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シェアする面白さ

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やりがい、価値観、給料…。働くうえで人を動かす熱意はバラバラですが、根っこにあるのはいかに働き方を面白いと思えるかだと思います。

今回の取材を通して伝わってきたのは、そんな面白さをそれぞれのスタッフが体感しているということでした。

o01 今回紹介するのは、外国人や日本人向けに、シェアハウス・ゲストハウス・アパートメントなどさまざまな居住形態を提案している株式会社オークハウス

ここで働くハウスマネージャーと営業事務を募集します。

どちらも特別な経験が必要というよりは、コミュニケーション能力や自分の役割を見つけ、いかに面白がれるかということが重要になってきそうです。

 
南浦和駅から歩いて10分、訪ねたのはソーシャルレジデンス南浦和

迎えてくださったのは営業部部長の海老原さん。

今回募集する営業事務は、はじめは海老原さんのアシスタントというかたちで働きはじめます。

「まずは施設を簡単に紹介します」といって、シェアハウスの設備を紹介してくれました。

o02 2015年10月にオープンしたソーシャルレジデンス南浦和は、102室の部屋をはじめ、スクリーンシアタールーム、リハーサルスタジオ、ボルダリング・ヨガまで出来るフィットネススタジオ、大浴場といった施設を揃えています。

シェアハウスと聞くと、少人数でひとつの空間を借りる印象があったので、充実した環境に思わずおどろく。
o03 さらにおどろいたのは、ラウンジやキッチンといった日々使用する空間のきれいさが保たれていること。

よく見ると、きれいにするための仕組みが考えられていることに気づく。

「たとえば、以前は使用したお皿は水切りかごに戻すというシステムでした」

「ただ、そうするとみんなそのまま部屋にもどってしまう。それを誰が片づけるのかまで見渡せていなかったんです」

そこで、お皿を拭くための布巾を用意して、使い終わった布巾はカゴに入れることに。

そうしてキッチンをきれいに保つ仕組みを生みだす。

o04 100人以上が暮らすシェアハウスでは些細な事かもしれないけれど、放っておくと生活環境の悪化につながりかねない。

「そういった仕組みを作りだすのも、すべてスタッフに任せるようにしています」

改善することで満足度につながることも、ハウスマネージャーの役割になってくる。

「ソーシャルレジデンス南浦和のサイトも、現場のハウスマネージャーが実際に物件周辺のカフェや地域周辺情報を更新しているんです」

実際に自分の目や足を使うからこそ見えてくる地域の情報は、等身大だからこそ伝わってくるものがある。

「そのときに更新する情報も、入居者のバランスを意識しています。たとえば女性が少ないと思ったら、女性らしさや女性目線でコンテンツを紹介するんです」

o05 改善点を見つけ、自分で自分の仕事をみつける。
今回募集するハウスマネージャーと営業事務にも、そんな視点が求められるのかもしれません。
「特にハウスマネージャーは、お客さまのご案内と既存の入居者様のケアを中心とした働き方になります」
大切なのは、どれだけ人が好きかということ。
「相手の話を真摯になって聞いて、相手が何を求めているかを理解することが大事になってきます」
そこで、 実際にハウスマネージャーの斉木さんにも話を伺うことに。
o09 「学生のころから客室乗務員という夢に向かって勉強をしていました。新卒で航空会社に就職し、6年ほど働きました」

「ただ、自分のキャリアについて考えたときに、このままでいいのかなっていう不安もあったんです」

どんな不安があったんですか。

「たとえば、実際に現場で話す英語って簡単なんです。『お腹空いていますか』とか、『お飲物いかがですか』とか。語学を扱う環境で働きたかったのですが、イメージとかけ離れていたんです」

より語学を活かせる仕事に就きたいなと思ったときに、オークハウスに出会います。

「入居者さまのなかにはポルトガル語しか話せない方もいるので、ハウスマネージャーは毎日外国語を使います」

「メールも英語だけ、ポルトガル語だけとかあるので、想像以上にインターナショナルな環境でした」

また、入居者の方と関わる機会も多く、やりがいを感じることは多い。

「退居する際にお手紙を頂いたり、ご両親から連絡を頂いたりすることもあって。そんなときは働いていて良かったなと思いますね」

人と関わるからこそ得られる温かさを感じられる仕事なんでしょうね。

「だからこそ、マナーや身だしなみには意識的な方だといいですね。少しくらい服にシワがあってもいいと思っても、だらしない印象を与えてしまうと、そういう会社だと思われてしまうので」

