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こたつ文化から生まれた
ローソファが
暮らしを豊かにしてくれる

※この仕事は募集終了いたしました。ご応募どうもありがとうございました。

「ご家族やカップルが、理想としている床暮らしを実現させる。そのためのお手伝いをさせていただくという気持ちが大切なので。まずは自分たちも楽しく働いていきたいと思っています」

床暮らしに合うようなソファをデザインし、暮らしの空間を提案しているのがローソファ専門店「HAREM(ハーレム)」。

ローソファとは、通常のソファと比べて座面が低くなっているタイプのソファ。座りながらこたつに入ることもできるし、そのままベッドのように寝転がることもできる。床に近い生活を豊かにしてくれるソファ。

今回は東京・中目黒にあるショールームで、ローソファを通して床暮らしを提案していく人を募集します。



池尻大橋駅を出て目黒川沿いを歩く。道を渡って路地に進むと、周囲は住宅街。静かで落ち着いた空気が流れている。

お店を探しながら歩いていると、道沿いに黒い看板が。どうやらここから地下に降りたところが入り口のよう。

靴を脱いで、家にお邪魔するようにお店の中へ。周りを見渡すと、ゆったりした空間にたくさんのローソファが並んでいる。

「少しわかりづらい場所ですよね(笑)。靴を脱いで、静かな空間でゆっくり自分の時間を過ごして試せるようにと、この場所を選んだと聞いています」

そう話してくれたのは、接客チームの統括マネージャーを務める森田さん。もともとは中目黒のお店の店長で、現在は大阪店の店長をしながら、定期的に東京を訪れているそう。

HAREMは10年前にローソファ専門店としてはじまり、この中目黒のお店は3年前にオープンした。商品はすべて受注生産で、オンラインショップがメインになっているため、ショールームという形で大阪と東京に1店舗ずつある。

森田さんは、中目黒のオープニングスタッフとして入社したという。

「高校生のときにホームセンターでバイトしていたのがきっかけでインテリアに興味を持ちました。20歳のときにインテリアショップで働きはじめたんですが、ほしいと言われたものをただ売るだけの仕事に、どうしても違和感を感じてしまって」

「もう少しお客さまとのやり取りがあるというか、人間味のあるところで働きたいなと思っていたときに、このお店のオープニングスタッフの求人を見つけたんです」

ホームページを見て、まず商品に魅力を感じたという森田さん。特に気に入ったのは、『つみきソファ』。家族の人数や暮らし方によって形を変えることができるソファで、HAREMを代表する人気商品。

商品だけでなく、スタッフの働き方にも興味をもったそう。

「求人ページを見たら、仕事の話が少ししか書いていなくて。仕事の息抜きにスタッフが野球をはじめた話とか、オンオフのオフばっかり書いている感じだったんですよ(笑)。それまで働くことって硬いイメージが強かったので、楽しむこともあっていいんだということを感じて」

どうせやるなら、楽しいほうがいい。そんな思いで応募を決めたという。

入社してみてどうでしたか?

「ホームページから感じていた、楽しみながら仕事をする雰囲気はあって。ただ、やるときにはやるというか。やることやってから楽しもうというのが前提にあるので、そのバランスがいいですね」

「最初は大阪の本社で研修を受けたんですが、オープニングスタッフとして東京に戻ってきたら、お店の立ち上げもあるし、お客さんも多いし…。オンオフの切り替えは大阪のときより意識してやっていました」

大阪と東京合わせても社員は12名ほど。東京は現在2名でお店をまわしているため、スタッフ間の雰囲気はもちろん、オンオフの切り替えも大切になってくると思う。

今回入社する人も、最初に大阪で1週間ほど研修を受けることになる。そこでHAREMが生まれた背景や働く人たちの空気感を感じながら、基本的な知識などを学んでいくそう。

研修後も、東京・大阪の全社員で全体会議を開いたり、定期的にオンライン会議を行ったり、交換留学のような形で大阪・東京ショールームの接客スタッフの職場を1週間入れ替えたり。

少ない人数だからこそ、普段話せない人と話したり、お互いの環境を知ったりすることで、新しい発見につながる。たとえば、大阪だとお客さんのほうから質問がたくさん出てくるけど、東京だと話す前にじっくり見たいという人が多いそう。

スタッフ間で積極的に情報共有することで、知識だけでなく、お客さんとの関わり方も日々アップデートされていく。



次にお話を聞いた矢尾さんも、お客さんとの関わり方を大切にしているそう。矢尾さんは2年前に入社し、現在は東京店の店長を務めている。

人と話すことが好きで、以前は空港で働いていた。社員も多く、1日に何百人ものお客さんと接するなかで、自分が目指すコミュニケーションとの違和感を感じていたという。

「一人ひとりに対する説明やサービスがすごく短時間で。もっとやってあげたいっていう気持ちがあるけど、それをちゃんと自分の中で消化できていないというか…」

「もう少しゆっくり接客できたり、一人ひとりとコミュニケーションを取れたりする仕事がしたいと思うようになって、転職することを決めました」

休日にインテリアを見るのが好きだったこともあり、HAREMの募集記事が目に止まったそう。少人数で楽しそうな雰囲気と、自分発信でコミュニケーションを取っていけることに魅力を感じて、応募した。

