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人が集まり、つながる
その中心に“食”を

※この仕事は募集終了いたしました。ご応募どうもありがとうございました。

飲食店は、いろいろな人が集まる場所。

一人で静かに食事をしたい人、グループで会話を楽しみたい人。偶然見つけてふらっと立ち寄る人もいれば、毎日のように訪れる常連さんもいる。

もし、その人たちが互いに知り合い、関わるきっかけをつくることができれば、“食事をする場所”以上の価値が生まれるかもしれない。

そんな考えを背景に、グローバルエージェンツは「人と人が出会う場」としての飲食店を生み出してきました。

グローバルエージェンツは、2005年から交流型賃貸マンション「ソーシャルアパートメント」を運営してきた会社。

ソーシャルアパートメントとは、ラウンジやキッチンなど充実した共用部と、入居者一人ひとりの個室を備えた住まいのこと。シェアハウスが持つコミュニティと、ワンルームマンションのプライベート空間、両方の良いところを組み合わせたような物件です。

そのノウハウを活かして、ホテルや飲食店、コワーキングスペースなども手がけてきました。

今回は、ソーシャルアパートメント・ホテル併設の飲食店で企画・運営に携わるスタッフを募集します。

各店舗の運営が基本となるものの、多様なキャリアパスを選択できる環境。開業における店舗開発、他事業部との協同プロジェクトやマルチタスクなど、さまざまな経験を積んでいくことができます。

さまざまな業態を手がけているので、本人の適性や希望に応じて勤務地を決めていくことになります。

「飲食の仕事は忙しそう」「未経験だからむずかしいだろうな」そんなふうに感じている人にも、ぜひ読み進めてほしいです。



地下鉄の護国寺駅を出て、大通り沿いをまっすぐ歩いていく。マンションが並ぶなかに、大きなお寺や昔ながらの商店があり、どこか懐かしさを感じる。

10分ほどで、“WORLD NEIGHBORS 護国寺”に到着した。住居とカフェが併設された9階建のソーシャルアパートメントで、シンプルな外装の佇まい。

案内してもらったのは、1階の奥にあるバーラウンジ。昼間のこの時間帯はここで過ごす入居者もほとんどおらず、静かな雰囲気だ。

まず話を聞いたのは、飲食事業部とコミュニケーションデザイン部のマネージャーを兼任している廣田さん。

新しい施設の開業準備から、広報、採用までさまざまな仕事に関わる、社内の何でも屋さんなのだそう。

人と人とがつながって、自由なコミュニケーションが生まれる場をつくりたい。そんな想いから、グローバルエージェンツは全国でソーシャルアパートメントを運営してきた。

「僕らが掲げるミッションに、『自己実現に邁進できる社会をつくる』というものがあります。それってつまり“人脈・機会・情報”にいつでもアクセスできる場所をつくることだと思っているんです」

ソーシャルアパートメントへの入居をきっかけに転職する人がいたり、外国人入居者と関わるなかで海外留学に興味を持つ人がいたり。

人との交流をきっかけに、自分のなかに何かしらの変化が起きる。

そんな場所を世の中に増やしていきたいと考えている。

「とはいえ住居を変えるってハードルも高いし、部屋数の上限もある。ソーシャルアパートメントで培った場づくりのノウハウを応用して、同じような体験をより手軽に提供できないかと考えるようになって」

そうしてはじまったのが、ホテル事業。さらに体験の場を広げようと、2013年には飲食事業を立ち上げた。

「ソーシャルアパートメントやホテルをもっと地域にひらきたいと考えていたので、建物の中に飲食店をつくって。まちの人も気軽に出入りできるようにしたんです」

現在では、ソーシャルアパートメント44棟、ホテル13棟、そしてそれらに併設するカフェやレストラン、バーなどさまざまな業態の飲食店を、全国に13店舗展開している。

「よりカジュアルに、短い時間で出会いを生むことができる。飲食店は、僕らが手がけてきたことを凝縮したような場所だと考えています」

とはいえ、お店に滞在するのは長くても数時間程度。その短時間で、出会いや交流を生むのは、簡単ではない気がします。

「全然簡単ではないですよ(笑)。単に食事をしたいだけの人もいるし、みなさん訪れる目的もバラバラ。我々も全員に同じ体験をしてもらいたいとは思っていません」

「でもそのなかで、出会いや交流を求める方には、最大限応えられる環境を整えていきたいと思っています」

たとえば住居併設の店舗では、ものづくりのワークショップや餅つき大会、季節ごとのお菓子づくりなど、定期的にイベントを開催している。

入居者をはじめ、近所の親子連れや、イベント内容に興味を持って遠くから訪れる人など、さまざまな人が参加するという。

「以前、地元のお花屋さんとクリスマスリースづくりのワークショップをやったことがありました。地域の人も入居者も参加してくれて、終わったあとはみんな一緒に共用部で飲んでいました(笑)。友だちなら、住居にも入れますからね」

こんなふうに入居者と親しくなって、ソーシャルアパートメントに遊びにくるようになる人もいるそう。

「入居者の多くは、20〜30代の単身者。そことは違う層の人たちが来てくれるかどうかが肝なんです」

「普段の生活では交わらない人との出会いは、きっとお互いにとって刺激になるし、そういうきっかけでこの場所のファンになってくれる人もいると思うんです」

出会いの場づくりに力を注げるのは、住居併設のお店だからこそ、と廣田さん。

「僕らの飲食店って、商業立地で勝負していなくて。ここ護国寺も住宅立地で、飲食店が単体で出店するエリアでは決してないんですよ」

たしかに駅から少し離れているし、あたりには住宅が多い。

飲食店単体で経営していくには難しい立地だけど、建物全体の価値向上につながるからこそ、いろんなチャレンジができるとのこと。

「毎日朝ごはんを食べる入居者もいるし、近所に職場や自宅がある常連さんもいます。多くの人が入れ替わりに訪れるというよりは、リピーターさんの暮らしの延長にあるお店。だから、コミュニティも自然なかたちで生まれやすいんだと思います」



