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ワークとライフを
バランスする
ドキュメントのデザイナー

※この仕事は募集終了いたしました。ご応募どうもありがとうございました。

ライフスタイルが変わって、とことんデザインの仕事をすることは難しい。でもこれまで培ってきた経験は活かしたい。仕事に対する価値観も大事だけど、家族のことも、自分のことも大切にしながら楽しく働きたい。

そんなことを考える方もたくさんいらっしゃると思います。

今回募集する、コクヨ&パートナーズ株式会社のデザインリメイク職は、そんな方におすすめしたいです。

デザインリメイクとは、伝わりやすい資料をつくる仕事。お客さんのもとに常駐して、お客さんがつくりたいイメージを確認しながら、デザイナーの視点で資料をつくります。

先輩たちのおかげで、デザインリメイク業務だけでなく、いろいろなプロジェクトもはじまっています。

限られた時間のなかでベストを尽くすという、ストイックな面もありますが、残業はほぼないそうです。子育て世代の方も、たくさん働いています。契約社員からスタートして、正社員登用の制度もあり、将来を見据えて働くこともできます。

ライフとワークを両立したい。そんな人は、ぜひ読んでください。


官公庁と高層ビルが立ち並ぶ街、霞ヶ関。

スーツを着た人々が行き交う、日本の中心。意外と緑も多く、ビル風が心地いい。

コクヨ&パートナーズのオフィスは18階。

東京タワーの見える受付で待っていると、明るい3人が迎えてくれた。

会議室に入って、まず話を伺ったのはチームの責任者である平間さん。

霞ヶ関の本社で、デザイナーの働く環境のマネジメントや業務設計を行っている。

「前回の取材、すごく楽しかったんです。あと午前中のお客さまとのミーティングでも、メンバーがすごくいい仕事をしてくれたと聞いたところで、気分が上がっています」

入社したのは15年ほど前。ちょうど、この事業の立ち上げの時期だった。

当時、コクヨは文房具やオフィス家具を販売するのが、主たる事業。オフィス移転時などにご依頼いただくことが多いものの、その後も継続した関わりを持ちたい、という思いもあった。

関係性を保ちながら、またお役に立ちたい。

そんな思いから始めたのが、オフィスワークのアウトソーシング事業。

デザインリメイクは、そのひとつ。

お客さんのつくった資料やメモを、PowerPointなどを使って、よりわかりやすく、伝わりやすいものにデザインする。

主に使用するのは、Microsoft Officeのソフト。

その理由は、納品後もお客さん自身で修正・活用できるようにするため。

受託先の多くは、不動産や金融などの大手企業。会社によって、求められるテイストも働き方も、さまざまだという。

「たとえば銀行だと、図書館のようなところでコツコツと作業するイメージ。一方で、営業部隊のそばにデスクをかまえて、お客さんと近い距離感で働く会社もあります」

平間さんたちマネジメントは、デザインメンバーのスキルや適性をみて、それぞれの良さが発揮できる配置を考えていく。

さらに今後は、従来の仕事だけでなく、お客さんの困りごとを引き出しながら、あらゆる角度で解決していきたいと考えている。


サービスマネージャーの銭谷さんは、その先陣を切ってきた人。クリエイティブディレクターとしてデザインの統括も担当している。

デザイナーとして、子育てしながらキャリアアップを実現してきた。

「駆け出しの頃は、デザイン事務所にいました。なんでもやります!って、頑張ってましたね。ただ、結婚もして、この働き方じゃ子供もできない、と思って辞めました」

フリーランス、派遣、さまざまな働き方を経験した。前職で偶然、デザインリメイクの仕事を知り、興味をもったことが今の仕事をはじめたきっかけ。

複数社、選考を受けた上で、コクヨに入社を決めたのは「社風」に惹かれたからだという。

「ここで面接してもらったときに、なんていい会社なんだって思って。まず、エレベーターホールで迎えてくれたんですね。終業時間は過ぎてたんですが、ウェルカム、みたいな感じで立ってくださってて。すごく感動して」

今回の募集と同じく、契約社員として入社。

正社員になったのは、入社して1年半後。当時は異例な、飛び級のようなかたちでの昇格だった。

「通常のリメイク業務のほかにもどんどん企画して、経験のあったDTPもやりました。ラックに入っている資料を見て、これデザインがイマイチなので変えませんかって(笑)、自分から営業かけたこともありました。最後には会社案内までやらせていただいて」

「うちの会社からは好きにやっていいよ、と言われています。ただ、失敗したことに対してあんまり責めない会社でもある。チャレンジしてほしいから」

黙々と働く受入先もある一方で、裁量の大きい仕事も多い。前例がなくても、目的にかなっていれば、自ら仕事をつくっていけるという。

「パワポのテンプレート作成を引き受けたことがありました。でも、格好いいテンプレートをつくっても、みなさん使ってくれないんですよね。前のものに問題があるわけではないので」

でも、その会社にはコンペに勝ちたい、そのために資料の見映えをよくしたい、という思いがあった。

ただデザインするだけでなく、使ってもらわなければ意味がない。

答えはなかったけれど、事務員向けのパワポ勉強会を開いたり、上層部にブランディングの重要性を説いてもらったりするなど、あの手この手を尽くした。

銭谷さんの強みは、デザインの経験はもちろん、お客さんのそばで感じたことを、自分ごとに捉え、行動に変えていくところにあるように思う。

「大事にしているのは、お客さまと話すこと。何を課題に感じているのか、どういう背景があるのか。そこに寄与するにはどうすればいいか、って常に考えています」

「主体的に動ける人がいいですね。待っていても仕事はこないので。なんでもそうですが、まずはお客さまのニーズを知るところから始まります。得た情報は、メンバーとトリビアのようにして共有していますよ」


