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頼られる人でありたい
そのために、学び続ける
まちの不動産屋さん

※この仕事は募集終了いたしました。ご応募どうもありがとうございました。

学生時代より、社会に出てからのほうが、何かを学ぶことに熱心になったような気がする。

それは、自分の知識や技術が、仕事を通して誰かの役に立つ体験をしているからかもしれません。

「ありがとう、助かりました!」

そんな言葉をもらったら、仕事の大変さも吹っ飛んでしまうし、今度はもっといい仕事をしたいというモチベーションにもなる。

地域の人の暮らしを、自分の技術や知識で支えていく。そのために、学び続ける。東京・笹塚のまちで長く続いてきた不動産屋さん、とまと館の働き方はまさにそんな感じです。

今回は、物件の原状回復やリフォームなどを担当するスタッフを募集します。リノベーションや造作家具なども手がけていて、空間づくりの領域にも挑戦できる環境です。

未経験でも大丈夫。もっと学びたいという意欲に応えてくれる環境だと思います。



笹塚駅を出てすぐ、昔ながらの雰囲気が残る商店街の入り口に、とまと館はある。

物件を求めてお客さんが訪れる一階のお店を横目に、外の階段から二階に上がると、そこが物件の管理や工事を担うチームのオフィス。

テーブルに着くと、わずかに開いた窓から、近所のお店のお出汁の香りがした。

まず話を聞くのは、管理・リフォーム部マネージャーの大金さん。

大金さんにお会いするのは今年の春以来2度目。最近いかがですか。

「今年の春はみなさん家にいたからか、給湯器やエアコンなど室内設備のメンテナンス依頼が多くて、少し忙しかったんですよ」

物件の仲介から管理、工事までを一貫して引き受けるとまと館。今回スタッフを募集する工事のチームでは、退去後の原状回復だけでなく、日ごろのメンテナンスも請け負っている。

10年ほど前からは、リノベーションも手がけるように。

「最近、新しく家具職人を2人仲間に入れて、キッチンや造作家具も自分たちでつくるようになったので、今後はもっと、提案の幅も広がっていくんじゃないかと思います」

古い物件でも、手を加えることによって新陳代謝をはかれる。それは建物の維持や、まちの活性化にもつながる。

今年で35年目を迎えるとまと館。長い付き合いのオーナーさんも多く、物件管理だけでなく、地域での暮らしの相談にも親身に乗るというスタンスが、信頼を得てきた。

「とまと館は『地域貢献』をする会社でありたいと思っていて、会社の人事評価にもその項目を加えています。以前は、地域の『スポーツごみ拾い大会』を主催していたんですが、今年はイベントが難しいので、スタッフが自主的に近所の掃除をしているんですよ」

「僕たちがこれから目指していくのは、この地域で一番信頼される不動産会社になること。リフォームでも管理でも、とまと館に任せておけば大丈夫、って言われるような。今はその土台をつくっているところなんです」

そのためには、一人ひとりの仕事の仕方も大きく関わってきますよね。

たとえば今回入るスタッフに求める経験とか…と言いかけたところで、大金さんは「経験、いらないです!」と即答。

「はじめてのときは、失敗したっていいわけですから。ただ、ここに入ってからはつねに勉強、学んでもらいたい。その一言に尽きるかな。現場でいろんなものを吸収してほしいなと思います」

リフォーム担当は、職人さんに工事を依頼するだけでなく、鍵の交換やアミ戸の張替といった比較的簡単な作業であれば、自分で行うこともある。

いろんなスキルを身につけられるチャンスがあるし、そのスキルを活かして人の困りごとを解決するという充実感も感じられるはず。

「あと重要なのはフットワークですね。たとえば漏水の対応だと、すぐ行かないといけないし。急遽予定が変わることもよくあるので、臨機応変に対応できる人のほうが向いているかな」

入社して最初の仕事は、まず笹塚から幡ヶ谷一円に点在する管理物件を巡り、土地勘を養うこと。

その後1週間もすれば、現場での仕事に関わっていくことになる。



続いて紹介する白戸さんは、入社してまもなく半年。直近は映像関連の仕事をしていて、以前は施工会社で職人として働いていた経験もある。

「笹塚は面白い街だなと思います。下町とはちょっと違うんですが、商店街があったりして。ちょうど区の境にあるので、管理物件を巡っていてもいろんな街並みに出会えます」

仕事として、いつかは空間コーディネートに関われたらという思いを持っていた白戸さん。

工事の案件に接するごとに、引き出しが増えていく実感があるという。

「たとえば入居中の物件での修繕依頼だと、まずは電話で聞き取りをして、どういう対処が必要か考えていきます。自分で手を動かすというよりは、入居者さん、職人さん、家主さんの間を取り持ちながら、よりよい形を探っていく仕事だと思います」

一方、白戸さん自身も工具を持って、軽工事を担当することも。

「たとえば鍵の交換。扉によって経年劣化の具合も違うので、ネジが固くて締められないとか、いろいろ難しいんです。職人さんのようにコツがつかめなくて、現場で途方にくれたこともありますね」

