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信頼は1日にしてならず
曇りなき商品を
一つひとつ届ける

※この仕事は募集終了いたしました。ご応募どうもありがとうございました。

「私たちの商品は、ただ安さを求める方には合わないかもしれません。だけど肌が弱くて困っている人や、必要とする人がいるなら応えたい。そんなふうに一つひとつものづくりを進めてきました」

そう話してくれたのは、エコーレア株式会社の代表・倉橋さん。

エコーレアは、地球環境と人に優しく、安全性の高い成分を使用した化粧品の開発から製造、販売までを手がける会社です。

商品の多くは「生活クラブ」という生協の一団体の依頼から生まれたもの。

生活クラブは、取り扱う商品の原材料や添加物などすべてを消費者に明かします。商品を卸すエコーレアも、誠実なものづくりを続けることで信頼関係を築いてきました。

今後、世の中の変化に応じた商品の企画やアプローチを進めながら、より多くの人にエコーレアの商品を届けていきたい。

会社の想いや考えを伝え、販路拡大に向けて動いていく仲間を募集します。

東京・北区。

エコーレアは、JR東十条駅から徒歩5分ほどのマンションの一室をオフィスにしている。

扉を開けると賑やかな雰囲気。スタッフの数は6名と少人数ながら、「これ、どう思う?」と活発に意見が交わされている。

その様子を見ながら目を細める代表の倉橋公二さんに、まずはこの会社の成り立ちについて教えてもらう。

「エコーレアはもともと、石鹸の専門メーカーであるヱスケー石鹸から派生した会社なんです」

倉橋さんは現在、ヱスケー石鹸とエコーレアの代表を兼任している。

ヱスケー石鹸の創業は約100年前。手洗い洗濯の時代に、固形石鹸よりも使いやすい粉石鹸の製造販売を開始した。

しかし電気洗濯機が普及すると、冷水にも溶けやすい合成洗剤が重宝されるように。家庭での粉石鹸の需要はなくなり、クリーニング店などに販路を移していった。

ところが、合成洗剤によるさまざまな被害が次第に表面化しはじめる。

「合成洗剤を使うことで河川が泡だらけになったり、お子さんが誤飲して亡くなったり。毎日使う主婦の手が荒れる『主婦湿疹』と呼ばれる症状も出ていました」

うねりはやがて大きな社会現象となり、合成洗剤に代わる商品が求められるようになった。

「そこで石鹸をつくり続けていたヱスケーに話がやってきて、再度家庭用の粉石鹸をつくることになりました。生活クラブさんとのお付き合いもそんななかで生まれて。会員さんの要望を受けて、食器用の液体石鹸、シャンプーやコンディショナー、歯磨き粉…と商品を増やしてきました」

人や環境によいものをつくり出していきたい。

工場長でもあった倉橋さんが大切にしてきたのは、まずやってみるという姿勢。

「実は石鹸っていろんな場面で使われていて。印画紙のコーティング剤とか、車のブレーキパッドの中とか。そんなものにも使えるの?と思うような依頼がきたこともあったけれど、できないと断ったことは一度もなかったんです」

そんな姿勢が信頼されて、生活クラブから化粧品の製造を依頼される。そこで化粧品の製造販売業を担う会社として、エコーレアが誕生した。

「化粧品なんてはじめてだから、手探りでのスタートでしたね」

はじめにつくったのは、1つの成分だけを使った化粧品だった。

「化粧品の裏面を見るとたくさんの成分が並んでいるけど、どんな効果があるのかよくわからない。それなら一番効果のある成分を突き止めて、それだけを使ったらどうだろうと思って」

効果は確かにあったものの、乳化されていない化粧水では肌のりが悪いという欠点も見つかった。

「それならフェイスマスクに浸してみたらどうか?って。試行錯誤を続けました」

染料植物のヘナを使った染毛料をつくったときには、取り扱い企業をまわり、信頼できる仕入先を探した。インドにある畑や生産工場も視察したそう。

「うちのお客さんは、肌が弱かったりアレルギーがあったり、何かしら悩みを抱えている人が多いんです。だからできるだけ刺激がない、悩みを軽減できるような処方で開発しています」

流行などに左右されるのではなく、自分に合うと思ったものを選んでもらいたい。

だからパッケージはシンプルなデザイン。ホームページでは、成分をすべて公開している。

「そんなふうに一つひとつ考えながらものをつくっていくのは楽しいし、それでみなさんの生活がキープできていればうれしいですよね」

では、新しく入る人はどんな役割を担うことになるのだろう。

答えてくれたのは、課長の倉橋明伸さんです。

「実は今、社外のお付き合いに全然手がまわっていない状態で。この人数ですから、新規取引のお声がけに対応できる人がいないし、既存の卸先にもご挨拶できていないくらいです」

エコーレアの商品は、ただ置いておけば売れるというものではない。

たとえば化粧水でも、ドラッグストアなどで売られている商品の約3倍の価格。なぜその価格になるのか、他社の商品とはどう違うのか。商品の背景まで熟知して伝えられなければ、本当の良さが伝わらない。

