※このイベントは終了いたしました。
こんにちは。
妻と2人で檻之汰鷲(おりのたわし)という名前でアート活動をしながら、北茨城市で地域おこし協力隊をしている石渡のりおです。
ぼくたち夫婦は40歳を前に会社を辞めて、現在は芸術家として起業中です。
簡単に言うと、好きなことを仕事にして生きていこうとしています。
まず、芸術家として独立するためにしたのが、アーティストインレジデンスという制度を利用して、2013年からヨーロッパとアフリカを1年間旅したことです。
各地で滞在制作して作品を発表してきました。
最大のインパクトは、アフリカのザンビアで、泥の家を建てたことでした。
絵画が生活に入り込むが余地ないほど貧しい、現地の人の暮らし。自然から家をつくり、野菜を育て、自給自足で生きる彼らと接点を持つ表現ができないか、と考えたのです。
やってみたら、とんでもなく大変な作業で、あまりに何もできないぼくを見た現地の人々からは「お前はどうやって日本で生きているんだ?」と不思議がられ、「読み書きや計算ができて、会社で働いてお金を貰って生きているよ」と答えたら、大爆笑されて「この国じゃ死ぬぞ」と言われました。
そのとき決意しました。
生きるためのチカラを手に入れる、と。
その後、2014年に帰国。「空き家を探して改修し、木工の技術を身につけボートを手作りして、海の近くに暮らす」ことを目標にしました。
それから空き家探しがスタートして、縁あって、愛知県津島市の空き家に出会いました。家主さんと約1年かけて再生し、退去時には入居者を見つけ。次第に昔の日本人の暮らしにも興味が湧いてきて、三重県の漁師町、岐阜県の森のある古民家など、約3年間、作品をつくりながら空き家を転々と贅沢貧乏な暮らしで放浪していました。
そんなぼくたちに、「北茨城市が芸術家の地域おこし協力隊を募集しているよ」と友人が教えてくれたのが、およそ2年前。2017年の春に採用してもらい、今に至ります。
北茨城市では、築150年の古民家を改修してアトリエをつくりました。
2018年12月には、有楽町マルイで個展をやって約100万円を売り上げました。
ぼくたち夫婦のテーマは「生活芸術」です。
気が付いたら生活と芸術の境目が消えていたんです。
生活がアートだったら楽しいですし、アートが生活だったらとても身近です。
ぼくたちは「生活をつくること」ができる。どんな場所で、どんな家に住み、どんな仕事をして。そのすべては自由に選択できるんです。
生活をつくってみたいと思いませんか?
旅することやアーティストインレジデンス、移住、田舎暮らしに興味がある方。
空き家・古民家再生をしたいと思っている方。
ぼくたち夫婦の生き方や芸術家の地域おこし協力隊ってどんな仕事?と気になった方も。
ぜひ、お気軽にお越しください。
お待ちしてます!
檻之汰鷲(おりのたわし)
石渡ノリオ・チフミによるアートユニット。結婚を機に檻之汰鷲としてアート活動を行う。2013年よりヨーロッパとアフリカの5か国に滞在し、アート作品を発表。滞在先でモチーフを見つけ、そこにある材料で作品をつくる。また「芸術は生きる技術である」というテーマのもと、異文化や日本古来の暮らしから知恵や技術を採取中。現在は北茨城市を拠点に「生活」と「芸術」結びつける作品を発表している。
【ホームページ】 http://orinotawashi.com/
イベント当日の18時からは、2018年11月に北茨城市を舞台に開催した「しごとをつくる合宿」の報告会も開催します。
よろしければあわせてご参加ください。
【トーク部分はYouTubeでも配信中!】
※当イベントは事前予約不要ですが、よろしければ下記の「イベントに参加する」より、当イベントのfacebookページにて「参加予定」へのチェックをお願いします。
※なお、SNSを介して発生したトラブルなどの責任は負いかねますこと、あらかじめご了承ください。
※しごとバーでは、特定の思想や宗教、マルチ商法、情報商材の販売などに関わる方の参加はご遠慮いただいております。そのほか、セクハラ行為なども含めて、参加者に不快感を与える行為を目撃した方はお知らせください。