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おかえり、いってきます
みんなが心地よい
新しい住まいのかたち

※日本仕事百貨での募集は終了いたしました。再度募集されたときにお知らせをご希望の方は、ページ下部よりご登録ください。

お気に入りのお店の店員さん。会えばいつも挨拶をするご近所さん。

お互いのことは詳しく知らなくても、顔をあわせたらなんだか安心するような人っていると思います。

毎日過ごす家のなかでそんなゆるやかなつながりを感じられたら、豊かな気持ちで暮らせる人が増えていくんじゃないか。

そんな発想から生み出された住まいのかたちが、「HAUN(ハウン)」です。

HAUNは、来年春から都内4ヶ所で順次オープン予定の新築コリビング施設。

コリビングとは、簡単に言えば単身用マンションの共有部分にラウンジやワークスペースを設けた「職住近接」の住まいのこと。

隣の人の顔がわからない賃貸マンションでは少し物足りない。でもシェアハウスほど住民同士の距離が近いと落ち着かない。

一人暮らしの快適さも、一人暮らしでは手に入れられない充実した設備も、両方叶えられる。あらゆる人にとっての、心地よさの最適解になりうるのがHAUNです。

運営会社のHAUN株式会社で、入居者の安心と心地よさをつくっていくコミュニティマネージャーを募集します。

 

東京・六本木。

取材に訪れたのは、駅から数分の場所にある、六本木ヒルズのノースタワー。

地下に飲食店中心の商業施設がある、地上18階建てのオフィスビルだ。

取材前に時間があったのでビルの地下に寄ると、ランチタイムを過ごす人たちで賑わっていた。

オフィスに戻る人たちに同乗して、エレベーターで9階へ。

ここにあるサムライ・キャピタル株式会社という不動産投資会社がHAUNの母体。

オフィスでまず話を聞いたのが、代表の吉嶋さん。理路整然と話してくれるなかにユーモアもあって、とても聞きやすい話しぶりの方。

「HAUNの代表とサムライ・キャピタルの役員を兼ねています。新規事業の企画として、何年もリサーチを続けてきたなかで、取り組むことになったのがHAUN。肩書きは代表ですけどスタートアップなので、なんでもやっていますよ」

吉嶋さんのほかに、運営面を構築しているキーンさん、サムライキャピタルの代表でもある青山さんの3人が創業メンバー。

「僕は建築のバックグラウンドがあって。いろんなデザイナーとコラボレーションしながら、新しいものをつくっていくことにすごく心が惹かれるんです」

「青山はビジネス、キーンはコミュニティづくり。3人それぞれの得意分野をもって、この事業に取り組んでいます」

HAUNは、コリビング賃貸住宅。

日本ではまだあまり知られていないものの、海外ではコリビングは浸透している概念だそう。

簡単に言えば、「住む場所と働く場所が共存する住まい」。とはいえ、絶対的な定義はない。

HAUNでは、在宅勤務に対応できる機能があることを、ひとつの特徴としている。

「住んでいるマンションの1階にスタバがあったらうれしいじゃないですか。その発想で、共有部にWi-Fi完備のワークスペースがあります。一人で仕事をしながらも、周りに人がいて孤独は感じずに、適度な距離感で過ごすことができる」

「派生して、共有部では地域にひらいた食事会を開催したり、生涯学習や副業支援をテーマにしたイベントをやったり、入居者にプラスアルファの魅力を感じてもらえる企画もできたらいいなと。それも踏まえて、オープンにしやすい設計にしています」

ワンルームでもシェアハウスでもない、住まいの選択肢。

どんな人でも過ごしやすいよう、HAUNはナチュラルなデザインで統一されている。

家賃はエリアの相場と変わらず、専有部だけではなく充実した共用部を備えている。

「一人でもみんなでも料理ができる、大きなキッチンもあります。テラススペースもあるので、ビールを飲んでもいいですし、昼寝してもいいですし」

「35歳以下の単身世帯の社会人って350万人ほどいるそうで。その1割でもコリビングを選んでくれたら、35万人の市場規模になる。十分、おもしろい実験ができると思うんです」

近しいサービスはほかにもあるなかで、HAUNならではの部分をもう少し聞いてみたい。

そう伝えると、「ひとつはスケールだと思います」と吉嶋さん。

HAUNは、2024年春の田端を皮切りに、大崎、蔵前、北区の尾久でのオープンがすでに決まっている。小さいところで54室、大きいところでは110室の規模の物件を新築する予定。

「母体が投資会社だから、資金調達がスムーズにできて、大規模に展開できるのが強み。全施設をつなげてサブスク的な利用も可能なんです」

たとえば、「今は大崎に住んでいるけれど、職場が変わったから蔵前に移ろう」というように。仲介手数料や敷金礼金がないので、HAUN間で気軽に住まいの移動ができる。

大規模だからこそ、多くの人にとって選択肢のひとつになりやすい。

「地元密着でじっくりやるよさもあるけれど、HAUNはよりビジネス的に、プラットフォームとしての新しい住まいのあり方に取り組んでいく。そんな事業に取り組んでみたい人にとっては、大きな広がりを感じられる仕事だと思います」

