10.24 Thu
しごとバー
ふるさとをデザインしナイト

※このイベントは終了いたしました。

こんにちは。新潟県阿賀町というところで、町公営の塾「黎明学舎」のスタッフをやっている中野です。

担当は進路指導担当ですが、現代文指導や美大進学のアドバイスなんかもやっています。スタッフによって教科にざっくりとした担当がありますが、教科を問わず、聞かれたら生徒と一緒になって考える。そういう場で働いています。

実は、私の担当する仕事は教科指導や生徒対応だけではありません。

「高校魅力化プロジェクト」をはじめ学舎で使う広報物のデザインをやっています。学舎便りやプロジェクトのコンセプトマップ、イベントの告知画像など、情報をわかりやすく、読みやすく伝えるために、こういったものに力を入れています。

生徒と一緒にTシャツを作ったり、ポスターなどの広報物を作ったりすることもあります。最近はかき氷を売るときのポップを一緒に作りました。大学生も一緒になってフォントや色の組み合わせで盛り上がり、とても楽しかったです。

学舎の枠組みを越えて、町の人からデザインについて意見を求められることもあります。

「特産品を使ったお土産を販売したいけど、どんなデザインで作ったらいいか」「印刷物作るときに相談したいけど、誰に頼んでいいかわからない」などなど。私たち学舎スタッフは、地域おこし協力隊の枠組みで採用されているので、町に関わるさまざまなことに関わることも可能です。こういったことは直接的に教育と関係のないように思われるかもしれません。けれど、まわり回って「繋がった！」と感じる瞬間が確かにあります。そういった瞬間や体験を、これからさらに作っていきたい、と思っています。

今回は、私たちとともに、このような活動に参画してくれる人を探しにきました。私たちがどんな仕事をしているか、どんなことを考えているか。しごとバーで、私たちの想いをみなさんと共有できたら嬉しいです。

私は美術大学を卒業し、現在「教育」というフィールドで活動しています。学舎スタッフもそれぞれ背景がばらばらで、性格も出身も人それぞれです。

私も阿賀町に来る前は美術やデザイン、アートというものをこの場所で発揮できるのか、という不安がありましたが、そんなことは杞憂でした。自分の得意や強みを活かせる場所や機会は必ずあって、それを掴むのは自分次第なのだと、私は思います。

地方は常に、デザインを必要としています。

都心ではなく、地方で。教育に参画しながらデザインをやってみませんか？

デザインや美術、教育や地方…どれかひとつでもピンときたら、ぜひお越しくださいね！楽しい塾長もお邪魔しております。お気軽にお話しましょう！

中野 裕佳（なかの・ゆか）
1993年宮崎県に生まれる。女子美術大学ヒーリング表現領域卒業。2016年より、地域おこし協力隊として新潟県阿賀町にて「高校魅力化プロジェクト」に参画。「黎明学舎」スタッフとして、日々生徒と接する。教科指導をはじめとする生徒対応のほか、広報物をはじめとするデザイン制作などをおこなう。うどんが好き。
【学舎Facebook】
https://www.facebook.com/reimeigakusya/
【学舎Twitter】
https://twitter.com/reimeigakusya

西田 卓司（にしだ・たくじ）　写真右
阿賀黎明高校魅力化プロジェクト「黎明学舎」魅力化コーディネーター／現代美術家（リレーショナル・アート）／NPO法人ツルハシブックス代表理事
1974年千葉県出身。新潟大学農学部在学中に「畑は人と人とをつなぐ」と直感し、1999年「まきどき村」を設立。その後出版社の地方書店営業などを経て、2011年新潟市西区に「ジブン発掘本屋ツルハシブックス」を開店、店内に設置した「地下古本コーナー　HAKKUTSU」などで地域の大人と中高生との接点をつくる。2015年には「つながる米屋コメタク」「暗やみ本屋ハックツ」、2018年には「かえるライブラリー」をプロデュース。2019年5月より「黎明学舎」に参画。

※当イベントは事前予約不要ですが、よろしければ下記の「イベントに参加する」より、当イベントのfacebookページにて「参加予定」へのチェックをお願いします。
※なお、SNSを介して発生したトラブルなどの責任は負いかねますこと、あらかじめご了承ください。
※しごとバーでは、特定の思想や宗教、マルチ商法、情報商材の販売などに関わる方の参加はご遠慮いただいております。そのほか、セクハラ行為なども含めて、参加者に不快感を与える行為を目撃した方はお知らせください。