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時間とともに味わいがます
デザイナーズ賃貸を
つないでいく

賃貸物件を探すとき、どんな基準で選んでいますか?

家賃・広さ・築年数・駅からの距離、いろいろあると思います。

でも外観や部屋の雰囲気がすてきだったり、好きな建築家が手がけた部屋だったり。そんな目線で物件を選んで、理想の暮らしができたら。心はもっとゆたかになるはずです。

オーナーや建築家の想いが込められた建物に共感し、その魅力を大切にしながら暮らす人たち。

そのあいだで、建物の価値を守り続けているのが、タカギプランニングオフィスです。

建築家が手がけたデザイナーズ賃貸マンションを企画から仲介、入居後の管理までを一貫して手がけている創業29年目の不動産会社です。

今回、募集するのは建物管理スタッフ。

主な仕事は、入居者からの設備の不具合や暮らしの困りごとへの対応です。

ほかにも、退去後のお部屋を次の入居者へ気持ちよく引き継ぐため、原状回復の内容をオーナーへ提案したり、工事の手配を行ったり、建物の価値を維持するための管理も担います。

さらにタカギプランニングオフィスは、社員のライフワークバランスを大切にし、休みの取りやすさやリモート勤務など、柔軟な働き方を積極的に取り入れています。

未経験の方も歓迎です。

大切なのは、建築への興味があることや人と関わることが好きなこと。柔軟な働き方をしたい人にも知ってほしい会社です。

 

四ツ谷駅を出て、ユリノキ並木が広がる大通りを3分ほど歩く。脇道に入ると右手にタカギプランニングオフィスが入るビルが見えてきた。

2階に上がると、建物管理部門の上長でチーフマネージャーを務める杉本さんが出迎えてくれた。入社15年目で部門全体の統括をしながら、今も建物管理を20棟担当する。

「タカギプランニングオフィスが扱う建物は、建築家がデザインしたもので一つとして同じ間取り、同じ外観のものはありません。建築家やオーナーさまの意向に沿って建てられた、いわゆるデザイナーズ物件ですね」

もともと、不動産の会社で働いていた杉本さん。実際に働き始めてから、デザイナーズ物件の魅力に惹かれていったという。

タカギプランニングオフィスが扱うデザイナーズ物件は、表面的な装飾や奇抜さではなく、住み心地のよさと機能美、そして普遍的なデザイン性を持ち合わせている。

「建物は、建築家の強い想いが込められたものばかりです。デザイン性と機能性のせめぎ合いが常にあります。だから、普通の建物と比べて、施工も圧倒的に大変なんですよ」

手間をかけた建物だからこそ、世に出すときは、この建物がどうつくられて、どんな特色があるのかを伝えるため、HPでも設計者のコメントを掲載している。

「いろいろな人の想いが詰まった建物なので、オーナーさまも建物をすごく大事にされています。入居を希望される方もその想いに共感し、物件に特別な気持ちを持った人が多いです」

それぞれが物件へ特別な想いを抱いている。

だからこそ大切に管理し、ときが経ってもその魅力を維持し続けることが、建物管理スタッフの役割になる。

一般的な物件は、築年数が経つと賃料を下げる賃貸も少なくない。でもタカギプランニングオフィスは古くなっても、価値を高められるように大切に物件を育てていく。

たとえば、明け渡し時に部屋の床が削れてしまっていれば、張り替えの必要が出てくる。

同じものに替えるのがベストだけれど、在庫がないことも。

「一般的な物件だったら、素材が似ていたり、見た目が同じで値段の安いものを選ぶと喜ぶオーナーさまが多いと思います。でもデザイナーズ物件を同じように直すとチープに見えてしまうこともあって」

「それはオーナーさまにとっても本意ではないことが多いです。そういうときは、物件を手がけた設計事務所に連絡を入れて、どういった原状回復が望ましいかアイデアをもらうこともありますね」

建物の全体のイメージや入居者の使用状況などもふまえて、今後も建物をいい状態で維持していけるような提案をする。

それがタカギプランニングオフィスの建物管理の面白さ。

仕事内容は退去時の立ち会い、原状回復費用の調整のほかにも、エアコンの不具合や水漏れ、騒音や近隣トラブルなど、さまざまなお困りごとに対応する。

近年、物件の築年数が経ち、対応する内容が複雑になってきているという。

現在は1人あたり250〜300部屋を担当している。今後の部屋数の増加も見据えて、新たに建物管理スタッフを募集することになった。

「入社して半年ぐらいは、入居者さまの対応をメインに、積極的に現場に行っていただきます。実際にご自宅に伺うことで、デザイナーズ物件についての知識も増やせると思います。ある程度物件のイメージや対応の仕方を覚えたうえで、オーナーさま対応や物件担当を任せていけたらうれしいです」