入居者さまを満足させるために何ができるかまで意識を向けることは、正直大変なこともあると思うんですが。

「そうですね。以前の与えられた仕事をこなすだけの環境は意外と楽だったんだなと思いました」

マニュアル化された環境はたしかに楽なのかもしれません。しかし、誰でもできる仕事だからこそ、自分でなくてもいいという不安も募るのかも。

09a 「そういった点では、オークハウスに入ってからは決まっていないことだらけで。すごく大変ですが、そこがまた面白いですね」

状況や案件によって、仕事も変わってくる環境が楽しくなってきた。

「あとは、職場の方が優しいというのもあるのかな。わからないことがあっても、教えてくださいと素直に言える環境だと思います」

「『そんなこともわからないんですか』ではなくて、『ここはこうです』と丁寧に教えてくれますね」

些細なミスや、気になっていることを言いあえる空気って、信頼関係ができてないと難しい気がします。

自分の仕事を楽しいと思えるからこそ、素直に向き合える環境が生まれていると思いました。

ただ、相手に寄り添っていけばいくほど、何かしてあげたくなってしまう気持ちも芽生えてくる。

そういうときこそ、心を鬼にして企業の立場に立って関わることも大事になってきます。

「シェアハウスなので、どうしても気持ちの面が強くなってしまいます。でも数字も重要なことなので、ふたつの視点をうまく使って考えられるといいですね」

そんな数字の重要性は、特に営業事務に求められると話します。

ここでふたたび海老原さん。

「たとえば、施設を一通りご案内しましたが、数百万円かかっている設備もあります。営業事務は『それって本当につくる必要があるの?』なんてことを考えることになると思います」

o06 考えを数値化することで、ゴールを明確にする。そこへ目がけて何をするのかを考える役割を営業事務は担う。

「だからこそ、仕事もマニュアル化できないことが多いんです。『空室を埋めるには何をすればいいのか』という課題に対して、稼働率と入居者のデータをまとめ、分析したうえで企画を提案する。毎回数値や背景は変化するのでアプローチにも変化がでると思います」

「マニュアル化のない毎日は大変ですけどね」と言いながらも、話してくれる言葉や表情には、どこか充実している様子が伝わってくる。

仕事を話すことばの背景には、たしかなやりがいと今の環境を楽しんでいる姿勢を感じられました。

施設を案内していただいたときに伝わってきた説得力や魅力は、自分の働くなかで面白さを見つけたからこそ伝わってきたのかもしれません。

 
営業事務のポジションは、営業部でもはじめての部署となる。そこで、一番近い仕事をしているという管理部の黒屋さんにも話を聞くことに。

o07 「以前はIT業界で働いていました。仕事は楽しかったのですが残業も多かったんです。夜遅くまで働く生活は大変でした」

なにより、やりたいことを仕事にしたいと思ったとき、外国の方とコミュニケーションがとれるような環境で働きたいという思いがありました。

「そんなときに、オークハウスを知って。もしかしたら私が求めている環境かもと思ったんです」

面白そうな環境だなと思い、飛び込んでみようと。

「前職での経験を生かしつつ、働きながら自分も成長できる環境だと思いました。実際に働いてみると毎日あたらしい経験だらけです」

あたらしい仕事が日々うまれてくる。

そんな変化は、ときには自分たちで起こすこともある。

「たとえば、いままでメールで日報を送っていたのですが、なかには惰性でやっている感じも拭いきれないものがあって、あまり意味がないと思ったんです」

そこで、まずは自分の部署の日報を数字で表せるものにしてみることに。

各々の仕事を時間と件数で記録し、それらを集計するシートを作成。日々どれくらいの時間でどれくらいの案件が出来ているかを統計していく。

すると、月毎の仕事量を可視化でき、どこに仕事のボリュームが偏っているかが見えてきました。

「ここに時間がかかっているから、もっと効率があがるようなシステムを考えようということが見えてきて。評判も良く、ほかの部でもそのシステムを使いはじめたんです」

自分でいいと思ったことが、どんどん広がっていく。そこにも面白さがあるのかもしれませんね。

「仕組みを考えてスムーズに作業できることに達成感を感じるんです。そういう方が働きやすい会社だと思います」

o08 「とはいえ、数字が得意なだけではストレスが溜まってしまうと思います。ときにはフェイスブックを更新してほしいとか、数字に関係ない仕事も出てくるので」

ある程度、自由を面白がれるといいのかもしれませんね。

「自分次第で自由に動ける環境ですね。営業事務ははじめてのポジションになります。指示はあると思いますが、そんな環境だからこそ自分で動けるといいですね」

ハウスマネージャーも営業事務も、自分で課題を見つけて働く環境になる。

そんな環境に楽しさを見出せる働き方が、オークハウスにはありました。

 
最後に海老原さんの言葉を紹介します。

「私たちはただシェアハウスを運営している会社だとは思っていません。日本の賃貸住宅の業界を変えようと考えているんです」

「日本の賃貸住宅業界って、古くから変わらずにある業界なんですが、そこに改革のメスを入れたいと思っているんです。斬新なことをしながらも、さまざまなことに挑戦できる環境だと思います」

さまざまなことに挑戦することで感じる面白さをシェアする。

そんなオークハウスで働きたいと思った方は、ぜひ応募してみてください。

(2016/4/11 浦川彰太)