4.14 Sun
しごとバー
ゲイの歴史を考えナイト

※このイベントは終了いたしました。

はじめまして。わたくしは、現在、モーション・ギャラリーにて、エイズを題材にした映画『ノーマル・ハート』の原作を刊行するために、クラウドファンディングをしている“『ノーマル・ハート』普及委員会”と申します。
【詳細はこちら】
https://motion-gallery.net/projects/the_normalheart

『ノーマル・ハート』は、1980年代にアメリカを襲ったエイズ危機を描いた伝説的な戯曲です。【トニー賞リバイバル賞受賞作】

2014年には、『glee/グリー』『アメリカン・ホラー・ストーリー』などで知られる稀代の演出家、鬼才ライアン・マーフィーの手によって映画化され、米国ケーブルTV局HBOにて放映されました。

1980年代、ホモセクシャルに対する絶望的な迫害のなか、エイズ危機と戦った人々の愛と死を強烈に描き出し、放映されるやアメリカ中を驚愕の渦に巻き込んで、ゴールデングローブ賞助演男優賞（マット・ボマー）、エミー賞等を受賞。

『ホワイト・カラー』などで知られる、日本でも人気の高い俳優マット・ボマーや、マーク・ラファロ、ジュリア・ロバーツらが出演し、2014年最大の話題作となりました。しかしながら、日本では、未だソフト化されていません。

今回、クラウドファンディングで刊行する戯曲『ノーマル・ハート』は、傑作『フロント・ランナー』（著：P・N・ウォーレン）の翻訳者で知られる、ジャーナリストの北丸雄二氏が翻訳されています。

【写真はOUT IN JAPANより】
http://outinjapan.com/yuji-kitamaru/

その北丸雄二氏をお招きし、1980年代以前の、『ノーマル・ハート』の時代背景をご紹介いたします。

残虐すぎるゲイへの迫害、阿鼻叫喚のエイズ、そこから生まれ出た、ゲイ文学の数々……。

死に際に、皮肉にも男同士でありながら、普遍的にして古典的な結婚式で、“永遠の愛”を誓い合うことになる、戯曲『ノーマル・ハート』が社会に与えた影響――絶望のエイズ禍から同性結婚へと、希望へと――

今、この時代に、なぜ『ノーマル・ハート』が必要なのか。映画のこぼれ話なども含め、北丸雄二氏と対話をする会となります。

モーション・ギャラリーのコレクターの方、『ノーマル・ハート』にご興味のある方など、幅広い方のご参加をお待ちしています。

北丸 雄二（きたまる・ゆうじ）
ジャーナリスト。東京新聞ニューヨーク支局長を経て、独立。TBSやFM TOKYO、大阪MBSなどでラジオ・コメンテーターやニュース解説も行う。ゲイが選ぶゲイ文学の名作第一位『フロント・ランナー』の翻訳家としても知られる。
【Twitter】
https://twitter.com/quitamarco

今回のしごとバーは、クラウドファンディングプラットフォーム『Motion Gallery』との連動企画です。

現在、『ノーマル・ハート』のクラウドファンディングを開催中！
エイズ危機を描いた傑作『ノーマル・ハート』の戯曲刊行を目指し、クラウドファンディング中。経緯の詳細は、下のリンク先をご笑覧くださいませ。
【ホームページ】
https://motion-gallery.net/projects/the_normalheart
【Twitter】
https://twitter.com/the_normalheart

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