杉本さんは、プライベートの時間も大切にできる環境を求めて仕事を探し、タカギプランニングオフィスに入社した。

「不動産業界って、火曜日や水曜日の休みが多いんですよ。固定の週休2日よりも、1日はシフトで休みを選べる今の働き方が自分には合っています」

1週間のなかで、固定の休日は日曜日。もう1日は金曜日と土曜日以外なら比較的自由に選択ができる。

建物管理部門では、担当者が休みの日はチームでしっかりフォローし合うため、連絡に追われることもない。また、毎週金曜日には全体ミーティングや部内打ち合わせがあるため、わからないことがあっても対面で直接相談できる安心感がある。

「いろんな案件を同時に進めるマルチタスクが求められる仕事なので、すべてを自分だけでというより、チームで協力することを意識できる人だといいですね」

 

となりでうなずきながら話を聞く、建物管理チームの植田さん。

新しく入社する人にとって一番身近な先輩になる。

「新卒で仕事を探していたときは、自分の時間も大切にしながら働くことは難しいと思っていました。でも杉本と知り合い、仕事もプライベートも充実させられる環境があると知って興味を持ったんです」

そのあと杉本さんから声をかけてもらい、2020年にタカギプランニングオフィスに入社する。

営業からのジョブローテーションを経て、今年から建物管理スタッフとして働いている植田さん。

「営業は、入居希望者から『ここに住みたい』という前向きなお問い合わせが多いんですよ。でも建物管理だと故障で困っているとか、近隣トラブルとか、どうしてもネガティブな対応になるので、異動してからは、そのギャップに大変さを感じることもありました」

入居者からのお問い合わせは、専用アプリやメールを通じたものが中心。

状況の写真も一緒に送られてくるため、現場の不具合を事前に把握しやすい工夫がされている。

それでも入居者に安心感をもってもらえるよう、なるべく現場へ足を運び、自分の目で状況を確認することを大切にしている。

たとえば夏場のエアコン故障や漏水は、入居者の生活に直結するため緊急で対応する必要がある。

「社内にいて、入居者さまや業者さんから報告を受けるだけでは、ぼやっとした頭の中でのイメージに留まってしまうんです。だから、現場で話を聞き、どういう経緯で、いつごろ起こったとか。オーナーさまにきちんと説明できるよう現場を細かく見て、写真もたくさん撮るようにしています」

ネガティブな問い合わせに対応するのは大変そうですね。

「私は人と話をするのが好きなので、『どういう対応をしたら喜ばれるか』を常に考えて対応しています。だから嫌だと思ったことは、一度もないんですよ」

入居者から困ったときに「あの人に連絡したいな」と思ってもらえる存在になれるよう、一人ひとりに向き合っているという。

「オーナーさまから2棟目の管理もお願いしたいとご相談が来たり、すごい怒ってる入居者さんの対応をして、結果として良好な関係が築けたときは、この仕事をしていて良かったって感じますね」

「新しく入る方も、人と人との付き合いを前向きな気持ちで、大事にできる人だといいですね」

 

最後に話を聞いたのは、賃貸営業部門のリーダーの吉田さん。大学でインテリアデザインを学び、新卒でタカギプランニングオフィスに入社。今年で12年目を迎える。

退去後の次の入居に向けて、建物管理スタッフが進めるクリーニングや、設備の更新などに対して入居者募集の目線からも提案する。

「入居を希望される方には、値段や立地の情報よりも空間の魅力を伝えることを大切にしています。デザイナーズ物件の魅力に共感して、大事に暮らしてくれる人と結びつけられたらうれしいですね」

「すぐに入居されたい方が内見に来られたときは、『クリーニングで、どれくらいキレイになりますか』と細かく気にされることも多いので、その声を建物管理スタッフに伝えています」

ただ、修繕費用はオーナーと前入居者の負担になるため、すべてを修理したり、新しくしたりすることはむずかしい。

「営業も同じ物件を担当しているので、気になる点があれば入居希望者の視点から意見を出し合うことがあります。そうした意見も参考にしながら、管理スタッフはオーナーさまの希望や費用感に沿った対応を進めています」

「営業と管理は担当物件について日ごろから連携して進めているため、些細なことでも相談ができると安心ですね。金曜日の全員出社日のタイミングで、細かいこともよく話し合っていますよ」

この働き方ができるのは、スタッフ一人ひとりの真面目さのうえに成り立っていると吉田さん。

シフト休のほかに、週1回の在宅勤務制度ができたり、固定の席を持たないフリーアドレスを導入。

現場へ足を運んだとき、わざわざオフィスに戻らなくても、近くのカフェなどで仕事ができるモバイル勤務も行われている。

「遅刻をしないとか報連相をちゃんとするとか、一般的なルールをみんながきちんと守っていますね。自分さえ良ければいい、という感じの人はいないので、働きやすい環境が維持できているんだと思います」

 

つくり手の想いが詰まった空間を、共感する住まい手につなげ、大切に建物を育んでいくタカギプランニングオフィス。

物件への愛着の輪を広げていると感じました。

そしてもう一つ社員に共通しているのは、仕事とは別に居場所があったり、自分の好きを大切にしたりしていること。

休日はバンド活動やライブを楽しんだり、家族との時間を充実させたり。

それが仕事の原動力にもつながっているんだと思います。

賃貸のつなぎ手として、新しい一歩を踏み出してみませんか。

(2026/08/06取材 小菅綾香)

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