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世界から届いた
すこやかな暮らしのヒント
想いのこもった靴と歩む

※この仕事は募集終了いたしました。ご応募どうもありがとうございました。

「今の気持ちはとてもワクワクです。我々の履物を履いて歩いてくださる方がたくさん増えるといいなと思っています」

そう柔らかな笑顔で話してくれたのは、株式会社シードコーポレーション代表の種本さん。

シードコーポレーションは創業以来、快適さとファッション性を両立する靴を世界中から輸入し、全国の小売店に卸してきた会社。

ビルケンシュトックやブランドストーンなどのブランドは愛用している人も多いかもしれません。

根底には、靴を通して履く人の暮らしを豊かにしたいという強い想いがあります。

今回はそんなシードコーポレーションのプロモーションユニットをまとめるリーダーと、販売促進担当を募集します。



静岡駅で新幹線を降り、路線バスで20分ほど。少し歩くとシードコーポレーションのオフィスが見えてきた。

「こんにちは、今日はよろしくお願いします」と迎えてくれたのが種本さん。

種本さんの実家は、静岡で代々履物づくりに関わる仕事をしていた。種本さん自身は、大学卒業後商社に入社。靴や服を輸入販売する仕事を経験したという。

「入社して数年経った頃、サンダルメーカーの代表をしていた父親が病気で倒れてしまったんです。それをきっかけに、僕も履物の仕事をすることを決意して。靴の輸入をする会社をはじめました」

そうして1997年の創業当時から、快適さとファッション性、そして環境への優しさを両立する靴を世界中から探し、輸入してきた。

たとえば、今や主力ブランドとなっているビルケンシュトック。ミッドソールに使われるコルクは樹皮から採取したあとも再生可能であり、履くうちに足を本来の自然なかたちに戻してくれるドイツ製のサンダルは、長く人々に愛されている。

「その日、自分がどういう気持ちでいられるかは、靴そのものとつながっていると思いませんか。だから、履く人のことを想って丁寧につくられた靴は、その人の生活まで豊かにすることができるんじゃないかなって」

たしかに。足にフィットした靴を履いて出かけた日には、1日中心地よい気持ちでいられる気がします。

「我々の履物を履いた方が元気になっていただけるような、商品を通じて履く人の心に心地よさを届けるような仕事を今後もしていきたいと思っています」

選りすぐった商品を、自分たちの手でお客さんに届けようと、2008年には静岡に直営店「THE NATURAL SHOE STORE」をオープン。2019年の時点で6店舗を運営し、各地の百貨店に「シードセレクト」というコーナーの展開も行っているのだとか。

今はビルケンシュトック以外に、まだ日本ではあまり知られていないブランドも、新しい切り口で楽しんでもらえるよう工夫しているところ。

「これからライフスタイルは多様になって、いろんな楽しみ方をされる方が増えていくと思います。靴も単純に歩くだけでなく、いろんな場面で履いていただけると思うんです」

「たとえば、オーストラリアのタスマニアで生まれたブーツブランドは、アウトドアでもガーデニングでも使える。フランスのスニーカーブランドの靴は環境に配慮されていて、デザインとしても洗練されているし、商売としても透明性が高いものになっています」

なかには、社員から「このブランドを扱ってみたい」と声が上がって、取引を決めたブランドもある。

どれもただ売れることだけを目指すのではなく、つくり手や履く人のことも考える、想いを持ったブランドばかりだ。

「売れればいいという切り口で大量消費されている履物が、日本の市場には残念ながらすごく多いんです。そういうところに一石を投じる商品を届けていけたらいいなと思っています」

種本さんは目先のことではなく、10年後やその先の未来のことも考えている。今ある流れを無理にまげるわけではないからビジネスとして自然だし、環境にも人にもやさしい。



そんなシードコーポレーションでは現在、国内外を含め15のブランドを扱っている。

ブランドの持つコンセプトや想いを履く人に届けるのが、今回募集するマーケティングチームの仕事だ。

続いてお話を聞いたのは販売促進担当の竹中さん。

育児と仕事を両立すべく奮闘する日々。「4月は子どもの行事も重なって忙しいです」とカラッとした笑顔で話す。

販売促進の仕事はどんなふうに進めていくのでしょうか。

「春夏と秋冬に分けてコレクションが入ってくるので、基本は半年サイクルで動いています。東京にいるPRやwebの担当者を交えて、カタログに合わせてここでwebの告知をしようとか、雑誌に載せようというように、プロモーションユニット内で打合せを行い、予算も含め販促プランを固めていきます」

「具体的な方針が決まれば、店頭で必要なPOPや什器の用意、カタログ製作などを進めます。実際に納品して、店頭を飾るところまでが大きな仕事ですね」

ものづくりの工程は、外部のデザイナーや製作会社とも共同で行うので、ディレクションをしつつ、ときには自分自身が手を動かし販促物のデザインをすることもある。

さらに年に2回は展示会を開催し、装飾なども担当するというから、本当に幅広い業務を担うことになると思う。いろいろなことが同時並行で進んでいくので、自分の中で段取りをつけながら働くことが必要だ。

やっぱりマーケティングの仕事を経験した人じゃないと難しいでしょうか?

