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マジメに、おもしろく

※この仕事は募集終了いたしました。ご応募どうもありがとうございました。

仕事をする上で、自分が信じるものを貫くのってむずかしい。

新しいアイディアが浮かんでも、上司の意見や世の中の常識にとらわれて実現できないこともあるし、買ってくれる誰かの想いよりも、効率を重視したほうが儲かることだってある。

でも一番に儲かるものではなくても、自分たちの提供しているサービスがいいものだと、自信を持って豊かな価値を生み出していけたら。

仕事としての持続性もあって、社会にもきっと求められていく。

そしてなにより幸せに働けるんじゃないかと、取材をしていて思いました。

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東愛知日産自動車株式会社は、これまでカーディーラーの枠にとらわれず、車を通じて人と人のつながりや魅力的な地域社会を生み出したいとさまざまな取り組みを行ってきました。

カーディーラーだと侮るなかれ。

たとえば車の売り方を根本から見直し、移動手段である車を扱ってきた経験を活かして、ショールームに「旅」に特化した本屋さんもつくった。

今回は一連の取り組みの仕掛け人でもある副社長の青木さんの、右腕として働く人を募集します。

主な仕事は人事・採用や社内プロジェクトの推進・管理など。青木さんをアシストしながら、一緒に採用活動のコンセプトづくりから経営に関わる部分まで幅広く関わってほしいです。

将来起業を考えている人や、人に喜んでもらう仕事がしたいという人にも良いチャンスだと思います。

愛知県は豊橋市にある東愛知日産の本社。訪れるのはもう3度目になる。

お店の前で迎えてくれた青木さんが、なんだか少しうれしそう。何かあったんですか?

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「実は今季、黒字決算で乗り切れまして。新しい取り組みをスタートした当初は大変だったものですから、少し肩の荷がおりた思いです」

青木さんの言う新しい取り組みとは、自動車販売とソーシャルデザインを組み合わせた独自の仕組みのこと。

本業である自動車販売では、整備永久保証や消耗品の割引など、長く快適に車に乗り続けてもらうためにアフターフォローに力を入れたサービスを導入。その場で購入を迫るような、従来の押し売り型の営業も廃止した。

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「それでは乗り換えまでの期間が長くなって、利益が上がらないという声もありました。でも、メーカーや車種にこだわりがなく、車を単なる移動手段として考える方が増えているなかで、僕ら働く人の姿勢に共感してこの人から買いたいと考える時代になっていくと思うんです」

「だからこそ売り手都合の利益追求は絶対にしたくない。この東三河の地域では、移動ツールとして車は欠かせない存在です。車を長く楽しんでもらうことが、僕らなりの地域貢献にもつながると思っています」

50年以上この地域で商売をしてきた経験を活かして、地域の悩みごとを解決するような取り組みも多く展開している。

たとえば、ショールームに併設した本屋や、東三河の生活情報サイトの運営、子育て中のママ向けのイベント開催もそのひとつ。

どれも業界の常識にとらわれない、地域に暮らす人たちや、お店を訪れる人たちに寄り添ったものだ。

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当初は、社内に反対の声もあった。青木さんを突き動かす、原動力はなんだろう。

「楽しいことや人に喜んでもらえることへの欲望っていうのが、無限大なところがありますね」

それは前職の大手広告代理店で働いているときに感じたことが大きいという。

「日本でワールドカップがあったときに、日本代表の歌を手がけたんです。日本中で、何百という人が自分たちのつくった歌を歌いながら夜通し飲んでいる。その姿を見て、ここまで大きい波紋になるんだなと体感しました」

「ただ、どれも一過性の社会現象みたいなことばかりで。おもしろいけど、真面目ではなかった。真面目なことをやりたいって思いはじめたんですよね」

真面目なことをやりたい。

「車って300万円もかけて、10年先のライフプランまで一緒に考えながら、それでも迷って選ぶんです。そうして最後にはありがとうって喜んでもらえる」

「ワールドカップのようにたくさんの人が相手ではなく、目の前のひとりかもしれないけど、きちっと人の役に立てる。やめようと悩んでも、だからやりたいと思うんです」

そんな青木さんの姿をみて、社内のスタッフも訪れるお客さんも、少しずつ取り組みに興味を持ちはじめた。業績も黒字になり、2015年に蒔いた種は確実に芽を出しつつある。

そのなかで、今回入る人はどんなふうに働くことになるのでしょうか。

「採用イベントに参加してもらうことはもちろん、社内プロジェクトの進行管理もお願いしたいです。単にスケジュールを管理するのではなく、各プロジェクトの中身まで把握した上で、どうすれば上手く回るのか、提案をしてほしいと思っています」

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「たとえば、子育ておしゃべりカフェではお母さんたちとの距離感をもっとこういうふうに変えたらいいんじゃないか、採用で県外の学生を集めるためにどんなアプローチをしたらいいかというように。イメージは経営企画室長みたいな感じですね」

