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型にはまらない求人広告
リモートで働きながら
チームが生むクリエイティブ

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この会社、なんか面白そう。

インターネット上やまちなかで見かける求人広告は、求職者に興味を持ってもらうきっかけのひとつになるものだと思います。

オールイン株式会社は、クリエイティブにこだわった求人広告をつくる会社です。

仕事の内容や待遇、職場の雰囲気など、クライアントのあらゆる情報と求職者のニーズを掛け合わせてつくる求人広告は、ときに映画のようなストーリー仕立てのものや、漫画などの形になることも。

今回は、求人広告をつくるコピーライターとグラフィックデザイナーを募集します。

どちらも実務経験は必要とのこと。求人広告に携わってきた人であれば、オールインの仕事の幅広さに驚くかもしれません。

テレビやインターネット、電車などあらゆる場所で、求人広告がひしめき合ういま。どんな表現であれば、広告を目にした人の目に留まるか、求職者と会社がうまくマッチングする採用には、どういう広告が良いか。

あらゆる会社の魅力を引き出す求人広告をつくる仕事、ぜひ知ってほしいです。



東京・渋谷。

東京メトロの表参道駅の改札を出て、渋谷方面へ歩いていく。

まだ残暑が残る9月はじめ。青山学院大学沿いの並木がつくる木陰が、日差しを和らげてくれる。

六本木通りを横断して住宅街へ入っていくと、うどん屋さんが1階に入るビルが見えてきた。オールインのオフィスはそのビルの2階にある。

エレベーターで2階へ上がり、案内された会議室へ。

入ってみると… ルーレット?

本物のカジノ台をこんなに間近で見るのは初めてだ。

ついつい撮影に夢中になっていると、「遊び心を大事にした空間にしたかったんです」と、代表の前田さんが気さくに声をかけてくれた。

前田さんがオールインを立ち上げたのは、7年前。前職が求人広告の代理店で、営業職を務めていたことがきっかけだった。

営業成績は社内でトップ。それに加えて25歳までに独立をしたいという漠然とした思いが重なり、退職。オールインを立ち上げた。

初めはなかなかうまくいかなかったけれど、なんとか粘って続けていくうちに、少しずつ会社が軌道に乗ってきたという。

その理由のひとつは、オールインがつくる広告に会社ごとのオリジナリティが表現されていること。

多くの求人広告には広告用のテンプレート原稿があり、その型に合わせて会社ごとの文章や写真を入れ、掲載されている。

「そのつくり方でも、知名度がある会社や、高い給料が設定されている会社なら、たくさんの求人のなかでも求職者の目に留まりやすい。でも、そういう会社さんばかりではないんですよね」

「応募数が少なくて採用ができない状況が長く続くと、『やっぱりうちの会社は魅力がないんだ』と、自信をなくしてしまう会社さんが多いんです。だから、そこをちゃんと覆してあげたくて」

たとえば、と教えてくれたのが、営業職を募集していた通信機器販売の会社。

あらゆる媒体で求人を掲載していたけれど、なかなか採用につながらず、不安な気持ちを持った状態でオールインに依頼をしてきたという。

「クライアントの求める人物像は、稼ぐ意欲の強い方。でも今の求職者は、お金を稼ぐことを最優先に考える人は少なくなってきている」

「そのほかにも、求める人物像と今の求職者像とでギャップを感じることがいくつかあったので、現状をご理解いただけるよう何度もすり合わせして、働き方など違った方面からアプローチすることを提案しました」

まずは、今の求職者が求める価値観に訴えることを意識した。たとえば、営業職であってもストレスなく働けること、プライベートに費やす時間を十分に確保できることなどなど。

それらに加えて、インセンティブ制度の充実ぶりをアピール。求職者が自分の価値観を大切にして働けることを前提に、しっかりと稼げるという内容も盛り込んだ。

実際に掲載をしてみると応募数は順調に増え、最終的には求める人物像に合う人の採用につながったという。

「そのクライアントが、『やり方次第でここまで変わるんですね。僕たち自身も仕事に対してまたやる気が出てきました』ってメッセージをくださって。すごくうれしかったですね」

一方で、あらゆる会社の求人広告に関わっていくうちに、前田さんには別の課題が見えてきた。

「求人広告で、応募者を集めるお手伝いはできる。だけど、クライアントによっては、応募後の面接のノウハウを持っていなかったり、採用したい人物像について社内で共有できていなかったりすることに気づいたんです」

そこで、採用代行サービスや、ブランディングの再構築などの提案も考えるように。

求人広告を軸にしつつも、オールインでは外部の会社と連携しながら、ブランディングやコンサルティングといった事業も手掛けている。

クライアントによっては、採用ブランドサイトの更新や、LPやパンフレット、採用PR動画の制作なども行っているという。

クライアントは大小さまざまで、仕事内容も幅広い。いろいろな経験を積むことができそう。



「前職でも求人広告をつくってきましたけど、オールインの仕事の幅広さには驚きましたね」

そう話すのは、コピーライターの西村さん。自宅のある福岡からフルリモートで働いているということで、オンラインでつないでお話を伺うことに。

前職も大手転職サイトでコピーライターとして働いていた西村さん。自身のコピーライターのスキルをさらに高めたいと思っていたときに、オールインと出会った。

オールインのコピーライターは、案件の担当が決まるとまずはクライアントへの取材をおこなう。採用の目的や、必要な要件の確認、会社の魅力など、求人広告に必要な内容を丁寧にヒアリングし、その内容を踏まえて、広告の企画案を立てていく。

