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資金もノウハウもいらない
夫婦ではじめる
ペンション経営という生き方

こだわりの詰まったペンションで、お客さんを温かく迎えたい。

手づくりのパンとコーヒーでもてなしたり、自然豊かな場所で生活したり。オフシーズンは1ヶ月間の休みをとって、家族で旅行を楽しむのもいい。

ペンションオーナーに憧れはあるけれど、資金もノウハウもないからと諦めている方へ。

そんな人生を諦めないための道が、ここにあるかもしれません。

小規模宿泊施設を専門に運営している株式会社ユミィ。今回は、ユミィが運営するペンションでオーナーとして働く夫婦やカップルを募集します。

勤務地は、日光、那須、伊豆のいずれか。希望に合わせて選ぶことができます。

ユミィの従業員として働きながらノウハウを学び、独立の準備をすることができる。これまでに30組以上が独立し、自分の宿を経営しています。

 

栃木県、日光市。

平日にもかかわらず、東武日光駅前はたくさんの観光客で賑わっている。

タクシーに乗り込み、ユミィが運営するペンションへ。

駅前を通り過ぎるとすぐに、落ち着いた別荘街に入る。

そのなかでも、一際目を引くバナナ色の壁。「ペットと一緒に泊まれる」がコンセプトで、近くには室内ドッグランも完備されているそう。

さっそく中に入り、代表の山口さんからお話を伺う。

「ペンションのいいところは、やっぱりお客さんとの距離が近いところ。だからこそ、温かみのある接客ができると思います」

もともと、日立製作所でエンジニアとして働いていた山口さん。そのまま定年を迎えるつもりだったけれど、だんだんと先が見えてしまったそう。

29歳のとき、偶然目にしたペンションの賃貸情報がきっかけで退職。日光で宿をはじめたのが「ユミィ」のはじまり。それ以降、伊豆や那須など観光地で次々にペンションを開業し、今では15の宿泊施設を展開している。

「独立するために、ノウハウを学びながら実績を積むには滅多にない環境なんじゃないかな」

ゼロから宿を始めようと思ったら、物件を買ったり、改修したり、備品を揃えたり。少なくとも数千万円の資金が必要になる。さらに接客や、集客などの方法も考えないといけないから、はじめの一歩を踏み出すハードルはすごく高い。

けれど、ユミィなら初期費用なしでペンション経営の第一歩を始められる。さらに、研修やサポート体制も充実していて、接客や清掃、料理についても一から学ぶことができる。

集客や予約管理も本社で担っているので、まずは現場の仕事に集中できるのも魅力的。

「みんな2〜3年ぐらいで独立していきますね。最短で6ヶ月の人もいました」

6ヶ月!

早く独立できるのはうれしいけど、せっかくノウハウを教えた従業員に次々に独立されてしまったら、会社としては困りそう。

「正直、困る」と苦笑いの山口さん。

「でも、本来自由が魅力のこの仕事を、雇われてやりたいと思う人っていないんじゃないかな。あとは、独立したい思いがある人じゃないと、なかなか頑張れないと思うんですよね」

「まだ手をつけられていないけれど、今後はフランチャイズ化したり、独立したオーナーとも協力体制が持てる仕組みをつくれたらいいなと考えています」

自身も企業を退職し、独立する道を選んだ山口さん。独立の魅力ってなんでしょう。

「独立するってことは自由なんですよ。その分、経営責任を負わなきゃいけないけれど、休みも好きなように取ることができる。ユミィで十分な実績を積んでやり方を覚えれば、その分リスクも相当減る。繁忙期は一生懸命働いて、オフシーズンは1ヶ月休んで家族でハワイ旅行なんてこともできますよ」

働く時間も、頑張り方も自分次第。責任は伴うけれど、生活を自分でコントロールできる魅力がある。

一方で、コロナ禍以降、宿泊業に挑戦することにハードルの高さを感じている人も多いと思う。

「たしかに不安に思う人もいると思います。でも、経験上、ペンションってなかなか潰れにくい業態だと思っていて。夫婦だけで運営できるから人を雇わなくていいし、観光ってどんな時期も一定の需要はある」

「ちなみに、うちから独立したオーナーたちもコロナ禍で潰れたところはありませんでした。夫婦喧嘩で辞めちゃったところはあったけど(笑)」

「完全ではないけど、コロナ禍も終息してきたので、独立するには絶好のタイミングだと思いますよ」

山口さんは、どんな人に来てもらいたいですか?

「接客が好きとか、ペンションをやってみたいって人ももちろんだけど、旅館のスタッフにもおすすめしたいですね」

「旅館って世襲制が多いでしょ。だから、フロントとか現場責任者の人はトップにはなれない。でも、『自分ならもっとこんな宿にするのに』って考えている人もいると思うんです。ここでなら経験を活かして、自分の宿が持てる。そういう選択肢を知ってもらって、挑戦してもらいたいです」

 

独立に向けて、ユミィで修行をしているのが森貴史さん、えまさん夫婦。2歳のお子さんを連れて、半年前から住み込みで、このペンションで働きはじめた。

「写真は恥ずかしいので」とえまさん。今回は後ろ姿だけ写させてもらった。2人とも、初めての取材にすこし緊張気味の様子。

「妻の後押しのおかげで、新しい道に挑戦することができました」、と貴史さん。

もともと、仙台市内のコンビニで副店長として働いていた貴史さん。プライベートでは、家に友人を集めてご飯を振る舞うなど、おもてなしが好きだった。

そんな貴史さんのおもてなしを「もっと多くの人に体験してほしい」と、えまさんがユミィの求人を進めたのが転職のきっかけ。

昨年、26年間働いた職場を辞めて、44歳で一念発起した。

入社後すぐは、2ヶ月の研修期間。本社のスタッフと一緒に現場の業務をしながら、料理やベッドメイキング、片付けの順番などを細やかに学んでいく。

実際に働いてみてどうですか?

