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住まいは生き方
人の暮らしも
自分の仕事も設計する

海の見える部屋に住みたい。広いキッチンで料理を楽しみたい。団地でのんびり暮らしたい。花屋や本屋が近い立地がいい。

それぞれの心地よい暮らしに、正解も不正解もありません。

住まいは、生き方。

株式会社Style&Decoは、家づくりを最初から最後までお客さんとともに考えます。

大きな特徴は、マンションのリノベーション事業「EcoDeco(エコデコ)」の運営。物件探しやローンの借り入れから、設計、引き渡しまで一貫してお手伝いします。

新築で0から家を建てる楽しさもありますが、リノベーションで家を再生するおもしろさも。そして、働く人自身がライフスタイルに合わせて、仕事のバランスを考えられる環境です。二拠点生活ができたり、休みの制度が充実していたり。

今回募集するのは、設計兼リノベーションコーディネーター。

住宅設計経験は必須。さらに一級または二級建築士だと歓迎ですが、これまで働いてきた人のほとんどはリノベーション未経験者。自ら学ぶ意欲があれば大丈夫。

誰かのために行動できる人は、のめり込める仕事だと思います。

 

恵比寿駅から5分ほど歩く。おいしそうなたい焼き屋さんやうどん屋さんの先に、Style&Decoのビルを見つけた。

絵の中に会社名が隠れているみたい。年内に松陰神社前のオフィスができるけれど、ここも残す予定。

4階に着くと、春らしいシャツの装いで代表の谷島(やじま)さんが出迎えてくれた。

長く働いていたメンバーが独立したり、ほかの建築分野へ転職したりと、卒業がつづいたそう。日本仕事百貨では5年ぶりの取材。

「7年や10年働いてくれた子が『設計も不動産も身につけられたから新しい道に進みたい』と前向きに退職しました。今日、また新しい誰かと出会える場になると思うとワクワクします」

谷島さんがこの会社を立ち上げたのは20年前。

当時は家を買うなら新築が当たり前で、中古はネガティブに選ぶイメージがあった。それに、リノベーションという言葉も知られていなかった。

「私は、中古をかっこよくリノベーションして自分らしい生活をすることがとってもすてきだと思っていて。新しい暮らし方を教えなきゃ! みんな聞いて! みたいな気持ちではじめました。やらない選択肢の人生なんて、今でも考えられない」

事業を進めていくと、世の中でだんだんリノベーションが注目されるように。メディアでも特集され、専門誌も刊行された。

「かつては『リノベーション』という概念すら通じませんでしたが、今では当然のようにローンが組める時代になりました。銀行で住宅ローンを組むときもなかなか伝わらなかったのに、当たり前に組めるようになったのも大きいです」

当時のお客さんは、個性を求めるデザイナーやクリエイターが中心。10年ほど前から、おしゃれに暮らしたい一般の人たちがリノベーションを選ぶことも増えたそう。

EcoDecoはオーダーメイドのリノベーションで、こだわりを持った人からの依頼が多い。コンセプトシートやイメージボードをつくってくる人もいる。

「『若いころあこがれた暮らしがしたい』と、むかし好きだった雑誌からイメージを広げられる60代の方がいました。ほかにも好きな映画の家を再現された方もいます」

「理想の家がはっきりしているお客さんが多いので、その想いを汲み取ることが仕事の出発点。打ち合わせの回数に制限はありませんから、丁寧にヒアリングをします」

お客さんといっしょに街を歩き、気に入る物件を探す。家が決まったら資金計画を立て、ローンの借り入れをおこなう。

理想のプランをもとに設計していき、施工、引き渡しまでがEcoDecoの流れ。設計のみならず、不動産のノウハウも身に付くと思う。

多様な仕事内容だから、ハードなスケジュールになってしまいそう。

「働くスタッフの生活も豊かにしたいなと思って、さまざまな制度を設けています。たとえば、仕事・生活・家族でどの時間を中心にしたいか宣言し、それに合わせた働き方をする『暮らし中心制度』。週に2時間勤務中に読書や芸術鑑賞をする『学びの時間制度』もあります」

「ほかにもプロジェクトが終わったら10日間休める制度や家族やパートナーの支えに感謝するオリジナルの休暇が取れます。有給も『ちゃんと取って!』って連絡するくらい休みに厳しいです(笑)。休まないと、心も身体も、生活だって回らないから」

人の暮らしを想う仕事だからこそ、自分の暮らしにやさしい会社なんだろうな。

「スタッフがお客さんといっしょにものづくりができる環境を、しっかり守っていきたいですね。さくっと設計してすぐ引き渡せば、労力はかからないし、利益も上がるんだろうけど。私がみんなのためにできることは、そうじゃない気がして」

「不動産と設計、どちらも覚えるのは大変かもしれません。ただその分、やりがいとおもしろさがあります。新しいことにチャレンジしたい人、いろんなことを学びたい人に来てもらえたらうれしいです」

 

リモートワークや二拠点生活ができる『どこでもオフィス制度』を活用して働いているのは、広報の天井さん。

夫の赴任に帯同し、海外で暮らし始めて2年半。オンラインで話を聞かせてもらう。

「小さなころから間取りが好きでした。家のチラシを見て、想像するのが楽しくて。冬になると雪を踏み均して間取り図を描いて遊ぶくらいでした」

「そのまま設計の道に進もうと学校に通ったんですけど、図面を描いたり細かく詰めたりするのがちょっと苦手で。内見や人の家に行くことは好きだったので、不動産屋さんで働くことにしました」