最後に話を聞いたのは青木さん。4歳のお子さんをもつ、働くママさん。

青木さんは、銭谷さんが以前勤めていたデザイン事務所の後輩。銭谷さんからの連絡がきっかけで、4年前に入社した。

「デザインの仕事は好きでした。ただ、子育てをしながら以前のような働き方をすることが難しいと感じていたとき、連絡をもらったんです」

銭谷さんはお子さんが小さいからと、終業後に資料を持って、自宅近くまでかけつけてくれた。

残業がないから子育てと両立しやすく、デザイナー出身の人も多い。スキルを活かして働くことができる。

働き続けたい、と思っていた青木さんは、その場で「行きたいです」と答えた。

「最初は苦労しました。そもそもWindowsを触ったことないので。けれど、ちゃんと研修を受けられるので、そこで覚えました」

「あと、グラフィックとドキュメントでは、求められるものがまったく違いますね。要求されるものはきれいな資料なんですが、そこにクリエイティブは求められない。発想が違うので、最初は慣れませんでした」

どんなところで感じたんでしょう。

「たとえば、箇条書きの数字です。グラフィックの考えだと数字を目立たせたくなるけれど、ドキュメントで大事なのはそこじゃない。数字の先にある、その先の文章を読んでもらうことが肝心なんです」

「何を伝えたい資料なのか、一目でわからないといけない。そのためには、お客さまに話を聞いたり、資料を読み込んだりする必要があります。表面の美しさだけではないんですね」

美しさは大切だけれど、それ以上に求められるのが機能性。デザインには、使う人への想像力が欠かせない。

さらに残業せずに働くために、業務の進捗管理もきっちりやる。

「資料を見て、じゃあこれは何時間でやるっていうのを最初に自分で決めないといけないんです。だいたい設定もあるんですが。試算どおりにできないと、なぜできなかったのかすごく考えますね。そうしないと成長しないので」

残業をしない働き方が、コクヨではいい評価。

前職では「残業上等でした(笑)」と話す青木さん。時間をかけて最上のものをつくってきた人には、慣れない考え方かもしれない。

時間と質、どちらもクリアできてはじめて「いい仕事」になる。

そのために、お客さんからの依頼はなんでも受けるのではなく、期日までに一定の品質で納品できるか一つひとつ判断している。難しい依頼に関しては断ることもあるし、折り合いがつくように選択肢を示すこともある。

どういうコミュニケーションをしながら仕事を進めていくのだろう。

すると平間さん。

「明日までに仕上げてほしい、と急に10枚の資料を渡されたとき、すべてはつくれないけど、こことここの部分だけはできますとか。もしくは3枚だけなら全力でつくれますとか」

「そうやってコミュニケーションできれば、みなさん早いタイミングでご相談いただけるようになっていきますよ。地道に仕事を続けて、つくったものの価値を感じてくだされば、お客さまの意識も変わると感じています」

アウトソーシングの仕事は、ともすれば、働き方改革の犠牲になっているんじゃないかと思うことがある。

コクヨでは、質のたしかな仕事をまっとうすることによって、お客さんとの信頼関係を築いてきた。

だから、残業のない働き方を、気持ち良く受け入れてもらえるんだと思う。

青木さんは最近、銭谷さんが行っていたパワポの勉強会を動画にして、社内で配信しているという。

動画編集の経験はなかったけれど、まずはやってみようと始めてみた。

隣で話を聞いていた銭谷さんが、嬉しそうに話してくれた。

「私はよく、あれやったら?お客さん喜んでくれると思うよ!と言って、メンバーたちのお尻を叩くんです。『銭谷さん、また無茶言ってる』ってオーラ、ガンガン出されるんですけど(笑)」

「でも結局、嬉しそうに仕事のことを話してくれます。自分たちでやることが、成功体験につながっているんだと思います。そういう意味では、いろんなことができますよ。柔軟性がある人がいいかもしれないですね」

デザインの経験がある人だと、引き出しの数が多いぶん、提案できるアウトプットの幅が広がり、お客さんに喜んでもらえる。

働く人も、スキルが活かせてうれしい。会社として、今後はより、このような柔軟性の高い仕事を増やしていきたいという。

正直、ゆったりした仕事ではない。

時間管理も厳しいし、頭を使いながら毎日違う作業をやっていくことになる。オペレーターのようにこなすのではなく、みずからお客さんに働きかけることも多いと思う。

「毎日大忙しです(笑)。でも、仕事が暇です、っていうよりは忙しいほうが全然いいです」

忙しい中でもメリハリをもって働けて、さらに自分の成長を重ねられたら、楽しいと思いました。


帰りは、3人揃ってエレベーターホールまで見送ってくれた。

簡単な仕事ではありません。その難しさも楽しみながら、軽やかに働く人たちでした。

仕事と暮らし、どちらも一生懸命とりくみたい人には、ぴったりの仕事だと思います。

(2021/6/11取材 阿部夏海)
※撮影時はマスクを外していただきました。

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