山のサハラさん2020/10/9
10月9日 金曜日
葉が色づいていることに気づく。人もまばらとなり、物静かな日和がやってきた。
「きれ~い」などと声に出さなくとも、そっと自分の胸の内で楽しんでいればいいような。
まったく、言うことなしのひと時です。
山小屋の稼ぎ時は過ぎてしまったけれど、ようやくこうして秋を味わっている。ぽっと落ち着いた時間ができたので、よくよく考えたかったことを引っ張り出すことにしました。
それは、冬の仕事と暮らし方について。
ただ、じっと座って考えるのではありません。そんな時は、料理や読書をしながらアイディアを巡らせるのが、一番調子が良いことを知っています。
夜な夜な、翌日のおたのしみづくりに鷄チャーシューを仕込みながら・・とか。
この頃の自分のトピックでもある「昭和の店に惹かれる理由」を探る本を読みながら・・とか。
その結果、冬。なかなか面白くなりそうです。
詳しくはまた次のコラムにてッ
「山のサハラさん」は、日本仕事百貨のメールマガジンから生まれたコンテンツ。全国を旅するように働く佐原真理子さんが綴る日記です。