「入社してすぐに繁忙期がきて。大変だってことはわかっていたつもりだけれど、想像を超えて忙しかった」

繁忙期は、満室状態が毎日続く。最大19人のお客さんとペットのおもてなしを、夫婦2人でこなすことになる。

宿泊客が10時にチェックアウトしてから、次のお客さんが来るまでは5時間。その間に7部屋すべてを掃除。さらに夕食の仕込みや、チェックインの手続き、部屋の案内など業務は多岐にわたる。

18時からはコース料理を提供しつつ、お皿洗いや翌日の準備をする。小さなお子さんの世話をしながらまだ慣れない業務をこなしている森さんの場合、食事提供が終わるのが19時すぎ。その後は20時前後に片付けと朝食の準備が終わるそう。

「心配性なので最初のころは少し早めに起きて、朝食の準備をしていました。子どもの世話もあるので、慣れるまでは本当に大変でしたね」

「でも、それ以上に本部のスタッフのサポートが心強くて。電話一本で駆けつけてくれるし、どうやったら作業時間を短縮できるか、的確に教えてくれて助かりました」

接客で手がはなせないときは、子どもと遊んでくれたり、ヘルプに入ってくれたり。慣れない仕事に挑戦する上では、サポート体制があるのは心強い。

これが1番の繁忙期の流れ。それ以外の時期や平日は、お客さんの数も多くないので時間にゆとりをもって働ける。

「繁忙期を経験して、いかに効率よく動けるかが大事だと実感しました」

最近では、少しずつ自分たちらしいおもてなしができるようになってきた。

「奥さんは、お客さんのペットに対しても、家族の一員のように接するんです。夕食の席順も犬同士の相性を見て決めたり、ちゃんと名前で呼んだり。そういう気遣いってすごいなって思います」

すると、隣で話を聞いていたえまさん。

「この前いらしたお客さんはペットを連れていなくて。理由を聞いたら、『ペットは飼えないけど、犬が大好きな子どものために、この宿に泊まりたかった』って。ほかのお客さんに相談して、その子が犬を撫でられるようにしたら、とっても喜んでくれました」

「脱サラして自分たちだけで挑戦するなんて、絶対できなかった。それでも、なんとかここまで来られたのは本部のサポートがあるからこそだと思います」

 

ユミィから独立した保坂さんからも話を聞く。

保坂さんは、6年前に独立。今は、夫婦で日光でペンションを経営している。

「20歳のときから15年間、ホテルや温泉旅館など、宿泊業で働いていました。だんだんと、いつかは自分の宿を持ちたいなって思うようになって」

35歳でユミィグループに旅館スタッフとして入社。旅館で接待スキルを学んだのち、ペンション部門へ移動。3年半、ペンション経営を学んだのちに独立した。

独立の準備は、どこから始めたんでしょうか。

「最初は場所探しでした。日光のペンションに勤務していたので、土地勘もあって探しやすかったですね」

ほかにも、独立するには銀行の融資を受けたり、取引する業者を探したりする必要がある。

「独立前は、予約管理や集客をユミィに任せていたので、これらをすべて自分でやらなきゃいけないのは大変でした」と保坂さん。

一方で、ユミィでの経験に助けられることも多かった。

「日常業務はなんの苦もなく始められました。ほかにも、リネンやお酒などの仕入先も、ユミィで働いていたときからつながりのある業者にお願いできたので助かりましたね」

「温かみのある宿」をコンセプトに、接客なども工夫している。

「たとえば、チェックインはカウンター越しが一般的だけど、うちはソファに腰掛けてもらってお茶を出して、会話をしながら手続きします」

お客さん一人ひとりと向き合って丁寧に接客ができるのが、ペンションの魅力。

「以前、人生で初めて宿に泊まるという高齢のご夫婦がいらして。あんまり旅行慣れしていないので、どんな距離感で接すればいいか考えながら記念写真を撮ったり、ケーキでお祝いしたりしました」

「そのご夫婦が、後日手紙を送ってくださって。一緒に撮った写真と一緒に、『とってもいい思い出になりました』って言葉をいただいてすごくうれしかったです」

お客さんのなかには、手土産を持ってきてくれる人や、毎年泊まりに来てくれる人もいるそう。

「自分の人生を包み込める感覚というか。休みも働き方も、どんな宿にしたいかも自分で決められる。責任は伴うけど、独立してよかったなって思います」

 

自分の生き方や、家族との時間を見つめ直すとき。ペンション経営という生き方は一つの選択肢になるかもしれません。

資金やノウハウがなくても大丈夫。新しい一歩を踏み出したい人は、一度話を聞いてみてください。

(2024/3/4 取材 高井瞳 )

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