イベント

2.7 Fri

第9回「ローカル×ローカル」
まちづくりって、何?

※このイベントは終了いたしました。

こんにちは。主催の南伊豆新聞編集長の伊集院一徹です。

この企画はさまざまなローカルで活躍する先輩たちを訪ねて、僕が学んだことを報告するイベントです。日本仕事百貨との共催企画です。

僕は、2018年から南伊豆に移住。地域おこし協力隊の制度を活用しながら、ローカルメディア『南伊豆新聞』『南伊豆くらし図鑑』の運営をしています。

1年間そのような活動をやって、ふと疑問に思いました。「そもそも地域おこし、地方創生ってどういう状態だ? 」。ちょっと壮大すぎるこの言葉に尻込みしました。

もっと肩肘張らず、自分ができることで着実にその土地の力になることがあるはず。そこでちょっと先を行く先輩たちを訪ねて、学んだことを報告する会『ローカル×ローカル』を思い立ちました。

2019年の5月から始まり、今回で9回目です。過去のレポートはこちらから。

第9回目の先輩(ゲスト)は、静岡県熱海市で活動する株式会社machimori代表の市来広一郎さんです。

市来さんに伺ったテーマは「まちづくりって何?」。

まちづくりって何でしょう? 僕が東京で働いていた頃はまったく気に留めない言葉でした。

だけど南伊豆で暮らし、その土地の魅力を発信する仕事を始めてから“まちづくりという言葉がいろんなところで聞こえてくるようになりました。「子育てしやすいまちづくりを!」「介護が充実したまちづくりを!」などなど。

この感じって「地方創生」の響きと似ていて、いまいち自分ごとにしにくい言葉だなぁと思ったんです。どうしたら「まちづくりがうまくいっている状態なんだろう?」

誰かに聞いてみたい。そこで、熱海で活動する市来さんにお話を聞いてみたいと思いました。市来さんは2007年に熱海にUターン。当時「衰退した観光地」の代名詞と言われた熱海をさまざまな施策で盛り上げてきた方です。

例えば、市来さんは2011年に仲間たちと民間まちづくり会社machimoriを設立し、カフェ「CAFE RoCA2017年に閉店)」やゲストハウス「guest house MARUYA」、熱海で起業・創業したい方向けの創業支援プログラム99℃などさまざまなトライ&エラーを繰り返してきました。

これらの取り組みは少しずつ身を結び、2011年の熱海銀座商店街の空き店舗は10軒でしたが、2019年には1軒に。2018年には市来さんたちの10年の試みがまとめられた『熱海の奇跡(東洋経済新報社)』を発行。本書では何度もまちづくり”という言葉が出てきています。

市来さんは熱海のまちづくりにおいて、「100万人が1回訪れる街よりも、1万人が100回訪れる街」というヴィジョンを掲げています。

個人的に「人が増えていく施策だけがまちづくりではない」と思っていただけに、市来さんのまちづくりに対する視点は、僕がこれから活動する中できっと大切な学びになると思いました。

市来さんが考えるまちづくりという言葉をもう少し紐解き、深く聞いてみたい。どのように熱海は活気を取り戻していったのか、市来さんたちはどんなことを大切にしてきたのか。または、まちに暮らす一市民としてできる、まちづくりとは?

参加者の皆さんと考えていきたいと思います。

それでは、東京・清澄白河のリトルトーキョーでお待ちしています。

※1/10(金)追記

日本仕事百貨の中川です。

学び仲間に、緒方康浩さんをお呼びしました!鹿児島県鹿屋市の地域活性、千葉県柏市のコワーキングスペースの運営、石川県金沢市のシェアホテルの運営などを経て、現在は石川県小松市で九谷焼の複合型文化施設「CERABO KUTANI」の運営や九谷焼のブランディング案件などに携わっている方です。

緒方さんとは、ぼくの地元である柏市でイベントを企画運営したり、旅したりする仲でした。いろいろな地域や業態に関わるなかで、どんなふうに「まち」を捉え向き合ってきたのか。一緒に考えていけたらいいなと思っています。

