取材の寄り道
島根・出雲編

先日、島根県に取材に行った帰りに、念願の出雲大社へと寄り道しました。

実は私、社内で「島根担当」と呼ばれるほど島根に取材に行くことが多いのですが(※偶然です)、一度も出雲大社にたどり着くことはできずにいました。

すでに日が暮れかけていて、ゆっくりする時間はなかったものの、ドキドキしながら境内へ。

ようやく足を踏み入れた時には、なんだか清々しい気持ちというか、溜まりに溜まった毒気がすっと落ちていくような気がしました。

一般の神社参拝の作法は、「二礼二拍手一礼」ですが、出雲大社は「二礼四拍手一礼」なのだそう。もともとは祭典のときに神様への敬意を表して8拍手をすることからきていて、日常的には半分の4拍子を作法としているのだとか。

役場の方に同行いただいたので、正しい作法を知ることができました。これはきっと、ご利益があるに違いない。

そのあとは、沈んでいく夕日を追いかけて近くの海岸へ。

みんなで夕日を眺めながら、お土産用にと買っていたメロンパンを静かに頬張ります。今度プライベートで来たときには、みんなでバーベキューをしましょう!という約束もしました。

明日も頑張れそうなエネルギーを蓄え、このご縁に感謝しながら東京に帰るのでした。

(2018年10月に掲載した隠岐観光協会の求人取材時の寄り道です)

 

大阪人の熱い魂を秘めた東京育ち。料理とお菓子づくりが好き。夜中に思い立って突然つくりはじめることがあり、人にびっくりされる。怒っていても悩んでいても、美味しいものを食べて一晩寝れば、次の日にはたいていのことは忘れている。令和も楽しくいきたい。