国地方を中心に5つの自治体に関わるなかで、とくに印象に残っているのが、広島県の大崎上島町(おおさきかみじまちょう)でのプロジェクト。

さとゆめは、1年ほど前の総合戦略づくりから関わってきた。

途中で加わった安田さんは、シンポジウムの実行をサポート。学生が考えた事業を町長に提案するというもので、毎週のように通って形にしていった。

人口減少という課題は止められないものの、若者と島のビジョンを描くことで、たとえ一度島を出たとしても、将来戻りたくなるきっかけになるかもしれない。

さらに、島に興味を持ってもらい、この島に関わりたい、この島に住みたいと思う人を増やしていきたいという背景もある。

「課題解決や事業づくりの手法のアドバイスや、資料づくりをサポートした。大人ではなかなか出ない発想が次々と生まれ、当日は町長も驚いていましたね」

「シンポジウムで使ったチャレンジマップも、最後の最後まで詰めて。『上島まるっと大改造』というタイトルも、10個くらいの候補から高校生たちと考えたんですよ」

当日は170人もの人が町内外から見に来たそう。終了後のアンケートでは、ほぼ全員が「次回もあるならまた参加したい」という回答だった。

次のフェーズとしては、学生が提案したアイデアの実現に向けて、公民連携で具体的に事業を進めていくところだ。

「1から10までやり方を教えてもらえる環境じゃないので、自分で調べて考え、仮説を立てる。そのうえで上司と壁打ちをして、ようやく自治体への提案内容が形になる。毎日修行だなって思ってますね」

「実は、安定した公務員から転職するべきか、しばらく悩んだんです。でも最終的な後押しになったのは、自分はやっぱり地域の人と関わるのが好きだし、地域のために何かしたいという想いが強かったこと。その覚悟があったから、突き進めているんだと思います」

 

最後に紹介するのは、東日本伴走本部長の小川さん。

2018年にリサーチ会社から転職してきた。今は東日本の案件に幅広く携わっている。

「さとゆめの仕事は当初、関東甲信越が多かったのですが 、北海道を含む東日本全域の幅 広い 自治体とご一緒できるようになったのは最近なんです」

「嶋田も話していたように、この先10年で地域の形は大きく変わっていきます。 そのようななか でどんな 生業や伝統を残していくべきなのか、 まちの活力を誰とどうやってつくっていくのか。その中身まで一緒に考えて、つくっていく ことが求められている 。 ビジョン、計画から 実行までを動かしてくれる方がいるとありがたいですね」

ここ数年の動きだと、山形県の飯豊町(いいでまち)では観光計画に携わり、滞在客を増やすために宿泊場所の検討やツアー造成の実証実験など をはじめている。

北海道・函館市では、グリーンツーリズム推進事業を担当。地域の食材を味わう食体験や、生産者との交流、水源となる川でのカヌー体験などを組み込んだツアーをこの秋に開催した。

ホテルだったり観光ツアーだったり、最終的なアウトプットの枠組みは、ほかの会社でもできるもの。

ただ、利益を生むことが目的の事業とは、根本的な考え方が異なっている。

「わたしたちが目指すのは、事業づくりを通じて地域の価値が再発見され、これからも続くその地域らしさが可視化され、仕組みになること 。なので、必ず地域の資源を活用し、地域の人と 深く連携しています」

独自の事業を生み出すには、一定の知識や経験 を持って地域の特性を考えて いく必要がある。

入社後数年かけていろんな地域に主体的に関わっていくことで、おのずとできるようになっていくんじゃないか、と小川さん。

「好奇心旺盛で、新しいことを学び、考えるの が好きな人のほうが、この仕事は楽しいと思います。普段の生活でも、なんでこの商店街はにぎわっているんだろう、どういう人が来ているんだろう、と観察して考えて、自分の学びにできるような人」

小川さんが以前働いていたリサーチ会社は、依頼を受けて納品することで、一つひとつの案件は完了していったそう。世の中には、そういう仕事のほうが多いんじゃないかと思う。

「さとゆめの仕事は、そこに地域がある限り、終わりがないんです」

「一つ事業をやれば、また次にやること が見つかる。今年度の着地に向けて動きながら 、次 に何をやるかを 話してるんですよ。3〜4年先の約束を、いろんな地域とし続けている感覚なんです」



地域がある限り、さとゆめの仕事は終わりません。

日本中にいる、顔の見える人たちのために、本当に力になれることをしたい。そんな熱量が、事業を、地域を、前に進めていくのだと思います。

(2025/10/28 取材 増田早紀)

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