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ITベンチャーみたいに
チャレンジしている
アトリエ系工務店

工務店って、どういうイメージでしょう。

大工さんの集団?地元密着?

なんとなく昔から変わらないイメージがあります。

株式会社ルーヴィスも工務店。でも今まで想像していた工務店とは違いました。

ITベンチャーのように新しいことにチャレンジする。新しい工法を恐れずに面白がる。施工を武器にしながら領域を横断していく。そんな会社です。

今回の募集は、新築の施工管理とリノベーション・店舗の設計施工管理。

施工管理の経験があって、さらに成長したいと思っている人に読んでほしいです。

 

横浜市中区、JR関内駅。平日ということもあって、行き交う人は少し足速に感じる。

目の前には、昭和テイストなモザイク柄の外観と角のまるい窓が印象的なショッピングモール「CERTE」。ドラッグストアに古本屋、ライブハウスなどに混じって、11階にルーヴィスのオフィスがあるらしい。

11階でエレベーターを降りると右手に「ROOVICE」と静かに光る看板。入口から様子をうかがっていると、スタッフの方が迎えてくれた。

1歩入ると、窓からの光でパッと明るくなる。カフェのような広々とした空間。

ルーヴィスは2005年、代表の福井さんによって設立された。

古い家具がヴィンテージやアンティークとして価値がつくように、古い家にも良さがあるのではないか。そんな信念のもと、事業を営んできた。

よく知られているのは「カリアゲ」。

空き家物件を借り受け、改修したうえで最短6年間サブリースするサービス。サブリースとは、オーナーから賃貸物件を借り上げて、入居者の有無に関わらず家賃を保証するというもの。

「カリアゲ」では、ルーヴィスが改修費用も引き受けることで、オーナーは費用負担ゼロで物件の改修をすることができる。さらにサブリース期間が終了したあとは、家賃は全額収入となる。

借り手の見つからない古い物件のオーナーは、そもそも投資できるような資金を調達することが難しい。そのリスクをルーヴィスが負うことで、営業せずとも空き家物件の相談が舞い込むようになった。

ルーヴィスとしても、長年のリノベーションの実績から、効果的な投資で入居者が集まるノウハウを蓄積しているので、リスクは限りなく小さくできる。さらに不動産オーナーとの接点が増えることで、副次的な効果も見込める。

普通の工務店なら工事費用を増やすことが売上を増加させることにつながるが、それは必ずしもオーナーの利益と一致しない。やり方を変えることで、新しい工務店のあり方をつくることになった。

ただ、軌道に乗るまで10年ほどかかったそう。過去には、施工も初期投資も全力を尽くした物件が売れないこともあった。

うまくいかなくても、継続して挑戦する。その結果、カリアゲも事業として順調に伸びてきた。

そのサービスを支えているのが、今回募集するリノベーション・店舗の設計施工管理。

設計から竣工まで一貫してひとりが担当する場合と、設計事務所が設計した案件の施工管理を担当する場合と2つのパターンがある。

そのため、店舗や住宅の施工管理の経験がある人だと経験を活かすことができそうだ。

どんな人が働いているのだろう。

まず話を聞いたのは、入社5年目で設計施工管理をしている笠木さん。

大学で設計を学び、周囲の人は大学院に進んだり、就職したりするなか、卒業後はいろんな設計事務所でアルバイトしていたそう。その1つがルーヴィスだった。

「実際に身体を使って作業できたので、壁の中ってこんな風にできているんだとか。図面を書くだけではわからないことを発見できたのが面白かったです」

5年間、さまざまな現場で経験を積み、ルーヴィスに入社する。

「決め手は、工務店だけど設計以外に吸収できるものが多いことでした」

たとえば、入社2年目に担当した目黒本町にある物件。再建築ができない古い長屋で、外壁を共有した物件が連なっている造り。そのうちの1軒を所有しているオーナーさんから「カリアゲでどうにかしてもらえないか」と依頼を受けた。

「まずはお風呂がなかったので、ユニットバスを入れました。ただ、そうすると窓を少し隠してしまうので、部屋が暗くなってしまうんですよね」

「可能な限り部屋を明るくしようと、階段のトップライトの光が1階に透過するように、2階の廊下をガラスのような素材にしたりと、いろいろ工夫しました」

窓がないけれど、玄関や上から光が入ってくるため、部屋は明るい。

壁もモダンな感じがしてかっこいいですね。

「これはぼくが仕上げを考えたんです。オーナーさんの要望もあって耐震壁にしていて、ベニア板を貼っています。きれいな単色の壁に仕上げるよりもコストを抑えられて特徴的な塗装になるようにしました」

