※このイベントは終了いたしました。
※各回満員となりました。追加開催、関連イベント開催の際はあらためてお知らせします。
こんにちは。編集長の中川です。
めまぐるしく、世の中の状況が変わっていく今。いろいろなことを考えます。
自分にできることはなんだろう。この先、どうなっていくんだろう。ほかのみんなは何を考えているんだろう。
この漠然ともやもやする感じは、就職活動のそれとよく似ています。
最近のひとつの流れとして、オンラインの説明会や面接が多くの企業で取り入れられていると聞きます。地方に住んでいる人が参加しやすくなったり、対面より画面越しのほうが自分を伝えやすい人もいたり、いい側面もあるようです。
ただ、そんな変化に馴染めないという人もいると思います。もしも自分が今の就活生だったら、手や足が少し止まってしまっているかもしれません。
そこでまずは、就職活動中の学生のみなさんと一緒に、ざっくばらんに話す場をつくることにしました。
今の気持ちやこれからのことなど、言葉にすることで、整理がついて一歩踏み出せることもあるでしょうし、日本仕事百貨と一緒に何かはじめてみよう、という動きが生まれるかもしれません。
わたしたちも仮説や先入観をもちすぎずに、いろいろ話すところからはじめたいと思っています。
▼対象
就職活動中の学生
(働くことについて考えている、興味があるという方なら、学年は問いません)
▼日時
6/11(木)、15(月)、19(金) 19:30-21:30 →各回満員となりました。
▼定員
各回先着30名
▼参加方法
本ページ末尾のフォームにご記入ください。詳細は別途ご連絡します。
「まず、やってみる」
日本仕事百貨で大事にしている考え方のひとつです。
でも、学生時代の自分を思い返すと、これがなかなか苦手で。まわりのみんなが軽快に動き出すなか、ひとり頭を悩ませている期間が長かったように思います。
そんな状況を変えてくれたのが、友人との対話でした。生い立ちのこと。何に喜びを感じ、疑問を抱いているのか。これからの生き方について。あちらこちらへ寄り道しながら、たくさん話しました。
対話の終わりに、その友人は一冊の本と、あるWebメディアのことを教えてくれました。シゴトヒト文庫から出版された『シゴトとヒトの間を考える』、そして日本仕事百貨です。ここからぼくの“就活”は動き出したような気がします。
動き出したといっても、就職という形で実を結んだのはそれから1年半後のこと。大学はすでに卒業していました。
多くの同年代が入社式を迎えた4月1日のお昼、長く伸びきった髪を床屋で切ってもらいながら「今日はお休みですか?」と聞かれたときの気持ちを、いまだに思い出します。少しうしろめたいけれど、正直に今の自分について話してみる。適当に相槌を打ちながら聞いてくれる美容師さん。そのうち吹っ切れてきて、髪を切り終えるころには、爽やかな気持ちになっていたことを覚えています。
…何が言いたいかというと、自分のリズムを信じていいんじゃないかな、ということ。そして「まず、やってみる」の形も人それぞれ、ということです。
一見何も動いていないように見えても、その人のなかではいろんな想いや考えが渦巻いていて。話したり、聞いたり、書いたりすることがきっかけとなって、足が一歩前に出る。それも立派な「まず、やってみる」だと、今になって思います。
今回のオンライン座談会は、ぼくが動き出すきっかけをくれた友人の青木優莉にも加わってもらいます。大手広告代理店や、年代を超えた学び場をつくるNPO法人、銭湯とそのまわりの地域コミュニティーなど、いろんな規模感で人と人との関わりを紡いできた人です。一緒に焚き火を囲むようなつもりで、話したい。
おそらく、はじめましての人たちばかりでしょうし、時間も限られています。どこまでいけるかわかりませんが、気楽に、それでいて真剣に、いい時間をつくっていきたいです。
ご参加お待ちしています。
▼焚き火を一緒に囲む人
青木 優莉(あおき・ゆり)
留学なのか就職なのか迷いながらの就活を経て、2015年に株式会社博報堂に入社。就活はスーツを着ない頑固さを発揮し、ワンピースで乗り切る。馬車馬のように働いた経験を経て、まちに飛び込んで現場で実践したい!と特定非営利活動法人シブヤ大学の職員へ転職。高円寺の銭湯・小杉湯に惹かれ、2018年からは株式会社銭湯ぐらしのメンバーとしても活動中。日本以外のまちのことも知りたいと1年間のイタリア渡航を計画するも、コロナで延期に。最近は計画することはやめて、流れに乗っていこうとゆるやかに捉えられるようになりました。
中川 晃輔(なかがわ・こうすけ)
在学中のインターンシップを経て2015年に株式会社シゴトヒト入社。採用課題で「好きな〇〇」を問われ、パンナコッタへの愛を語って運よく拾われた過去がある。以後「パンナコッタ採用」、代表からは「文体が中二病っぽい」と言われる。なんだかんだと経験を積んで2018年より日本仕事百貨の編集長に。最近はおいしい蒸しパンをつくれるようになりました。
※本イベントは学生限定のクローズドな場にしたいと考えています。学生でない方は、今回のお申し込みはご遠慮ください。(今後、いろんな立場の人たちをまじえて“就活”を考える場もつくっていきたいと思っています)
※特定の思想や宗教、マルチ商法、情報商材の販売などに関わる方の参加はご遠慮いただいております。そのほか、参加者に不快感を与える行為を目撃した方はお知らせください。