ここでの接客は自分に合っていると話す矢尾さん。印象的だったできごとを話してくれた。

「お店に入って1週間くらいのときに、ホームページを見た新婚のご夫婦が来られたんです。奥さまは気さくに話してくれて、旦那さんは後ろでニコニコしてるような雰囲気で」

「話していくうちに、今の新生活だけじゃなく将来のことも想像したりして。子どもができたらとか、旦那さんが猫好きで猫を飼いたいとか。『では猫の爪に強い生地にするのはどうでしょう』と提案したんです」

その日のうちに購入が決まり、その後もメールを通してやり取りを続けた。すると、うれしい出来事が。

「半年ぐらい経ってから、猫がソファの背中に乗った写真を送ってきてくれて。本当に飼ったんだ!と思って(笑)。話していたことが現実になっていくというか、報告していただいたことで自分の目でも見ることができて、すごく感動しちゃいました」

ローソファがある暮らしの未来を一緒に想像する。その後のやりとりを通して、お客さんの未来に寄り添っていく。

どうしたら矢尾さんのような関わり方ができるだろう。普段どのようなことを考えながら接客しているのか聞いてみる。

「最初は、『靴を脱いでどうぞ上がってください。ぜひいろいろ試してみてくださいね』という感じで、グイグイ行くことはしません。一旦距離を置いて、様子を見るというか」

「お客さまがお店の雰囲気に慣れてきて、どの商品を長く見ているかをつかめてきたら、少しずつ話しかけてみます。しっかり様子を見てお客さま目線に合わせたり、質問しやすいような空気をつくったりしていくのが大切ですね」

そうして話していると、いつのまにか1時間過ぎていたということもよくあるんだとか。お客さんには時間を気にせず、じっくり考え、体感してもらえたらうれしいと話す矢尾さん。

お客さんが矢継ぎ早に来るようなお店ではないため、ゆっくりと時間をかけて接客をすることができる。平日だと、逆にお客さんが来ない時間のほうが長いこともあるそう。

「ずっと接客しているわけではなくて、オンラインショップやお客さまへのメールなど、パソコン作業も多いですね」

「私はパソコンが最初苦手で…。森田さんに『はい!質問!』って手を上げてよく聞いていました(笑)」

すると隣で「すごかったよねぇ」と笑う森田さん。こんなふうに、わからないことがあっても明るくコミュニケーションをしながら解決していける人がいいかもしれない。



日本仕事百貨の記事をきっかけに、昨年の1月に入社した松本さんも、この雰囲気の中で働くことが楽しいと話す。今回入社した人は、矢尾さんと松本さん、この二人と一緒に働いていくことになる。

大学卒業後は広告代理店で7年働き、その後デザイナーズソファを販売するお店に勤めた松本さん。接客が好きで、デザインにも興味があったものの、お店の雰囲気に馴染めない部分があった。

「前のお店で、私が接客していたときに店長が近くにいたことがあって。お客さまが予算面ですごく悩んでいたので、『一旦お持ち帰りいただいたほうがいいんじゃないですか』って話をしたんですよ」

「結局カタログだけ渡して、お帰りになられて。でもそのあと店長に、『もう一歩二歩踏み込んでいれば売れていたよ』みたいなことを言われて。そのとき『ああ、そういうことはしたくないな』って思っちゃったんです」

HAREMでの接客の基本は、お客さんにしっかり考え抜いてもらった上で購入してもらいたいということ。これは以前の職場と大きく異なる点だった。

松本さんが入社したことで、社内で大きく変わったことも。その一つが、新しい企画の立ち上げ。

もともとインテリアやデザインの展示会に興味があった松本さん。HAREMに入社してからも、自ら志願して何度も展示会に足を運んでいた。

主体的に動くことで、新しい商品づくりの種も見つけている。

たとえば、現在試作をしているのが、デニム生地を張ったローソファ。

使用しているデニムは、松本さんがたまたま足を運んだアパレル系の展示会に出展されていたもの。

洗濯しても色が落ちにくく、家具で使えるんじゃないかと思いつき、その場で生地だけ売ってもらえないか交渉して、社内でもアイデアを提案した。

現在は試作をつくって色落ちなどの様子を確認し、商品化に向けて進んでいる段階。

「接客スタッフが新しい商品企画を持ち込むことは、社内でもあまり例がなかったことなので、大変に思うことはあります。でもそうやって手探りでやっていくことが楽しくて」

いろんな発想を受け入れていく柔軟な環境がある。

だからこそ、お客さんとも、床暮らしの楽しみ方を一緒に想像していけるのかもしれません。

(2019/2/26 取材 稲本琢仙)

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