【ローカル×ローカル〜その土地の魅力をみつけて発信し、関係性をつくっている先輩たちを訪ねて、学んできたことを報告します〜】

▼日時
2020/2/7(金)
19:00 開場 19:30 開始
21:30 終了

▼場所
リトルトーキョー 3F
(東京都江東区三好1-7-14)
清澄白河駅A3出口より徒歩4分

▼参加費
1,500円+1ドリンク
別途カンパ制で日本酒とおつまみ付き!

▼タイムテーブル
19:00-19:30 受付
19:30-19:55 自己紹介やイベントの説明など

20:00-21:15 学びの発表やトーク
21:15-21:30 中締め
21:30- 懇親会
22:30 終了
※タイムテーブルは変更になる可能性があります

 

市来 広一郎(いちき・こういちろう)
株式会社machimori代表取締役。NPO法人atamista代表理事。一般社団法人熱海市観光協会理事。一般社団法人ジャパン・オンパク理事。一般社団法人日本まちやど協会理事。1979年静岡県熱海市生まれ。東京都立大学(現首都大学東京)大学院理学研究科(物理学)修了後、IBMビジネスコンサルティングサービス(現日本IBM)に勤務。2007年熱海にUターンし、ゼロから地域づくりに取り組み始める。遊休農地再生のための活動「チーム里庭」、地域資源を活用した体験交流プログラムを集めた「熱海温泉玉手箱(オンたま)」を熱海市観光協会、熱海市と協働で開始、プロデュース。2011年民間まちづくり会社machimoriを設立、2012年カフェ「CAFE RoCA」、2015年ゲストハウス「guest house MARUYA」をオープンし運営。2013年より静岡県、熱海市などと協働でリノベーションスクール@熱海も開催している。2016年からは熱海市と協働で「ATAMI2030会議」や、創業支援プログラム「99℃」なども企画運営している。201911月には個室タイプのゲストハウス「ロマンス座カド」をオープン。

緒方 康浩(おがた・やすひろ)
CERABO KUTANI ディレクター/Freelance
1989年4月鹿児島県鹿児島市生まれ、千葉県柏市育ち。「場・産業・地域の”関係人口”を増やす」をテーマに、鹿児島県鹿屋市の地域活性、千葉県柏市でのコワーキングスペースの運営、石川県金沢市の旅人と地域住民が集うリノベーションホテルの運営などに携わる。現在はフリーランスとして九谷焼の複合型文化施設「CERABO KUTANI」の事業企画と運用や、九谷焼のブランディング案件等に携わる。北陸グルメと九谷焼の新米水先案内人。
CERABO KUTANI(九谷セラミック・ラボラトリー)
産地の総合芸術祭 KUTANism(クタニズム)

伊集院 一徹(いじゅういん・いってつ)
南伊豆新聞・南伊豆くらし図鑑 編集長/イラストレーター
鹿児島県出身。教育系出版社の編集者として勤務。退職後、2018年4月から静岡県南伊豆町の地域おこし協力隊・イラストレーターとして活動。南伊豆で生活をしながら、たまに東京で仕事をしています。
南伊豆新聞
南伊豆暮らし図鑑
イラスト

・参加希望の方は必ず下記「Peatixページから申し込む」ボタンより、チケットの購入(事前決済)をお願いいたします。
・お申込み後のキャンセルは基本的に承っておりません。
・特定の思想や宗教、マルチ商法、情報商材の販売などに関わる方の参加はご遠慮いただいております。そのほか、セクハラ行為なども含めて、参加者に不快感を与える行為を目撃した方はお知らせください。

日時
2020/02/07 19:00 開場 19:30 開始
21:30 終了
会場
リトルトーキョー3F
参加費
1,500円+1ドリンク
別途カンパ制で日本酒とおつまみ付き!

※このイベントは終了いたしました。

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