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医学会もフードフェスも
領域問わず
成功にコミットする

官公庁主催イベント、専門性の高い医療系イベント、企業の展示会出展や新製品発表会、商業施設でのフードフェスまで。

イベントの種類も、求められる役割も大きく異なるこれらのプロジェクトを、一手に担う会社があります。

ビッグウェイブは、1990年創業のイベント領域を主軸にした広告代理店。企業や広告代理店からの依頼をもとに、企画から制作、当日の運営までワンストップで行っています。

募集するのは、制作プロデューサー。クライアントからの要望に沿いながら、より良い形にしていきます。

経験は問いません。場をつくることへの関心がある人で、チャレンジ精神を持ち、好奇心旺盛な姿勢があれば、きっと大きなやりがいを感じる仕事だと思います。

 

ビッグウェイブのオフィスは、半蔵門駅と麹町駅の中間にある。

スーツ姿のサラリーマンとすれ違う大通り。格子が特徴のビルの7階へ。

チャイムを押すと、執行役員の長谷川さんが出迎えてくれた。

「インタビューはあまり受けたことがないので緊張しますね」

黒のスタイリッシュなジャケット姿とは対照的に、柔らかな人柄に気持ちがほぐれる。

ビッグウェイブは36年前、長谷川さんの両親が立ち上げた会社。

創業から37期目。今では、国・行政、ヘルスケア、IT、自動車メーカー、商業施設、スポーツアパレル、パチンコメーカーなど、多様な業界のイベントに携わっている。

「これまで関わってきた人とのご縁を通じて、手がけるイベントの幅を広げてきました」

現在は、10年以上取引のある広告代理店からの受注が中心になっていて、2割ほどが企業からの直接依頼。

案件は、医療系セミナーや学会付帯の製薬メーカーブース運営といった医療系イベントが多い。

そのほか、IT企業のカンファレンス、商業施設でのフードフェスやパチンコメーカーのファンイベントなど消費者向けの体験型イベント、さらには海外展示会でのプロモーションなども手がけており、ビジネス領域からエンターテインメント性の高い企画まで幅広く対応している。

たとえば、製薬メーカーの展示会で、来場者が画面をタッチすると製品情報が表示されるようなコンテンツを取り入れるなど。

こうした表現はその場限りの発想ではなく、30年以上にわたり蓄積してきた知見や現場対応力をもとに、目的に応じて手法を選び、組み立てている。

その結果、クライアントにとっては伝わりやすさが高まり、来場者にとっては体験価値が上がり、集客にもつながっている。

これまで蓄積した知見と完遂力で、幅広い業界のイベントを手がけているから、提案の引き出しが多い。それがビッグウェイブへの安心感につながっている。

「今年、ホームページをフルリニューアルしたんです。それに伴って、37年の活動を通して築いてきた私たちのあり方や、これからの方向性を、より正確に言葉と形にするためにMVVを定めて。ミッションを『Always by your side』にしました」

「お客さまから『ビッグウェイブって何屋さんだっけ?』と言われるくらい、クライアントに寄り添ってイベントを実現しています。なので、これからもクライアントの想いのいちばん近くで、誰よりも頼れる存在として伴走し続けていきたいですね」

多岐にわたるプロジェクトを遂行するのに欠かせないのが、今回募集する制作プロデューサー。

クライアントの要件を引き出し、協力会社を手配しながら、イベントを形にしていく。

「打ち合わせや協力会社との調整、現場での進行管理など、とにかくコミュニケーションの密度が高い仕事です」

たとえば、商業施設からフードフェスの依頼があった場合は、出店者のリーシングから会場プランニング、運営まで一貫して担当。どのようなテーマで開催するかといった企画段階から関わり、ゼロからイベントを組み立てていくこともある。

「商業施設のアルバイトスタッフ向けの座談会や研修の場をつくるような、ニッチな企画もありますよ」

「一つとして同じものはないので、その都度新しい発見がある。いろんな企画のアイデアを考える過程そのものを楽しめる人が向いていると思います」

ビッグウェイブには長年在籍するベテラン社員が多い。これからは、積み上げてきたノウハウを若手に継承していきたい。

 

窓から気持ちいい陽が入るオフィスでは、黙々と作業する人や電話で打ち合わせする人、Tシャツなどカジュアルな服装で働く人も。

想像していたよりも堅さのない、フラットな雰囲気。

仕事の合間を縫って、ベテランのスタッフと、昨年入ったばかりの若手スタッフに話を聞くことに。

まずは、昨年入社した吉村さん。新しいメンバーにとって、一番身近な先輩になる方。

前職はスーパーマーケットで販売スタッフとして働いていた。

「売り場で、どうやったらお客さんに手に取ってもらえるかを考えて、陳列を工夫するのが好きでした。見せ方や配置を変えることで売上が変わるのも面白くて」

そうした経験から、「空間や場づくりをもっと大きな規模でやってみたい」と思い、転職先を探すなかで見つけたのがビッグウェイブ。

「製薬企業が自社の製品を紹介するためのコマーシャルブースに携わることがあって。日常生活ではなかなか触れることのない世界観で、そういった現場に関われるのもこの仕事の面白さです」

