求人 NEW

近すぎず、遠すぎない
心地よい関係性がある
暮らしをつくる

一人暮らしは、気楽で自由。誰にも気を遣わずに過ごせる一方で、ふとしたときに、人の気配や共有できる時間がないことに物足りなさを感じることもあります。

次の選択肢として思い浮かぶのが、シェアハウス。けれど、常に誰かと関わる暮らしはあまりしっくりこない。

HAUN(ハウン)が目指しているのは、そのあいだ。

“コリビング”という考え方でつくられた住宅です。

コリビングとは、単身用マンションの共有部分にラウンジやワークスペースを設けた「職住近接」の住まいのこと。

HAUNは、2024年から都内で3物件をオープンし、今後も順次開業を控えています。

そんなHAUNを、ともに育むコミュニティマネージャーを募集します。

入居者の相談対応、イベントの企画、開業準備など、業務は多岐にわたります。人と関わることが中心ですが、地道で体力が必要な業務も多い仕事です。

それをひっくるめて、心地よい暮らしをつくっていきたい人を求めています。

 

今回向かったのは、2025年9月にオープンした「HAUN 蔵前」。

蔵前は浅草と両国の間にあるまち。下町ならではの商店もあれば、新しいカフェや雑貨店などもある、まち歩きの楽しいエリアだ。

駅から徒歩5分。隅田川のすぐそば、東京スカイツリーが大きく見える通りにHAUNを発見。

110戸が入るHAUN 蔵前の1階には、駐輪場や入居者以外も利用できるコーヒースタンドが併設されている。

2階は、ワンフロアがキッチンやワークラウンジなどの共用部。真ん中が吹き抜けのセンターテラスになっていて、植物のある空間が広がる。外の風景と対照的に、植栽が多く、空気がやわらかい。

東側のキッチンでは談笑している人や、ダイニングでパソコン作業している人などが、思い思いに過ごしている。

続いて、西側の本が並ぶライブラリースペースへ。

外からの光と暖色系の灯り、広々座れるソファーやチェアもあって、ついつい長居したくなりそう。

初めて来たけれど、すでにリラックス状態。空間が本当に素敵ですね。

「蔵前の物件は、太陽の軌道を考えて設計されていて。東側にキッチンがあって、朝日を浴びながらごはんをつくって食べられたり、ライブラリーでは西陽の当たるなかであたたかく過ごせるんです」

そう教えてくれたのは、スタッフの清水さん。主にマーケティングを担当していて、コミュニティマネージャーとも関わる機会は多い。

HAUNの物件は、安心して長く暮らせるようすべて新築。また、共用部を通らずに自室へ戻れる導線を確保し、話したいときだけ共用スペースに立ち寄れるなど、人との関わり方を自分で選べる設計が特徴。

シェアハウスのようなにぎやかな交流ではなく、シャイな人でも無理なく穏やかな距離感で暮らせる。

どんな人たちが暮らしているんでしょう?

「控えめだけど、人との関わりしろは持ちたい人が多く感じています。話していくとうちとけてくる。みなさん、好奇心はきっと強いと思います」

近い雰囲気の施設はほかにもあるけれど、HAUNらしさって何だろう。

「暮らす人が、住まいに愛着を持てる空間をつくっていることだと思います。たとえば、目の前にあるテーブルは、和紙を使用しているんです」

「日本の家屋ってもともといろんな素材でできていて。そうした感覚を、現代の住まいの中で表現するならどんな形だろう?と考えながら設計しています」

日本人に馴染み深い素材を取り入れ、見た目や肌触り、風合いに日々触れてもらう。そうして住む人には、ものに愛着を持ち、結果としてHAUNそのものにも愛着を持ってもらいたい。

ほかにもキッチンの収納棚は、天板を斜めにすることで上に物を置いた状態にならず、きれいなまま保たれる。細やかな配慮が、隅々に行き届いている。

そんなふうに、誰の最適解にもなりうる心地よさがHAUNらしさ。

「私は、自然が身近にある環境で育ったんです。上京して感じたのは、東京の一人暮らしの部屋はどこか似通っていて、無機質で、少し寂しさがあるということ」

「仕事に打ち込みながら、刺激の多い東京で暮らしたい。でも自然がもたらす豊かさにも触れたい。その両方をHAUNで表現したくて、空間づくりをしています」

HAUNはこの先1年で、3物件の開業を予定しており、その後も都内を中心に展開していく。

これから開業するどの物件でも、HAUNの考え方を大切にしていくために。今回は、心地よい暮らしを一緒に育ててくれるコミュニティマネージャーを募集したい。

「コミュニティマネージャーは心地よさを追求する要のような存在なんです」

「求める暮らしは入居者さん1人1人違う。けれど、清潔だったりストレスなく生活ができたり、心地よさのベースはあると思っていて。そのベースを保つのがコミュニティマネージャーの仕事だと思うんです」

片付けや清掃などのルールをつくるだけでなく、HAUNに住んでいるからこそ出会えるものや人もつないでいく。

つい先日は、コミュニティマネージャーが入居者向けに「物件内の植物ツアー」を企画。物件の植栽を手がけた設計者たちと一緒に、植物の育て方や手入れの仕方について学んだ。

「自分の家の植物の元気がなかったら、自然と気になりますよね」

「共用部に多く植物があるので、スタッフだけで管理するより、入居者さんにも関わってもらったほうが効率的ですし、手入れすることで、愛着も育っていくと思うんです。ツアーのあとから、入居者さんと分担しながら世話をしています」

