5.31 Fri
しごとバー
里山をめぐる写真家ナイト

※このイベントは終了いたしました。

こんにちは。普段は都内で会社員として働きながら、写真家として活動している林田真季と申します。

日本の地方の良さを国内外の人に伝えたいという思いから、作品の制作と発表を続けています。

私はもともと「素晴らしいものは外国にしかない」と思っていたのですが、2013年に長崎県五島列島の小値賀(おぢか)を訪れたことをきっかけに、価値観ががらりと変わりました。

見たことのない風景、聞いたことのない言葉。

何より、豊かな小値賀の暮らしは、無意識に定義していた”日本の暮らし”ではありませんでした。

そして、効率やお金だけではない豊かさに気付きました。どんなに社会が成長しても、私たちはこの豊かさを決して忘れてはいけないと思いました。

小値賀は、私にとって「外国」のような場所だったのです。

それ以来、日本のさまざまな里山と里海をめぐり、まるで外国の風景に見えるような写真を撮るようになりました。

主に海外での発表を視野に入れる作品は、撮影だけでなく、事前事後のリサーチにも労力と時間を費やすプロジェクト型です。

今まさに取り組んでいるテーマは、アートの島として有名な瀬戸内・豊島で起こった産業廃棄物不法投棄事件。

島の方々の協力も得ながら作り上げた作品を、6月8日より東京・曳舟のギャラリーで写真集とともに展示します。

今回の「里山をめぐる写真家ナイト」では、今までの写真活動のご紹介ともに、会社員の私がなぜこんなにも写真に時間や労力を費やしているのか、里山をめぐって何をしたいのか、などお話したいと思います。

写真・アート・旅・地方が好きな方はもちろん、私のウェブサイトをご覧頂いて「ここはどこなんだろう？」と気になった方など、ぜひ気軽にお越し頂けると嬉しいです。

林田 真季(はやしだ・まき)
1984年兵庫県出身、関西学院大学総合政策学部卒業。2011年より清澄白河在住。コニカミノルタフォト・プレミオ2016入選。シンガポール国際写真フェスティバル2016、FORMAT国際写真フェスティバル2019(イギリス)などでの展示の他、様々なダミーブックアワードのショートリストに選ばれている。
【ホームページ】
http://www.makihayashida.com
【清澄白河写真室】
https://www.kiyosumishashin.com

※当イベントは事前予約不要ですが、よろしければ下記の「イベントに参加する」より、当イベントのfacebookページにて「参加予定」へのチェックをお願いします。
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