「あるクライアントで、過去の求人原稿を見ていたら、少し固い印象を受けたんです。でも、その会社の代表の方や社員の方々と実際に話してみると、ちょっとはっちゃけた感じで、すごく明るい印象だったんですよ」

明るい雰囲気を伝えつつ、それにフィットする求職者に届けるには、どんな求人広告をつくれば良いのだろう、と西村さんは考えた。

「取材中、そのクライアントがTikTok投稿に力を入れているとお聞きして。あと、笑いを交えた広告も大丈夫とのことだったので、デザインをTikTok風にして、社長の高身長を活かしたユーモア溢れる広告を提案しました」

会社の雰囲気を全面に押し出した求人広告は、応募も想像以上に集まり、求める人物像とのズレも少ない採用につながったという。

オールインでは、コピーライティングや広告のデザインラフづくりもコピーライターが担う。

コピーライターがデザインラフまでつくるのは、珍しい気がします。

「そうなんですよ。求人広告のラフもLPのラフも、オールインに入ってから初めてつくりました。とくにLP制作は初めてで戸惑いもありましたけど、前田に相談したら、その道のプロに学べる機会をセッティングしてくれて」

相談すると、いつもみんなが真剣に向き合ってくれるのがうれしかったと話す西村さん。

「オールインに入ってから、クライアントとやりとりする機会が増えて、『採用できました』っていう声を直接いただけるのもやりがいですね」

西村さんはどんな人と一緒に働きたいですか?

「面白いものをつくりたいと思う人ですね。あとは、オールインは拡大中の組織なので、組織の核として会社をつくっていくんだという気持ちが強い人が入ってくれるとうれしいです」



まさに入社4年目で会社の核となっているのが、デザイナーの鈴木さん。

「前田は『やりたいことがあったら相談して』と言ってくれる人なので、やりたいことがあればどんどんチャレンジできると思います」

鈴木さんは、前職の印刷会社でオペレーターの仕事をする傍ら、広報誌などの紙媒体でデザイナーとしての経験も積んでいた。

デザイナーとして働きたいと思っていたところに、オールインの募集と出会ったという。

「オールインのホームページにすごく惹かれて。こんなスタイリッシュなページを形にするなんて、どんな会社なんだろうと興味が湧いたんです」

たしかに、動きもあって鮮やかな赤色が印象的な、オールインのホームページ。

渋谷という土地に少し緊張しながらも、勇気を出して前田さんと会ってみると、フランクな人柄に安心したという。

求人広告のデザインは未経験で入社。入社したてのころに担当したのは、雑誌の1ページに掲載する求人広告だった。

「求人向きの表現がわかっていなくて、最初つくったものはまるまる仕切り直しになってしまって」

黄色と黒色を組み合わせた危険なイメージを与える配色や、暗い印象を与える表現などは避けたほうが良いなど、先輩たちに教えてもらいながら求人広告に適した表現を少しずつ学んでいった。

「新しく入る人には、アルバイト用の求人広告から担当してもらおうと思っています。小さいものから担当して、だんだんと求人広告のコツをつかんでいってほしいです」

「作業自体は個人にお任せしますが、そこに至るまでの方向性も必ずライターを含めたチームで確認するし、サポートもするので、安心してほしいですね」

求人広告が未経験の人でも、まわりのサポートを受けながらステップアップできる環境はありそうだ。

印象に残っている仕事について尋ねると、名古屋のタクシー会社の案件について話してくれた。

「そのクライアントのクリエイティブはすべてオールインにお任せいただいているので、パンフレットやLPなどもデザインしました」

たとえば、若手向けに制作したLPでは、写真一つひとつに動作をつけて飽きさせないように、シニア向けに制作したLPでは、訴求ポイントをどんどん出して見やすいようになど、あらゆる工夫が盛り込まれている。

そして、その会社の広告となるリーフレットやポスターも作成し、企業説明会のブースに使用するタペストリーを一式デザインした。

「うちは求人広告が中心ではあるんですけれど、ここまでさまざまな仕事ができる環境は貴重ですね。チームで関わることが多いので、コミュニケーションをとったり、みんなでなにかつくったりしたい方に向いていると思います」

責任を持ってスケジュールを組み立てることができれば、働き方も自分でハンドリングしやすいと教えてくれた。

コピーライターもデザイナーも、求人広告を通してあらゆる会社と関わりながら、スキルをぐんぐんと高めていける会社だと思いました。

オールインのホームページを覗いてピンときた方は、ぜひ話を聞きに行ってみてください。

(2022/9/6取材 小河彩菜)

※撮影時はマスクを外していただきました。

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