10.27 Sat
しごとバー
暮らしを支える部品加工ナイト

※このイベントは終了いたしました。

こんにちは！にいがたイナカレッジの井上と申します。新潟県内の地域と外の人が交わる様々なプロジェクトのコーディネーターをしています。

ややこしくて申し訳ないですが、今回のしごとバーの主役は私ではなく、新潟の柏崎という地域のものづくりの現場で働く仕事人たちです！

東京出身東京育ちの私が新潟に来て知ったのは、テレビやネットではわからない田舎で働く・暮らし人たちのふるまいや言葉に出るかっこよさ。

それを東京の人たちにも少しでも「直接的に」「五感で」知ってもらうべく、東京に連れてきたり新潟に連れていったりする仕事をしています。

今回は、私にとっても初めてのテーマ。

皆さん、「製造業」「地方の中小企業」へのイメージって、勝手に作ってしまっていませんか？

恥ずかしいことに私も、「工場作業で男社会できつい……」というイメージを持っていましたが、今回柏崎市と協力してイベントを作るにあたっていろいろな「実際」が分かってきました。

人口約8万人の柏崎には、ものづくりに関する会社が３00以上あります。

社員数は10名以下のところから何百人規模のところまでさまざま。持っている技術・得意分野もさまざまです。

「製造業」「ものづくり」といっても、柏崎の会社が担っているのは、最終製品になる前の「部品」の部分。そのため、なかなかわかりやすく表に会社名が出ることはありません。

しかし、車のエンジンを動かす部品や電線に使われる部品、かみそりや携帯・プリンターなど「身近で暮らしに欠かせない」そして特殊な性能が必要なものを、日本や世界のシェアの何割をも占めるくらいに作っている会社がいくつもあるのです。

会社名が有名でなくても、実は暮らしにとても大切な製品の一部を作っていたり、若い女性も生き生きと働いていたり、ワザを受け継ぐしくみがあったり、ものづくり会社の「リアル」は想像以上に目から鱗。

そんな柏崎のものづくり会社3社の社員・社長さんが新潟から東京に来てくれます。

みんな、ものづくり会社としてより世の中のために良いものを作りながら、「柏崎」という地域も盛り上げていくべく様々なプロジェクトに協力してくれている方々。

ぜひ首都圏のすてきなアンテナを持っている人と出会ってもらいたいと思い、私が声をかけさせていただきました。

１人目は金属を「延ばす」加工が得意で、電線づくりなどを支えているサイカワさん。新規事業にも積極的で、「世界を駆ける小さな会社」を目指しながら町の人の頼られ役でもあります。

２人目は「ドリームチーム」と名乗る金属加工のなんでも解決集団がいる酒井鉄工所の酒井さん。「はめる」「削る」「磨く」技術で車に使われる金属部品などを作って創業80年！

３人目は若いながら社内のベテランたちを親しみやすさでまとめあげる若手社長、竹田さん。プラスチックの部品加工を手掛ける会社「バンブートライ」での仕事と人に迫ります。

直接ざっくばらんに業界の実状や人生の話が聞けるイベントにしたいと思っていますので、素人の方でも勉強している方も気軽にお越しください。

「暮らしを支える部品加工ナイト」は、「しごとバー」として開く少し前の18時半ごろから時間をとってトークセッションなどをしています。詳しくリンクを参考にしてください！

井上 有紀（いのうえ・ゆき）
東京都八王子市出身、25歳。2015年4月に大学を休学し新潟市内野町の老舗のお米屋さん「飯塚商店」に魅せられ「つながる米屋コメタク」を同じように移住した2人と始める。卒業後長岡にあるにいがたイナカレッジに就職し、地域インターンのコーディネーターとして働いて2年目。新潟での仕事は、季節ごとに変わる山の色や旬の食べ物を堪能しつつ、シェアハウスを友達と作ったり好きな町に通ったりして楽しんでいる。

【リンク】

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