「あと天井の木は既存のものを残しています。まだ使える素材だったのと、空間に変化があって面白くなると思ったので」

ずっと変わらない天井と新しく塗られた壁。アンバランスに感じるけど、工夫されたデザインによって味わいが出ている。

面白い発想が生まれるのは、任せてもらえる自由度が高いから。会社としてリスクを負っているカリアゲの物件だからこそ、チャレンジできる領域は広い。

壁を剥がして塗り替えたり、お風呂を入れたり耐震壁を施したり。自由にやるぶんコストもかかる。そのうえ、入居者がいないことには会社としてもリスクが大きい。

「耐震に関してはオーナーさんと話し合って、負担していただいて。家賃はカリアゲの期間後もプラスになるように設定しつつ、入居者の負担にならないように考えました」

自由につくるのはもちろん、貸し手と借り手のことも考慮する。そのおかげで、入居してくれる人がちゃんと現れた。

どんな人がこの仕事に向いているのだろう。

「どこの現場でも10人の職人さんと直接やりとりします。大工、塗装、左官、クリーニング屋さんとか」

「打ち合わせとか施工とか、途中でうまくいかないこともある。へこたれない精神は必要だと思います」

家具が得意な大工さんだったり、ボードを貼るのが速い大工さんがいたり。同じ職種でも持っている技術や得意分野はさまざま。

職人さんの技量を見ながら、施工の工程を組むことも大切。

「もし誰かが困っていたらみんなでバックアップします。たとえば、引き渡しが近いのに片付いてないときは声を掛け合って手伝ったり」

コミュニケーションは大切。お互いが気持ちよく働くことができるし、ミスや事故も防げる。

「それでも失敗はあります。そこからが勝負だと気持ちを切り替えて、助けてもらったり試行錯誤したり」

やったことないからできない、ではつまらない。失敗するかもしれないけど、まずはどうやって形にするか考えていく。

「それが楽しいんです。自分自身の成長スピードがすごく速いなと感じています」

「今はリノベーションだけじゃなくて、新築についての相談もあります。仕事の種類がたくさんあって、どんどん任せてもらえる。そのぶん知らないことも増えていくけど、力がついている実感はありますね」

 

この会社で経験を積み重ねていくとどうなるだろう。

入社11年目で設計施工管理を担当している荒井さんに話を聞く。

高校を卒業後、専門学校でものづくりや建築について学んだ。実際に工事現場に行って作業したり、職人さんの技術を見たりしたことで、現場監督をやってみたいと思いルーヴィスに入社。

「働いてみて感じたのは、学校で学んだことのずっと先をやっているということ。いきなりプロに近いなと感じました」

「チャレンジングな材料や施工方法が多かったり、どう形にするか常に考えたりしていましたね」

やってみたいことが次々に湧いてくる。つくり手がワクワクすれば、お施主さんもワクワクする。どうせ働くなら、とことん一生懸命なほうが楽しい。

最近の事例として話してくれた物件は、部屋の中に木が植えられている小さな家。設計事務所が設計し、施工管理を任された。 

「どハマりしたんですよね」

冷静に話していた荒井さんの口角が少し上がる。

家の中に木がある。不思議な空間だけど、部屋と植物が調和していて気持ちよさそう。

ただ、今までになかったものを形にしていくのは簡単ではない。デザインだけじゃなく、機能や心地よさなど住む人のことも考えなくてはいけない。

「とにかく複合的に考えることがめちゃくちゃ多くて」

「換気や日照、コストのこととか。お施主さんは頻繁に水まきができないとのことだったので、自動散水設備をつけたり」

植物は適度な湿度と水はけが大切。湿度を重視するとカビが生えてしまうし、水はけを気にすると植物は乾燥してしまう。いい塩梅になるようにコントロールするのは難しい問題だった。

それでも「どハマり」したのはなぜだろう。

「お施主さんが完成したイメージを思い描いて、『めちゃめちゃいい感じになりそうですね』って言ったら、やっぱりなんとしても実現したくなるんです」

誰かの夢に寄り添いながら、パズルのように条件を組み合わせて形にする。

大変だけど、ロマンも感じる。

「今、仕事の規模が大きくなって、会社がレベルアップしているところで。それと共に、自分も成長している実感があるんです」

「成長しているからこそ、これからも面白いチャレンジを経験できる。だから僕はここで働いているんだと思います」

どんな人に来てほしいですか?

「これから、新規事業として新築のご依頼が増えてくる。なので新築の施工の経験がある人に来てもらいたいです」

ただ経験に加えて、大切にしてほしいことがある。

「コミュニケーションを円滑にすることですね。たとえば、お施主さんに『壁をこだわりたい』と言われたとき、予算的に厳しいこともあるんです。そこで仕上げのサンプルをつくって、塗装屋さんに相談したりお施主さんに確認してもらったり」

「ほかにも納まりに関して、建築家さんはいろんなこと考えてくる。メーカー仕様書の通りではないこともあって。ミスを防ぐためにも、建具屋さん、電気屋さんとか多くの意見を僕たちが聞く。そうすると『あの壁、問題が起きそうですね』みたいなことも見えてくるんです」

ただの会話のキャッチボールではなく、受け取ったボールを別の人にきちんと投げる。そういう技術も必要だと思う。

「楽しんでやれる人がいいですね」

 

荒井さんの「楽しい」とは、いろいろなことにチャレンジできることだと思う。

でもチャレンジには失敗がつきもの。新築と違って、リノベーションは蓋を開けてみないとわからないことも多い。

ルーヴィスには「まずやってみよう」という精神と、先輩たちのサポートがある会社だと思いました。ITベンチャーのようでいて、人の存在も感じられる会社なのだと思います。

まだまだ建築にはできることがたくさんある。建築でチャレンジしたい方は、ぜひ応募してみてください。

(2023/1/24 取材 大津恵理子)

※撮影時はマスクを外していただきました。

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