「たとえば実務経験はなくても、美術系の大学や専門学校を出ていてデザインの基礎知識はあるとか、自分でチラシくらいはつくったことがあるとか、そういう人なら大丈夫だと思います」

「幅は広いですが、いきなり全部を任せるというわけではないですから。特にブランドや商品の知識、社内の仕事の進め方や業界の知識に関して、必要なことはチームのメンバーがサポートします」

細かなデータの修正や必要な画像の収集・整理、店頭で使う什器などの梱包・管理まで。地道な仕事も多いので、できることから少しずつ覚えていってほしい。

「形になるとやっぱり嬉しいですよ」と竹中さんが見せてくれたのは、自身が手がけたというスポーツシューズブランドKARHUの2019年の春夏号カタログ。

スポーツというルーツから機能面を紹介するだけでなく、この靴をどういう場面で履いてほしいかということから考えた。

「ただ鍛えるためじゃなく、楽しくリラックスするために、走る時間を生活のなかに取り入れてもらいたいなと思って」

ページをめくっていくと、湘南のランニングコースや、美しい景色に出会えるフォトスポット、ほっと一息つけるカフェの情報などが掲載されている。靴のカタログというより、ひとつのライフスタイル雑誌のよう。

「ただ靴を紹介したいんじゃなくて、KARHUのある生活を提案する気持ちでつくっています。そこまで考えられるのはつくる側としてもおもしろいんじゃないかな」

一方で、取引先や社内の各部署の間に立ってのコミュニケーションも、販売促進担当の大切な仕事。シードの靴が好きな人が集まっているからこそ、調整が難航することもあるのだとか。

「営業担当もブランドや取扱店への想いが強いので、なんとか売上を上げたい部分がある。ときには、マーケティングチームの“ブランドを育てる”という観点とぶつかってしまうこともあります」

「ただ、自分の意見を投げるだけではうまくいかないので。日常的にコミュニケーションをとりながら、より良い方法を探せるガッツがあるといいですね」

さまざまな調整の末に、「今回のカタログ、すぐに店頭からなくなっちゃったよ」「カタログを見てこの靴がほしいって買ってくれたお客さんがいたよ」という声が届く。

それが何よりの原動力になると、竹中さんは嬉しそうに話してくれた。

「静岡に本社がありながら東京の会社に負けないような仕事ができる。チャレンジさせてくれる土壌があって、自分のやり方でカタログをつくれたり、百貨店や有名なセレクトショップでPOP UPを開催できたり。そこが、シードの面白いところだと思います」

「静岡で自分のペースを保って暮らしながら、そういう経験ができるとは思っていなかったので。今すごく居心地がいいんです」



靴を履く人のことを考えながら、暮らしにまで想いを巡らせているシードコーポレーション。

社内で働く人も、仕事と自分の暮らしの心地よいバランスを探っている人が多いように感じる。

マーケティングチームのリーダーを務める大久保さんも、そのひとり。

天気がいいので屋上で話しませんか、と声をかけてもらい屋上へ。シードにきて15年になるという大久保さんは、入社してからマーケティング一筋。

もとは外資系のアパレル企業で働いていたという。

「数字ありきで長時間労働は当たり前だし、短い期間でみんな転職していく。そんな環境の中で、自分もそろそろ長いタームで人生を楽しめる仕事に就きたいと思って」

そんなときにマーケティング部門の立ち上げに参加しないか、と声をかけられた。

「当時からビルケンシュトックは知っていたし、環境や健康にも興味がありました。だけど、ただ環境を守ろう、体の歪みを予防しようと直接的に言っても伝わらない。そのためにはやっぱりファッション性やライフスタイルの提案が必要だと思ったんです」

機能性だけでなく、普段着とのコーディネートもしやすい靴。さらに、どんな暮らし方をしたら心地良いか提案することで、いろんな人が手に取るきっかけが生まれやすい。

実際に履いてもらえれば必ず機能性の高さは伝わるし、その裏側にある環境や健康への考え方にも興味を持ってもらえるかもしれない。だからこそ、お客さんと靴との接点をどうつくるかが大事だと大久保さんは考えている。

今回は、そんな大久保さんの右腕としてプロモーションユニットをまとめるリーダーとなる人も募集する。

リーダーとなると、マーケティング業務でのマネージャーレベルの経験が必要。その上で、想いに共感できる人に来てほしいと大久保さんは話す。

「やっぱり暮らしを大切にしたいという思いが根底にある人に来てほしいな」

大久保さん自身、休みの日には自転車で美味しいものを食べに行くことが多いそう。先日のイタリア出張では、種本さんと一緒にベニスマラソンに参加したのだとか。

「仕事と暮らしのバランスを大切にできる会社でありたいし、靴を通してその価値観を提供していきたいと種本と話しています」

今年の秋には、サンダルメーカー「ダイマツ」との間で、流通など一部事業の統合を予定していて、今は会社としても変革期にあるそう。

とはいえ、履く人の暮らしを想う根っこの気持ちは変わらないと思います。

その一歩一歩を、一緒に踏みしめてみたいと感じたら、ぜひ仲間に加わってください。

(2019/4/15 取材 並木仁美)

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