緻密に計画を立て、ビジネスとして着実に進める。スタートアップとはいえ、大企業のあり方と近い。

そんなHAUNで今回募集するのは、コミュニティマネージャー。

施設のオープンまではあらゆる仕事を担うことになるけれど、すでに枠組みはできているし、社外アドバイザーも多いので、プレッシャーは感じなくて大丈夫。

「入居希望者向けの内覧会やオンライン説明会はぜひ担当してほしいんですけど、本領発揮してもらうのは、入居開始後。コミュニティを運営して、入居者のみなさんの満足度を上げていってほしい。それがHAUNのブランディングにもつながっていくようなイメージです」

具体的には、週に一回ずつそれぞれの施設に出向き、共有部で一日仕事をする。

そのなかで生まれる入居者とのコミュニケーションには、どんどん会話して近い関係性になることは求められていない。

ほどよい距離を保ちながら、「何かあったらこの人に話そう」と思ってもらえる、安心感をつくり出すことが大切。

「大崎はサラリーマンが多いから日中のコワーキング利用は少ない、蔵前はフリーランスの入居者が多そう、とか。施設ごとに色が見えてくると思います。それぞれに応じたコミュニケーションのあり方や、イベントを考えていってもらいたい」

「職場でも家でもない、第三のコミュニティに所属したら違う世界が見えてくるように、地域の人との交流が、入居者にとってもおもしろいコンテンツになるんじゃないかなと思っています」

周辺の企業とコラボレーションしてみたり、子どもからお年寄りまで地域の人を招いて食事会を開いたり。

オフィスの多い大崎ならキャリアについて考えるイベントが合うかもしれないし、蔵前なら地域のものづくりの会社とワークショップの企画ができるかもしれない。

まちや入居者の雰囲気を丁寧に感じ取りながら、より施設の価値を高めて、入居者にとって新しい関係性が生まれる場をつくっていけたらおもしろいと思う。

 

プロジェクトを進めるにあたり、運営面での経験者として招かれたのがキーンさん。

ニューヨーク中華街の生まれ育ちで、吉嶋さんとは英語でコミュニケーションをとっている。HAUNには、ほかにも多国籍なスタッフが所属していると教えてくれた。

「コミュニティマネージャーの素質にプラスして、もうひとつスキルがあればベストです。マーケティングや施設管理の経験はもちろん、コーヒーに詳しい、とかでもいい」

「そういう人が入ったら、いいコーヒーメーカーを施設に置いてコミュニケーションのきっかけにしてもいい。近所の豆屋さんとコラボしたら地域とのつながりも生むことができる。予算の範囲になりますが、その人自身が興味のある企画をどんどんやったらいいと思うんです」

これからはじまる施設だからこそ、自分の色を反映していくことができる。

「この人がいるからHAUNを選んだ」

そう言ってもらえる存在になれたら、ブランドとしても理想的だし、自分にしかできない仕事をしている手応えを得られるはず。

前職では、学生向けのレジデンス事業を6年ほど経験したキーンさん。

コミュニティづくりについて、こう話す。

「気が向いたら共有エリアに行って、たまたま会った人と話して、また気軽にそこを離れて。リラックスしながら、好きなように過ごしていい。なぜなら、コリビングは、自分の家だからです」

自分の家。

「家だから、周りの人も自分に何かを期待することはありません。パブリックなふるまいを求められないから、人と関わっていても心地がいい。関わりあう義務はないけれど、関わりたいなら、その選択肢はひらかれています」

完全な一人暮らしほどの気兼ねなさはないとは思う。一方で、外にいる自分とは違う、”素”に近い状態で過ごすことができるんだろうなとも思う。

「たとえば常連のコーヒー屋さんのバリスタって、そこに行けばいつもいて、自分の好みも知ってくれている。相手のことは詳しく知らなくても、少し会話を交わして、お互いが笑顔になったら気持ちがいい。それは、第三のコミュニティと言っていいと思います」

HAUNが目指すコミュニティのイメージは、それにかなり近いという。

マネージャーは、一対一の関係性で入居者と関わっていく。

相手をよく見ることが欠かせないから、人間観察が好き、という人が向いているかもしれない。

「もちろん、コミュニティマネージャーが入居者同士をつなぐこともできます。内覧案内の段階から知り合うので、入居者のことを一番知っている人になるはず」

「趣味のあう二人を紹介しあったら、友人になるかもしれない。イベントで何十人もの人のつながりを生むコミュニケーターではなく、個別のつながりをいくつも生んでいく。僕個人も、そういう関係性のつくり方が好きなんです」

取材の終わりに、HAUNはスカンジナビア語で「港」という意味だと教えてもらいました。

船が帰ってくるところでもあり、出ていく場所でもある。

安心できて、次への成長の機会を得ることもできる。HAUNを、そんな両面の意味がある場にしていきたいそう。

住まいのなかだからこそ、じっくり、丁寧に関わりをつくっていくことが大切です。このほどよい温度感でコミュニティをつくる仕事は、ほかにはあまりないように感じます。

人とのつながりのなかで働いていきたい。そう感じている人にとっても、新たな仕事の選択肢のひとつになると思いました。

(2023/7/19取材 増田早紀)

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