続いて話を聞いたのは、WORLD NEIGHBORS CAFE護国寺の店長の中本さん。4年半前からアルバイトとして働いていて、約1年前に店長になった。

「以前は時給優先で、居酒屋とかで働いていて。一度やってみたかったカフェの仕事をやってみようと思って応募しました」

護国寺のお店の特徴は、カジュアルな雰囲気でありながら、しっかりと食事ができること。パスタや肉料理などの定番がある一方で、和食やインドカレーなど、シェフの自由な発想で日替わりメニューも提供している。

「自分たちでメニューを考えているので、お客さんの反応やリクエストをすぐメニューに反映できるのがいいところだと思います」

業態にかかわらず、飲食の仕事はハードなイメージもある。中本さんは働いていて、どうですか。

「今までは『よし頑張るぞ!』って出勤しても、帰りにはどっと疲れているのが普通だったんです。でもここの仕事は、帰りのほうがちょっと幸せなくらいで。『今日もいいことあったな』って思いながら帰れるんです」

「飲食の仕事って大変だ、ブラックだっていうイメージを変えていきたいと思っていて。ここは社員になってからも、ちゃんと8時間で仕事を終えられるし、人手が足りなければほかの店にヘルプを頼むこともできますから」

グローバルエージェンツの特徴は、各店舗に任される裁量が大きいこと。採用活動やメニュー内容、数字面の管理など、トータルで各店舗の店長が運営を任される。

だから店長を中心に、自分たちの働きやすい仕組みをデザインすることができる。

その一方で、すべてを考えるって大変なことだと思う。

「店長になったばかりのころは、考えることも多いし大変でした。今も新しいことに取り組むときは苦戦しますけど、ワクワクのほうが勝っている気がします」

自分がやってみたかったお菓子の家づくりのワークショップを企画したら、わざわざ遠くから訪れてくれた人がいたこと。

転勤する常連さんに向けてデザートプレートをつくったら、涙を流して喜んでくれたこと。

中本さんは、お店でのエピソードを生き生きと話してくれた。

「このお店で出会った人たちに恩返しをしたいっていう気持ちが大きくて。今はほかの店舗の開発にも関わっていますけど、しばらくはここに拠点を置いていきたいと思っています」



最後に話を聞いたのは、7月にオープンしたホテル“THE LIVELY福岡”で働く加藤さん。

立ち上げから携わり、いまはホテル内のレストランマネージャーとして働いている。

「住居と違ってホテルは非日常の空間だし、出会いがよりワールドワイドになる、という違いはあります。ただ、建物全体としての価値を高めるためのお店という役割は同じですね」

「たとえば僕らのホテルにあるバーやレストランって、どこも毎日夕方に1時間、フリービールやフリーワインのサービスをしていて。その仕組みがあることで、ゲストが集まりやすくなって、出会いが生まれるきっかけになるんですよ」

昨日のフリービールの時間には、フランスと香港からの旅行客がやってきたという。

もともと別々で飲んでいた二人。それぞれと話すうちに、「つながったら面白そうだ」と思い、紹介すると意気投合。その後一緒に夕飯を食べにいく流れになったそう。

「経営目線だったら、ただ無料でビールを出しているだけで利益にはならない。でもその人たちにとっては、一人で食べるはずだった夕飯が二人になった。きっと旅の思い出の一つをつくれたと思うんですよ」

「そういうアプローチができることは、僕らもうれしくて。いかに売上を上げるか、人件費を下げるか、みたいな考えにだけとらわれなくていいぶん、なんだかロマンチックに働けているなあと思いますよ(笑)」

それは料理人も同様だという。

オープンキッチンでお客さんの反応をダイレクトに感じることができるから、じっくり料理の説明をしたり、記念日だとわかれば即席でプレートを用意したり。目の前のお客さんに応じてさまざまなアプローチができることが、やりがいにつながっていく。

いくつかの施設の開業・運営に関わってきた加藤さん。福岡では社員採用や備品選定、メニュー開発などから関わり、ホテルの核となる部分をつくってきた。

「いろんな経験をさせてもらえるのは、うちの会社ならではかな。本部が開発したものを運営するだけじゃなくて、現場の人間も開発から関わることができるんです」

ある店舗に勤務しながら、ほかの開業準備に関わるなどのマルチタスクも可能だし、希望があれば飲食から他事業部へのキャリアチェンジもできる。

思い描いたことを実現できる環境。「この会社は自走できる人間が強い」と加藤さんは話す。

「自分で課題を見つけてアクションして、トライアンドエラーを繰り返していける人。待ちの姿勢じゃなくて、自分が成長するための努力を常に続ける必要はあるなと思います」

各々が成長を大切にする雰囲気だからこそ、自分自身のキャリアや働き方をしっかりと考えて、そのための挑戦を繰り返していかなければいけない。

そのタフさも含めて、「成長できる」と捉えられる人なら、きっと楽しみながら働いていくことができる場所だと思います。

(2019/10/29取材 増田早紀)

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