それ以前に勤めていた会社の上司に誘われて、谷島さんの自宅で開催されたホームパーティーへ。それが大きな転機となる。

「すてきなお家だったから、いろんな場所や画角で写真を撮っていたんです。家好きなのが伝わったみたいで、その場でスカウトしてもらいました」

週2日のアルバイトを経て、社員になった天井さん。今年で入社して16年目。

「谷島は最初から、私のやりたいことや判断を尊重してくれて。その度量の深さは今も変わっていないですね。この会社にいると初挑戦する機会が多いですが、不安よりもワクワクする気持ちが勝って、とりあえずやってみよう! と思えます」

「新しいことをやっていきたいと言われたときに、いっしょに模索しながら形をつくっていくのがずっと楽しい。思わぬことが起きるけど、それすらおもしろがってます」

たとえば、不動産だけでなく、設計も学んだ人がいたとして。その先、どんなキャリアを会社としてつくっていけるだろうか、といった課題感を代表の谷島さんは持っているそう。

そういったことを一緒に考えて、なにか具体的な施策や事業などに落とし込むなど。前のめりに自分ごととして、働き方や住まいのあり方を考えていける環境だと思う。

現在は、広報や集客を中心にいろんな業務を担当。そのなかでも、EcoDecoの物件探しは天井さんの得意分野。お客さんが言葉にした以外の暮らしのイメージも想像しながら、期待を越える場所を紹介する。

「このあいだ担当したご夫婦は、15年前にも担当させていただいた方。奥さまがお料理教室を開いていて、金柑や梅を漬けるなど丁寧な暮らしをされていました。リクエストとはちがうけど、お庭の果樹がすてきなマンションを見つけて。似合うと思い紹介したら『暮らすイメージができた』と決めてくれました。あのときはうれしかったですね」

「こういう思考があるお客さんだったら、これも好きだろうなとか、この沿線も住めるんじゃないかとか、感覚的にわかるんです。取捨選択していく作業は苦にならないですね」

天井さん同様、さまざまな業務を前向きに楽しめる人は、ここで伸びていく気がする。

「どんなことがやってきても打ち返せる人がいいですね。そうじゃないと『なんでこんなことをやらされるんだろう』とか面倒だなとか思っちゃうかも。新しいことを始めるときに臆せずやってみてほしいです」

 

「天井さんって本当に生き生き仕事してるんですよ」と笑顔で話すのは、入社2年目の宮下さん。

Style&Decoと親しい設計会社で修行を終えて、今年2月に戻ってきたばかり。

「長くここで働いているわけじゃないのに、ホームに戻ってきたようなあたたかい気持ちです。いそがしいときでも、心穏やかに仕事してるなって思います」

前職はアパレルのデザイナー。「もっと長く使ってもらえるものをつくってみたい」と思い、夜間の専門学校に通って建築の勉強に勤しんだ。

「学校で紹介された転職サイトに登録していたんです。建築士の資格を勉強中と自己紹介に書いていたら、谷島さんから連絡がありました。私、谷島さんが書いた本のファンだったから驚いちゃって」

働きながらやりたいことを目指す宮下さんの姿勢が評価され、「やる気と熱量があれば何でもできるはず」と採用された。

1年建築設計事務所に出向して、学んだことは数えきれない。

「その事務所は新築やリノベーションの意匠設計が主な仕事ですが、断熱に特化していたため住宅性能のシミュレーションなどの業務もありました。あらゆる設計の面を見ることができたのは、とてもいい経験で。そのなかでも、やっぱり私はリノベーションをやりたいんだなと再確認できました」

今はベテランのスタッフに教えてもらいながら、設計と不動産の知識を身につけている最中。考えることは尽きないけれど、おもしろさを実感している。

「どちらの業務も、お客さんと対話することは変わりません。天井さんみたいに、お客さんのことを想像しながら進めていくのは楽しいし、AIにはできないことだと思います。経験は浅いけど、自分にもできることはいっぱいあるはずだって信じています」

新人ながら頼もしい宮下さん。谷島さんも天井さんも、安心して業務を任せている。

「入社早々、どんなことも任せてもらえるのはありがたかったですね。ちゃんとお二人が見守ってくれるから、とにかくやってみようと思える」

「私、決まった仕事だけやるより、概念にとらわれずに動くのが好きなので、働き方も合っている気がします」

宮下さんは、どんな人と働きたいですか?

「不安なことも、うれしいことも、気軽に話ができる人と働きたいなと思いますね。私もまだわからないことや先が読めないことはあって。その都度、タイミングを見て相談するようにしています」

「会社の雰囲気は、黙々と作業しているというよりも、話しながら仕事している感じ。何でも聞きやすい環境だと思います。新しく入る人にとっても、落ち着く場所になるといいな」

 

手を動かすと、心もいっしょに動いていく。

好きなものを好きだと胸を張って言えるのは、こんなにもかっこいいんだと思いました。

それに、誰かのことや自分のことも想えば、もっと好きになる。

暮らす家をつくることは、人生をつくることなのかもしれません。

(2026/04/16 取材 久保泉)

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