こんにちは。編集長の中川です。
リモートワークをはじめてひと月半ほど。自宅で働くことにもだいぶ慣れてきました。
実際にやってみると、思いのほかうまくいかないことも、想像以上に快適なこともあります。仕事道具の扱い、コミュニケーションのとり方、気持ちを切り替えるコツなどなど。試行錯誤していくうちに、だんだんと自分なりのルールができてくる。すると、それは机のうえにも表れてきます。
たとえば、我が家の仕事場を公開するとこんな感じです。
新しい企画について考える時間が増えたので、ノートは常に開いてあります。毎日お昼にコーヒーを淹れて、ちびちび飲みながら働いて、ときどき換気して。窓の外にはお隣の屋根と少しの空が見えます。
オンラインチャットを開きっぱなしにしておくと、画面の向こうからみんなの作業音が聞こえてくる。物理的には離れているけれど、たしかに存在は感じるという距離感も心地いいな、とか。いろんな発見をしたり、無意識のくせに気づいたりしながら、毎日少しずつ働く環境をアップデートしています。
実は以前から、机の使い方にはその人らしさが表れていておもしろいなあと思っていました。道具選びや整理整頓のされ方はもちろん、どこかのお土産らしき置物や、何気なく貼られた付箋のメモに、その人らしさを感じたりして。
たくさんの人が在宅で働いている今。普段のオフィス空間以上に、その個性は爆発しているんじゃないでしょうか。
そこで、こんなコラムをはじめます。題して「つくえ探訪」!
ざっくりと言えば、いろんな方の仕事部屋を覗いてみようという企画です。Zoomをつないでインタビュー。机まわりの使い方やリモートワークの工夫などを記事にして紹介します。
実用的な話もありつつ、その人の仕事観や大切にしたいことが見えてくるかもしれません。
コラムは不定期連載で、少しずつアップしていきます。
いったいどんな机に出会えるのでしょうか。楽しみな連載がはじまります。