イベント

10.2 Tue
佐々木さんと行く!
朝の築地見学会と夜の食事会

※このイベントは終了いたしました。

いよいよ築地が閉鎖する2018年10月6日が近づいてきました。

はじめて築地の場内に入ったのは、2013年にラ・ボンヌ・ヌーベルから求人の依頼をいただいて取材したとき。

ラ・ボンヌ・ヌーベルは小さなフレンチのお店です。銀座と日本橋の間、東京駅にも近い京橋の路地にあって、砂糖やバター、生クリームなどを使わずに、主に野菜と魚を使った料理を出しています。野菜と魚は、毎日築地に自転車で通って仕入れています。

そんなラ・ボンヌ・ヌーベルの佐々木さんと行く「朝の築地見学会」と、ラ・ボンヌ・ヌーベルでの「夜の食事会」を企画しました。

はじめて佐々木さんに連れられて、場内に入ったときの様子を『生きるように働く』から引用します。

 求人取材は朝八時半に築地市場に集合するところからはじまった。

「フランスでシェフが毎朝マルシェに買い付けに行っているのを見ていて、自分も同じことをやろうと思っていました。それならお店はやっぱり築地の近くがいいなと思って」

 まずは魚を見てまわる。場内にはずらりと仲卸業者が店を構えていて、たくさんの魚屋さんが並んでいるよう。それぞれの強みや特色などがあって、たとえば、貝が得意だとか、マグロ専門だとか。そんな仲卸の方たちは、競りに参加して魚を調達して、街の魚屋さんや寿司屋さんなどに卸している。ただ、朝の九時近くになると、一般の人でも買い物をさせてもらえる仲卸さんもいる。
 佐々木さんは、大間のマグロだとか、松皮ガレイだとか、なんだかすごい魚を物色している。あまり表情に出さず、仲卸の人たちとは多くの言葉を交わさない。ただ、いい魚を選ぼうという真剣な思いや仲卸の人たちとの信頼関係のようなものが伝わってくる。あるところで、立派な太刀魚があった。それを眺めていたら、佐々木さんが「買ったらどう?塩焼きにしたらおいしいよ」と声をかけてくれた。一緒に見てまわっていたら、ぼくも魚が欲しくなったので、購入することに。あとから聞けば、一番いい太刀魚を選んでもらったようだ。

「太刀魚の背中のところをワーッと触って、このなかではどれが一番いいかを見極めてよこしたんですよ。ぼくの紹介があったとはいえ、一見さんに対してあの行動が取れるって。どうせ素人だから、という人もいるんでしょうけど。ああいうことができる人と、ぼくはお仕事がしたい。それがプロですよ。喜ばせる仕事。だから彼と仕事してるんですよ」

 青果市場で野菜なども選んで、一旦解散。また夕方になってから開店前のお店を訪れた。夜の営業前に、テーブルに座って話を聞くことに。佐々木さんはなぜこの仕事をはじめたのだろう。話を聞いてみると、もともと演劇を志し、その後アパレル業界に進んだそうだ。そして料理の世界へ。

「どれも一緒だと思いますよ。エンターテインメントなんです。喝采を浴びて、役者はカウンターのこちら側で踊るっていう。どんなお客さんが来るかを想像しながら築地に行って、サプライズができたらと思いながら。常識的に考えれば、普通は大間のマグロなんて高いから出さないですよ。やっぱり驚かせたい、サプライズなんです。どうせやるんだったら高いレベルで仕事をしたほうが気持ちいい。それにたくさん選択肢があるなかでうちを選んでくれたお客さんには、満足してもらいたい。そこは是が非でもやります。信念ですね。仕事って、楽しむことだと思っているので。俺は楽しいと思ってやってるから、そう思ってくれる人と働きたいですね。ただ、まずは任されたことをやること。それをがんばっていれば、好きにやっていいことが増えてくる」生きるように働くより

「朝の築地見学会」

朝の築地に集合して、佐々木さんの仕入れに同行します。場内を回ったら、最後にコーヒーを飲んで解散です。

日時:2018年10月2日(火) 8:00
集合場所:築地正門前集合(地図はこちら
参加費:書籍込み2,000円(当日お渡しします。書籍を持っている方は無料なので当日持参ください)
定員:5名(先着順)

「夜の食事会」

佐々木さんのお店「ラ・ボンヌ・ヌーベル」で食事をしながら、ナカムラケンタが『生きるように働く』の朗読もします。食事をしながら、ゆっくり会話ができる時間にしたいです。

日時:2018年10月2日(火) 19:30
会場:ラ・ボンヌ・ヌーベル(東京都中央区 京橋2丁目5−3
参加費: 9,000円(食事込み、書籍代込み。飲み物代は別です。書籍を持っている方は7,000円なので当日持参ください)
定員:5名(先着順)

※その他の出版イベントはこちらをご確認ください。

日時
2018/10/02 8:00/19:30
会場
築地市場、ラ・ボンヌ・ヌーベル
参加費
2,000円/9,000円

※このイベントは終了いたしました。

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