年齢も国籍もさまざまな人が暮らしているHAUN。

ターゲットを細かく分けているわけではないけれど、物件ごとに色は違うという。

たとえば、田端は20代後半の入居者が多く、落ち着いた雰囲気で、蔵前は30代前半の入居者が中心で、共用部が広いため交流の機会も多い。

「最近では、クリスマスの飾りが共用部に置いてあって。実はHAUNは、原則共用部に私物を置かないというルールがあるんです。でも、それでも飾りたくなる。それって、『自分のお家』だと思っているからなんですよね」

ルールはあるけれど、暮らしを縛るものにならないように。見守っていくのもコミュニティマネージャーの役割なんだと思う。

 

HAUNのコミュニティマネージャーは現在2名。そのお二人にも話を聞くことに。

まずは入社2年目の西村さん。

清水さんが紹介してくれた植物ツアーの仕掛け人で、1階のコーヒースタンドの責任者兼バリスタでもある方。

「僕はこの辺に住んでいて、周辺のお店もよく知っているので、一緒にイベントを企画することもあります。明日はお茶屋さんとコラボしてお茶のワークショップを開くんです。お茶って暮らしに取り入れやすいし、おもしろいんじゃないかと思って」

暮らす空間だけでなく、まちも好きになってもらえるように。HAUNでは、地域の事業者さんを招いて3ヶ月に1回ほどイベントを開いている。

新しく加わる人は、空室があればHAUNに住むこともできるそう。実際に入居するからこそ見えてくることがたくさんあると思う。

「HAUNはほどよい距離感に惹かれて入居される方が多い。だから日常もイベントごとも、コミュニティマネージャーが前に出て人をつなぐ、ということはあえてしていません」

「挨拶から始まる会話とか、キッチンで交わすひとこととか。日常の延長線上で、自然につながっていく関係を大切にしています」

コミュニティマネージャーの日々の仕事は、物件内覧や入退去の案内から開業の準備までと幅広い。

入居者さんとのやりとりは、LINEのビジネスアカウントを使用。鍵が開かない、宅配ボックスから荷物を取り出せないなど、日々さまざまなことが起きるので、臨機応変に動いていく。

週に一度は担当の物件を巡回したり、六本木のオフィスへ出社し、ほかのチームと状況を共有したり。

「一番じっとしていないチーム。飽き性な人は意外と合うかもしれしれないですね」

「会社として数値やノウハウは蓄積されてきたけれど、コミュニティマネージャーとしては、日々どんな相談対応があった、どういうイベントをしたとか、まとめることまで手が届いていなくて。新しく入ってくれる方とも一緒に進められるとうれしいです」

住宅メーカーの営業や、バリスタを経験してきた西村さん。いろんな人と関われる仕事ではあったものの、接点が少ないように感じていた。

「日本仕事百貨でHAUNの記事を読んで、新しい暮らしを提案しながら、誰かの日常に日々の仕事で関われるって面白そうだなって応募したんです」

何か自分自身に変化はありましたか?

「もともと自分が感じていることの言語化が得意じゃなかったんです。でも今は、日々たくさんの問いが投げかけられて、返していく。そのなかで人間力がついてきてるのかなって感じます」

 

心地よい暮らしのあり方を追求するなかで、自分自身も日々、耕されていく。

入社1年目のコミュティマネージャー・村瀬さんも、同じようなことを話していた。

「窓口として、いいご意見も、改善が必要なご意見も両方受け取るのがコミュニティマネージャー。一人で抱えるとしんどくなるので、チームで共有するようにしています」

「マネージャー同士ではフラットになんでも話すんです。ランチに行って仕事の話をしても、そんなにストレスじゃない。新しく加わってくれる方ともそういう関係性になれたらうれしいです」

大学では建築を専攻し、人間行動学に関心を持った村瀬さん。前職ではホテルのフロントスタッフとして働いていた。

宿泊のように短期間ではなくもっと長い時間軸で、誰かの日常に寄り添う仕事がしたいと思うようになり、日本仕事百貨でHAUNを見つけて入社した。

「爆発的に面白いことはなくって、でも毎日が印象的ですね」

「HAUNには24時間、365日誰かがいらっしゃる。長い期間お付き合いするので、細かなことでも、大きなトラブルにならないよう前々から対応することを考えています。課題を打ち返すのは楽しいし気持ちいいんです」

週に一回の巡回時に入居者さんと話したり、ホワイトボードのメモを見てどんな様子か気にしてみたり。細やかな気配りも必要。

「HAUNの雰囲気はやわらかくてゆったりしている。一方で、心地よさをつくるためには、解決するスピードやタフさも必要で」

「気になることが残ったままだと、自分のお休みが全然気持ちよくないんですよ。自分も心地よい暮らしをするために、みんなの心地よいを日々クリアしてこうって気持ちで働いています」

心地よさは感覚的で、人と完全に共有するのがむずかしい。

それでもHAUNでは、チームで対話を重ねながら、暮らしの中で実現しようとしている。コミュニティマネージャーという仕事は、その役割を担っているのだと感じました。

自分も入居者にとっても、心地よい暮らしを探求したいと感じる人は、ぜひ一歩を踏み出してみてください。

(2025/12/12 取材 大津恵理子)

問い合わせ・応募する

おすすめの記事