水道、お風呂、壁や床、エアコンなどの設備、窓ガラスなど。職人さんはそれぞれの専門分野があるけれど、不動産会社の担当者である白戸さんは、すべてを幅広く見ていく必要がある。

部屋の全体を見て、どこを直すべきか。気づいて判断することが、仕事の要になる。

「原状回復工事って、元に戻すことだと思われがちですが、部屋をグレードアップできるチャンスでもあると思うんです。ここを直してみたらどうですか、というように気づきを家主さまにもお伝えできるといいのかなと思っています」

最近は、バストイレ別、独立洗面台など、賃貸物件に求める条件も細かくなってきている。

そういったニーズや感触を営業担当と共有し、管理物件の品質に反映していくことができるのも、この仕事の面白いところ。

「費用のかかることでもあるので、古くても使えるものは活かしましょうという選択肢を用意することも大事です。たとえば、蛇口のパッキンだけ変えるのと、丸ごと交換するのではどんな違いがあるか。金額や耐用年数など、さまざまな角度から考えて、感覚ではなく理論立てて説明できるようにしたいですね」

「不動産や工事って、専門的な話になりがちですが、家主さまにも寄り添いながら、分かりやすい提案ができたらいいなと思います」

覚えることがたくさんある分、長く続けるほど成長していける仕事。

担当した部屋が職人さんの手できれいになっていくのを見るたびに、感動するという。

「リノベーションの案件は特にそうですね。勉強して、ゆくゆくは自分からリノベーションの提案もできるようになったらいいなと思います。未経験だったとしても学べる環境は整っているので、気になるなら飛び込んできてほしいです」



白戸さんから話を聞いている間、隣のデスクスペースからは、ときおり、楽しそうな笑い声が聞こえてきた。

続いて話を聞いたチームリーダーの今西さんは、おそらくその声の主。挨拶から、温かい雰囲気で接してくれた。

「私はここに入社して、10年経ちました。最初は営業で、そのあと工事も管理も両方経験して。今は管理・リフォーム部のチームリーダーを務めています」

工事と管理は同じ部署で、二人三脚のように仕事を進めていく間柄。新しく入る人にとって、今西さんは頼もしい先輩になるはず。

オフィスの雰囲気も、和気藹々としていていいですね。

「実は、私が入ったころは、ひどい職場環境だったんですよ(笑)。ちょうど経営陣の交代で、社内が混乱していて」

現在とまと館の代表を務める大金千花さんは、先ほど紹介した大金さんの妹。お二人のお母さんやその仲間で立ち上げた不動産会社を引き継ぐ形で、今に至っている。

「昔は、よくも悪くも昔ながらの商店みたいな感じの会社体制だったんですが、新しい体制になって、経営状態も改善して。会社として地域に貢献したいっていう意思を持って改革を進めてきたんです」

「今はみんなで一緒に会社をつくっているような感覚があるから、働いていて楽しいです。それぞれもちゃんと勉強して、スキルを上げようっていう気持ちがベースにあるので、ただ給料さえもらえればいいっていう人には辛いかもしれない」

資格を取ることで職級があがる仕組みがあり、日ごろの会話でも「勉強してる?」「今年は試験受ける?」というやりとりが当たり前になっているという。

法律の分野とも深い関わりのある、不動産の仕事。

一方で、人と人との間に入る仕事でもあるので、知識だけでなくコミュニケーションの力が大きく影響することもある。

「ひとつとして同じ事例はないですからね。自分の知識と、言い方と、いろいろ工夫して、どうにか円満に収める。シミュレーションゲームみたいなものですね。必ずどこかに落としどころがあるって信じていれば、気疲れすることも少ないですよ」

ちょっと緊張する場面にも立ち会う仕事だからこそ、今のオフィスの雰囲気が和やかなのはいいですね。安心できるホームみたいで。

「そうですね。相談できずに抱え込むと、みんな孤独になってしまうし、問題も大きくなる。うちは、週に一度は棚卸しをして、それぞれが抱えている案件を共有します。何かトラブルがあったとき、『担当者がなんとかしなさい』ではなく、会社のシステムでフォローできるようにしたいから」

今はチームリーダーとして後輩の指導に当たることも多い今西さん。

最近、会社の福利厚生として受講できるオンラインセミナーを通して、コミュニケーションについて考えを深めているという。

「たしか雑談力の講座だったと思うんですけど、人と話すときは『ドレミファソ』の、ファソの音で話すと元気な印象を与えられるんだそうです。アルバイトの子にさっそく伝えてみたら、ファソ〜?ってちょっと戸惑っていましたけど(笑)改善の余地があればなんでも試してみようと思うし、やっぱり元気に明るく話すって大事ですよね」

仕事の実務も、人との接し方も、学ぶことで成長できる可能性を大切に。

一緒に働く仲間同士、「もっと成長できるはず」と互いに信じ合える環境って、温かいなあと感じました。

(2020/11/19 取材 高橋佑香子)
※撮影時はマスクを外していただきました。

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