
ライフスタンスとは、生き方に対する姿勢や態度のこと。
「あのひとのライフスタンス」では、さまざまな企業の代表や社員の方に、ライフスタンスにまつわる3つの質問を投げかけました。
5月27日から6月13日までの3週間、1日1回、その答えをご紹介していきます。
人生に影響を与えた本や、今の仕事を選んだ理由、勝負飯など。いろいろな人のライフスタンスにふれて、自分の生き方働き方を考えるきっかけにしてみてください。
Q1.生き方働き方に影響を与えた本は?
『「原因」と「結果」の法則』/ジェームズ・アレン
ジェームズ・アレンの『原因と結果の法則』は、短くて読みやすいのですが、その内容はとても深く、「人の思考がその人の現実を形作る」というシンプルな真理が描かれています。この本を通じて、私たちの今の状況や未来は、私たちの思考と行動の結果であることを強く感じました。だからこそ、日々の生活や仕事の中で、自分の意識を見つめ直し、前向きな思考を持つことの大切さを再認識しました。『原因と結果の法則』は、シンプルながらも深いメッセージを持っており、それが私の心にずっと残り続けています。この本は、私にとって一生のガイドブックのような存在です。
Q2.今の仕事と、その仕事を選んでいる理由を教えてください。
今の仕事:取締役として全体の経営に携わりながら、他業種との協業や新規プロジェクトの立ち上げを中心に活動している。
私は2度目の転職でしたが、入社したきっかけは、創業者から新規事業の立ち上げに誘われたことです。不安はありましたが、チャレンジすることを選びました。現在、その事業は行っていませんが、会社のメンバーがみんないい人だったり、創業者のビジョンや取り組んでいる事業に共感していくうちに、会社をどんどん好きになっていきました。昔から本好きだったわけではないのですが、会社に関わる中で本が自分の人生にとって大切な存在になったことも、仕事のやりがいに繋がり、現在まで在籍しています。
Q3.勝負飯またはほっとしたいときに食べるランチは?
好きなお店はたくさんありますが、そう思うことがあまりないです!
ご飯を食べることというより、会社のメンバーと一緒に話すことで、やる気を出したり、ほっとしたりすることが多いですね。一緒に働くメンバーはとても大切ですよね。でも、やっぱり、家族と一緒にご飯を食べている時が一番ほっとします。
中村 和義 株式会社バリューブックス 取締役副社長
1984年生まれ、長野県上田市出身。2014年に創業者の中村大樹に誘われてバリューブックスに入社。現在、取締役副社長として他業種との協業や新規プロジェクトの立ち上げを中心に、本のより良い循環を目指して取り組んでいる。
ライフスタンスをテーマにしたイベント「Lifestance EXPO 2024(ライフスタンスエキスポ)」が6月14日〜16日の3日間、東京・品川の「THE CAMPUS」で開かれます。
ライフスタンスエキスポでは、THEやUka、銀座木村屋総本店など、さまざまな企業の企業文化を知ることができる「カルチャーパネル」を展示。
ほかにも、社員とお茶やお菓子を囲んで語らえる「茶話会」や、各社の想いの詰まった商品の販売、特別ゲストによるトークイベントなどが行われます。
いろんな企業の文化や価値観を知ることで、自分が「はたらく」上で大切にしたいことや、自分の「ライフスタンス」を考えるきっかけになるかもしれません。
いろんな生き方、働き方を伝えている日本仕事百貨も協賛企業として出展予定。あの人のライフスタンスで紹介した企業も出展します。
入場料500円で誰でも参加可能です。気になった方は、ぜひ会場に足を運んでみてください。