難しいからと諦めるのではなく、青木さんのようにどうすれば実現していけるのかを考えながら動ける人を求めています。

一緒に働く人たちにもお話を聞いてみます。

ご紹介するのは、青木さんととても近い距離で仕事をしているお二人。新しく入る人も、二人と青木さんの間に入って調整をしたり、一緒に働く場面が多いと思います。

まずは、新規事業開発グループで働く森さん。

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もともとは水族館で働いていた方で、日本仕事百貨をきっかけに入社した。書店と、子育ておしゃべりカフェを担当している。

「今までやってきたことを捨てて、一から新しいことに挑戦したいと考えていました。いろんな仕事がある中で、東愛知日産はちょっと異質な感じがしたんです」

たしかに。

「カーディーラーの中に本屋なんて、ありえないことをやっていたのが決め手ですね」

いざ飛び込んでみると、選書や値付け、利益の計算など数字的なことから、お母さんや子どもたちに喜んでもらえる企画の立案まで、本当にさまざまな仕事に携わることになった。

印象に残っている出来事を尋ねると、本屋の一周年フェアの話をしてくれました。

「毎月新刊が入るわけではないので、お客さんに少し飽きられてしまった感じがあって。テコ入れも兼ねて何か大きなことをやりたいと青木さんと話していたときに、本文の中の一文だけを書き出して、タイトルも著者名もすべて隠してみようという話になったんです」

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普段は手に取らないような本に出会うことで、新しい刺激になればという想いからはじまった企画だった。

ところがやってみると、いろいろな問題に直面することになる。

「本を覆ってしまうとレジを通せないので、金額のシールを全てに貼り直すことになって。包み方も、どう並べるのが一番いいのか考えて、200冊近くをひたすら一人で包みました」

「アイディア出しは、青木さんが一緒にやってくれることが多いです。でも実際にやるのも、考えるのも自分なんですよね」

たとえ失敗しても、まずは自分で考えてやってみてほしいと青木さんは考えている。

本をいくらで買って、どれだけの粗利をつけて売り場に出せばいのか。外に出ていることも多い青木さんに電話で指示を仰ぎながら、ゼロから経験を積んできたという。

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「だから“楽しい”と“大変”が、交差する感じ。余裕がないと、しんどいときもあります。先に教えておいてくれれば、失敗しなかったのにと思うこともある」

「でもコンセプトから外れなければ自由にやらせてくれるし、なぜやるのかわからないまま作業をするっていうこともないです。任せるよって言われたときはプレッシャーですけど(笑)」

話を聞いていると、自分なりに考えながら仕事に向き合う様子が感じられる。そんな森さんには、今後やってみたいことがあるそう。

「ご飯食べるためとかお金を稼ぐためとか、目の前のことに追われて仕事をする。生きるってそういうことだけじゃないと思うので、今扱っている本やイベントを通して伝えていけたらと思っています」

「まだ形にはできていないけど、ここでなら実現していけそうな気がします」

仕事を任せてもらえる。それを自由だと感じる一方で、同じように試行錯誤しているのがマーケティングチームマネージャーの屋地さん。

「青木さんには、無理難題を言われることもあるんですよ。僕らを試しているというか。だから相当悩みますけど、80点の答えより120点の答えを出したいですから」

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約2年前に入社。青木さんのアイディアを、どうすれば実務に落とし込めるのか、会社経営に活かしていけるのか。冷静に分析して形にしていくのが屋地さんの役割です。

具体的にはどんな仕事をしているんですか。

「今は広告物の企画などがメインですが、経営や採用にも広く関わっています。マーケティングは、会社の売上が伸び続ける仕組みをつくることが仕事なので、そのための手段は問わないという感じです」

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大学を卒業後、ずっと広告業界で働いてきた。

前職ではマネージャー職を任され、部下もいたという。だけどどこかモヤモヤする気持ちを抱えていた。

「営業職をしていたんですが、マーケティングにも興味があって。社内にはマーケティングプランナーがいて、戦略を考えていたんですが取り組みはなかなか進まなかった。これでは絵に描いた餅じゃないかという思いがあったんです」

「畑違いではあるけれど、自分もマーケティングの世界に飛び込んでみたいし、立てた戦略を実現できるところで働いてみたかったんです」

東愛知日産で働くことで、これまで関わることのなかった経営についても意見を出せるようになった。

たとえば、屋地さんの発案で営業マネージャーを集めたミーティングを月に一回開催することになったそう。

店長に集中しがちだった責任を、マネージャーを活性化することで分散する。それが店長にとっても刺激になり、より良い店舗経営につながるという考えではじめた試みだ。

「社歴に関わらず発言ができて、どんどん仕事も任される。大きなものを動かす醍醐味を感じています。言ったからには成功させないといけないですから、これからが大変ですね」

何かを変えたいと思ったら、まずは自分が動いてみること。

みなさん、それを実践している人だと思います。

何か問題があったとしても、誰かの言葉通りではなく自分で決断しているから、まわりのせいにはしない。だからこそ、納得して働けているように感じました。

そんな働き方に少しでも興味があれば、ぜひ青木さんたちと直接会って話をしてみてください。それだけで、何かに気づくこともあるかもしれません。

(2017/9/25 並木仁美)

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