だからむやみに販路を拡大していくというよりも、エコーレアの想いや考えをしっかりと浸透させていく人が求められているという。

「まずは卸先の店舗を訪ねて、会話してもらうことが必要ですね。全国の生活クラブでは、ユーザーである会員さんとの交流会や勉強会も定期的に開催しています。そこに講師として参加してもらうこともあります」

自分たちの想いを伝える一方で、お客さんの生の声を吸い上げるのも大事な役割。

それらは品質改善のヒントとなったり、新たなものづくりにも活かされていく。自社工場を持つエコーレアでは意見が反映されるスピードも速いのだそう。

一緒に働くのは、どんな人がいいでしょうか。

「今、社内では専任の担当者がいない状態ですし、最初から完璧にできなくてもいいんです。失敗することもあると思う。ただ、それに対して言い訳をするんじゃなくて、どうしていけばいいのか一緒に考えていける人がいいですね」

「それから、好奇心がある人に来てもらえるといいかな」

たとえば、石鹸を使ってみたとき。洗い心地はどうだろう、スポンジではどれくらい泡立つのかな。パッケージは、洗面台に置いたときに違和感がないだろうか。

そうしたセンサーを持っている人がいい。

「うちの商品全部を好きになってくれとは思わないんですけど、好きなところを見つけてくれたら覚えていきやすいし、売りやすくて仕事も楽になると思うんですよ」

式守さんは、まさにそんなふうに商品への愛着を育んできた人。

「私にとって化粧品は、一番苦手で無関係なものだったんです。知識もほとんどありませんでした」

日常的に使うのは化粧水とファンデーション、口紅くらい。美容液は塗ったことすらなかった。

ただ、縁あって働くからには、自分でも使ってみないと効果を説明できないと考えたそう。

「使ってみたら、酷かったニキビ跡もなくなって。肌が改善されていくのが実感できたんです。そこから化粧品への考え方が変わりました」

考え方が変わった?

「はい。それまでお化粧っていうのは色をつけるもの、装うものだと思っていて。でもここでは基礎となる肌をきれいにするものなんですね。奥が深いなぁと日々感じています」

そのぶん、思っていたよりも多くの知識が必要だったと話す式守さん。それにエコーレアでは、世の中で一般的であっても、使わない原材料もある。

まずはそれぞれの原材料にどんな効果があるのか、どうして使ってはいけないのかを理解するところからはじまる。興味が持てれば、自然と知識も増えていくと思う。

最後にお話を聞いたのは、新卒でエコーレアに入社した佐藤さん。ぱっとまわりを明るくするような、笑顔が印象的な方です。

「大学4年生になったときに自分は何がしたいのか考えたら、漠然と人を幸せにしたいなと思って。自分を偽ることなく、自信を持って売れるものを扱いたいと考えたんです」

もともとお母さんが生活クラブに加入していた佐藤さん。ヱスケーの石鹸もずっと使い続けてきたのだという。

「私は昔アトピーだったし、今もアレルギーがあって顔がかゆくなる。そういう人も使えるものをつくっているところで働けたら、私も楽しいし肌の弱い人たちもハッピーになるかなって」

想いを持ってつくられたエコーレアの商品を、多くの人に知ってもらいたい。

けれど、ずっと生活クラブと共に育ってきた佐藤さんには、市販の商品を使っている人の感覚がわからなかった。

「華やかなパッケージではないし、使い心地も違う。私にはそれが普通だけど、そうじゃない人が使ったらどんな反応になるのか知りたくて。課長と相談して、大学の友達10名に石鹸シャンプーのモニターテストをやってもらうことにしたんです」

結果は半数近くが今後も使い続けたい、と答えてくれた。

「石鹸シャンプーって、髪が結構きしきしするじゃないですか。でもそれはキューティクルがちゃんと開いて汚れを落とせているから。そこにコンディショナーをすればしっかり浸透して、髪を守ってくれるんです」

「逆に市販のシャンプーは髪がつるつるになるけれど、キューティクルが開かずに汚れが落としきれなかったりする。そういう話をきちんとしました」

正しい知識を提示すれば、相手もその情報を受け取ってくれる。理解が深まれば商品を使ってくれる可能性も増えると実感した。

「うちの商品って一般市場には出ていないようなものだから、コアな人の間でしか広まらないと思っていたんです。でもいいところはちゃんと認めてもらえる。もっと市場に広げていけるんじゃないかなと思えました」

現在、エコーレアの商品は少しずつパッケージのデザインや打ち出し方も変えて、より多くの人に選んでもらえるよう工夫をはじめているところ。

佐藤さん自身も、ECサイトの毎月のキャンペーンチラシをつくったり、受発注やお客さんからの問い合わせの電話に対応したり。少しずつできることの幅を広げている。

将来、実現したい夢もあるのだとか。

「介護施設をまわって、エコーレアの商品でメイクをしたいんです。肌に優しいし、おばあちゃんたちも久しぶりにメイクアップしたらうれしいんじゃないかなって。だからもっと実力をつけて、自分で提案ができるようになりたいです」

環境にやさしく、人に対して不安な原料を使わない。その想いを貫いてきたエコーレアの商品は、着実に信頼を集めています。

そんな商品を届ける人たちも同じようにまっすぐで、気持ちのいい人たちでした。

同じ志を持つ仲間を、お待ちしています。

(2018/9/20 取材 並木仁美)

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