※このイベントは終了いたしました。
6月に開催したオンライン座談会。
「いま考えたい、就活のこと」と題し、仕事に対する不安や希望、どんなふうに道を選び、進んでいくかについて、およそ90名の学生のみなさんとともに語りました。
住んでいる地域も、好きなことや学んでいることも、それぞれ異なる学生たち。座談会を通じて知り合ったことで、その後もメッセージをやりとりしたり、自分たちで話す場を開いたりと、つながりが生まれているようです。

そんななか、ある学生さんから連絡を受けました。
「いつか地元に帰って、まちを盛り上げたい。そのための経験を積みたいのだけど、いくつかの選択肢で迷っています。相談に乗ってもらえませんか?」
話を聞いてみると、どうやら八方塞がりというわけではなさそう。でもたしかに、「まち」に関わる仕事には、さまざまな広がりがあります。
デベロッパーで都市開発に携わる?…いや、地域の小さなまちには活かせないんじゃないか。
いろんな地域の商品を扱うお店で働く?…好奇心は満たされるけど、それをどう仕事につなげていけるだろう。
いっそ地元に帰ってみる?…うーん、今のわたしに何かできるかな。
本当に正解はないし、どの道を選んでもいいと思うのです。ただそうは言っても、何かしらの手応えと納得感をもって一歩目を踏み出したい、という気持ちはよくわかる。
そこで、ある人にインタビューしてみたら?ということになりました。静岡・南伊豆でローカルメディア「南伊豆新聞」や、地域の暮らしに飛び込むサービス「南伊豆くらし図鑑」を運営している、伊集院一徹さんです。
2年前、まったく馴染みのなかった南伊豆という土地に飛び込んだ一徹さん。地域の人と関わり、自分の仕事をつくっていく試行錯誤の過程で、一歩先ゆく“先輩”の話が聞きたいと思ったそうです。そうして全国各地を訪ね、その人なりのやり方で仕事や暮らしをつくっている“先輩”たちと話し、学んできたことをシェアする「ローカル×ローカル」というイベントがはじまりました。
日本仕事百貨との共催イベントだったので、ぼくも一徹さんがいろんな人と出会い、考え、進化していく過程を隣で見てきました。そのことを思い出して、一徹さんなら学生の悩みを受け止めつつ、同じように悩みながらも進んでいる様子をリアルに見せてくれるんじゃないか、という気がしたのです。
インタビューのお願いをして、7/25,26に南伊豆へ。それはもう、いい時間になりました。

本当によかったので、今度はもっといろんな人に伝えてみたい、という話に。そこで今回、オンラインイベントを開くことにしました。(旅の模様は、また追って記事にしてお伝えする予定です)
主催は、今回のインタビュー企画を持ちかけてくれた3人の大学生。インタビューで印象に残った言葉をきっかけに、それぞれが考えたこと、感じたことについて話します。
当日は一徹さんもゲストとして参加してくれるそう。興味のある方は、ぜひ一緒に時間を過ごしてもらえるとうれしいです。
▼主催の3人からの、メッセージです
主催の安重はるな、高崎さとみ、渡辺わかこです。
山口、神奈川、福岡と、出身も、通う大学も違う私たち。「地域で働きたい」という共通項から、今回いってつさんにお話を伺いに行ってきました。
今回のイベントでは、インタビューで印象に残った言葉を紹介しながら、参加者のみなさんともゆるっと楽しくお話ししたいと思っています。就活生や大学生はもちろん、地域で働くことに興味がある、学生と話したいなどなど、参加理由は何でも構いません。少しでも興味がある方は、ぜひぜひ参加していただきたいです。
イベント企画は初めてで、拙い部分もあると思いますが、何卒よろしくお願いいたします。
「焚き火はつづく ローカルで働く、を考える会」
【日時】2020/8/26(水) 20-22時
【定員】30名
【参加費】無料
【申し込み】
下記Peatixページよりお申し込みください。トークルームのURLは追ってご案内します。
▼タイムテーブル
19:45- トークルーム開場
20:00-イントロダクション(自己紹介、企画概要)
20:20-いってつさんについて・南伊豆での体験レポート
21:00-トーク
21:40-雑談タイム
※タイムテーブルは変更になる可能性があります。
※特定の思想や宗教、マルチ商法、情報商材の販売などに関わる方の参加はご遠慮いただいております。そのほか、参加者に不快感を与える行為を目撃した方はお知らせください。