異業種からの転職で、制作プロデュースの仕事も未経験の吉村さん。最初に任されたのは、イベント運営のマニュアルづくりだった。

イベントには派遣スタッフや外部協力会社など、さまざまな人が関わる。全員が同じ動きができるように、手順を整理していくことも制作プロデューサーの業務の一つ。

「パワーポイントやExcelを仕事で使うのも初めてで。最初は過去の資料を見ながら真似してつくっていました。そのうちにイベントの流れやルールが自然とわかってきて、少しずつ自分で考えてつくれるようになりましたね」

医療系のイベントというと、専門的な知識が必要なイメージもあるけれど、どうなのだろう。

「専門用語を覚える必要はあります。でも、知識そのものよりも、どうすればスムーズに運営できるかという視点のほうが重要で。イベントとして問題なく回るように設計することが僕たちの役割なので、全体の流れを見る力のほうが求められるんです」

現在は、企画が固まっている現場の運営をメインに、2〜3の案件に平行して携わっている吉村さん。新しく入るメンバーも、まずは先輩と一緒に現場運営から入り、徐々に企画へも参加していくことになる。

印象に残る仕事として話してくれたのが、入社3ヶ月ごろに、九州で疾患啓発の検査イベントと市民公開講座の運営を担当したときのこと。

朝に会場入りし、設営や検査ブースの準備を行い、午後の講演に向けて会場を整える。イベント中は現場の動きを見ながらトラブルがないかを確認し、終了後の撤収作業まで行った。

予算の都合で広告が打てず、当日の来場者が思うように集まらないハプニングも。先輩と一緒に、会場付近を通りかかった方に声をかけることもあったという。

「運営当日は朝から夜まで作業することもあるので、体力は必要だと思いますね。出張も去年は5〜6回くらい行きました」

「医療系のイベントを担当した1週間後に、一般の方を対象にした商業施設のフードイベントに入ったり。同じことをずっと繰り返すよりも、いろんな現場を経験できるから飽きないし、楽しいです」

0から企画して形にするイベントもあれば、当日運営だけに関わることもある。想像以上に幅広く空間づくりに携われるのは楽しい、と吉村さん。

「入って1年でここまでいろいろ任せてもらえるのはありがたいです。本が好きなので、何かしら本にまつわるイベントを企画からぜひやってみたい。提案するにしても、自分のなかにもっと経験や引き出しを増やしていきたいですね」

 

「今度、プライベートでコンサートに行くんです。そういうときでも、壁は何の素材だろうとか、どういう照明を置いてるんだろうってつい見てしまう。職業病ですね(笑)」

そう話すのは、入社20年になるベテラン制作ディレクターの清原さん。

ちょっぴり緊張しながらも、一つひとつじっくり考えて話してくれる。

前職のイベント制作会社を退職後、フリーランスへ転身。当時の取引先の一つがビッグウェイブだった。

その後、声をかけてもらい入社することに。

「気づけば20年。長く働いている理由か… なんでしょうね、働いているメンバーが合っているんだと思います。多くはないけれど、年に数回はみんなで飲みに行ったりもしますし、静かで穏やかなメンバーが集まっていると思います」

制作プロデューサーは7名。プロジェクトごとに2〜3名のチームを組み、進行していく。

清原さんは常時10件前後の案件を担当している。数十人規模の小規模セミナーから100人以上のイベント、さらには企画から実施まで3ヶ月〜1年ほどかかる大型案件までさまざま。

「今は、医療系の講演会や学会、7月に灯籠流しイベントの企画も進めていますね。あとは、来年1月に開催される企業のニューイヤーコンサート。合間に、広告代理店さんから依頼を受けて、複数社で企画を競うコンペもいくつか並行して動いています」

新人メンバーは、最初からすべてを一人で任されるわけではなく、清原さんたちベテランのスタッフと一緒に動きながら仕事を覚えていく。経験を積めば、コンペの企画にも参加できる。

「本番の1ヶ月前が大変ですね。そこから一気に決める・決めないの判断が増えていきますし、2週間前には納品を完了させないといけないので、かなりタイトになります」

「たとえば『コンパニオンを1人だけ追加してほしい』とか、『こういう案内看板をつくりたい』とか、本当に細かい要望がたくさん出てきて。予算との兼ね合いも考えて、擦り合わせていくんです」

案件によって内容も規模もまったく異なり、同じ仕事は一つとしてない。

だからこそ、「どうすればもっと良くなるか」を考え続ける面白さがあるし、設計したものが当日の体験として形になる瞬間には、大きな手応えがある。

「BtoBのやりとりがメインですが、フードフェスを手がけるときは、『美味しかった』という声が届いたりして、消費者の反応が直接見えることもあって。自分たちの仕事の意義を実感しやすいですね」

 

どの人も、自分なりの関わり方や楽しさを見つけながら仕事に向き合っている姿が印象的でした。

人とのやり取りや細かな調整、イメージに近づけていく選択の積み重ね。そして、イベント当日に目の前で生まれる熱気。どこかに楽しさを見出せる人なら、飛び込んでみてほしいです。

(2026/05/19 取材 大津恵理子)

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