12.14 Sat
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なんとかなるナイト

※このイベントは終了いたしました。

岐阜県郡上市に移住して８年になる平野彰秀と申します。

石徹白（いとしろ）という小さな集落で、集落の人たちと小水力発電をつくったり、移住したい人たちの受け入れをしてきました。いまや、集落250人中約50人が移住世帯となり、人口が下げ止まるようになりました。

また、３年ほど前から、「郡上カンパニー」という、「都市の人と郡上の人が一緒に創業するプログラム」のディレクターをしています。現在は、１期と２期合わせて10のプロジェクトが進行中です。10人の人たちが移住して、10人の地元の人たちと、事業づくりに取り組んでいます。

普段から、そんなことをやっていると、移住したい人・移住した人の、よろず相談所みたいな状態になります。たとえば、「郡上で暮らしたいんだけど、仕事が不安で・・・」「どうやって仕事を辞める決断ができたんですか・・・？」「事業パートナーと考えが合わなくって・・・」とか。

そんな相談を受けていたある日、ふと、思いました。

「かつての自分を振りかえってみると、生計を立てる保証なんてなかったし、路頭に迷う可能性もあったけど、よく、なんとかなったもんだなぁ・・・」と。「なんとかなっている」というのも、まわりの人たちに支えられたおかげが大きく、本当にラッキーだったなと思うのです。

そして、身の回りを見渡すと、郡上に飛び込んで、「なんとかなった」人の多いこと、多いこと。

そう、だからこそ今回は、「なんとかなる！」について、みなさんと話したいと思います。

仕事をやめても、なんとかなる！ 郡上に飛び込んでも、なんとかなる！ ほんとかな・・・？

「なんとかなる！」って、なんか無責任な言い方みたいに聞こえるかもしれません。だけど、きっと、「なんとかなる！」のポイントがあるのではと思ってます。キーワードは、「なかま」とか、「あそぶ」とか、「ねざす」とか。詳しくは、当日、お話しましょう。

僕らが、郡上カンパニーをやりながら、日々悩んだり、ぶつかったり、見えてきたりしていることをお話できればと思っています。

一緒に話してくれるのは、僕と同じ石徹白という集落に住み、すっかり根づいて地域の人から信頼されている田中佳奈ちゃん、一緒に郡上カンパニーのディレクターをやっている岡野春樹君。（郡上カンパニーのことについては、以下のインタビュー記事をご覧ください！）

▼郡上カンパニー記事
「根っこのある生きかたを ともにつくるカンパニー 共同から協働へ」

▼郡上カンパニーのHPはこちら
・郡上カンパニーは現在、「第３期共同創業プログラム」の創業パートナー募集中です！
・詳細は以下のHPよりご覧ください！
・説明会も随時開催中です。（12/13@名古屋、12/14＠東京、1/11,18@郡上）
https://gujolife.com/

それでは当日、皆さんにお目にかかれること、楽しみにしています！

平野 彰秀（ひらの・あきひで）
1975年岐阜市生まれ。地域再生機構副理事長、郡上カンパニーディレクター、HUB GUJO 理事、石徹白洋品店取締役。
18歳から32歳まで、東京在住。デザイン会社・経営コンサル会社を経て、2008年岐阜市にUターン。2011年、郡上市石徹白に移住し、集落全戸出資による水力発電所を建設。その模様は、ドキュメンタリー映画「おだやかな革命」でも取り上げられた。近年は、「都市と郡上をつないで新たな価値を生む」活動に軸足を置いている。

田中 佳奈（たなか・かな）
1988年徳島生まれ。京都を中心に、一時アメリカでも生活していた転勤族。出張撮影の「百穀レンズ」フォトグラファー。国内やアジア、アフリカを旅した学生時代を経て、自然豊かな地域で文化のある暮らしをすることに目覚める。2015年に郡上市石徹白に移住。2018年に「百穀レンズ」を立ち上げ、家族写真や暮らしぶりを残すライフスタイル撮影などを生業にする。石徹白びえの栽培と、おばあちゃんたちの話をきくことが趣味。

岡野 春樹（おかの・はるき）
1989年ドイツ生まれ。神奈川県平塚市育ち。郡上カンパニーディレクター、一般社団法人Deep Japan Lab代表理事、広告会社勤務。
東京で広告会社に入社後、自治体のブランディングや、地方創生を中心とした官公庁の国内外の広報に携わる。日本を愉しむ関係性をつくる編集チーム「Deep Japan Lab」を立ち上げ、日本全国を旅してまわる。その旅の活動で郡上と出会い、惚れ込んで、会社を説得して現在家族４人で源流域で暮らす。