12.19 Thu
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アートの裏路地ナイト

※このイベントは終了いたしました。

皆さんこんにちは。三重県鳥羽市で合同会社NAKAMACHIの代表をやっている濱口和美です。

合同会社では、中心市街地の鳥羽なかまちと呼ばれるエリアで、仲間たちとコワーキングスペースやシェアオフィスの運営などをやっています。

まちを若いアーティストがチャレンジする舞台にしたい！
まち中をアートギャラリーにしたい！
それが私の夢なんです。

鳥羽なかまちは、鳥羽城下町に位置し、江戸から明治にかけて鳥羽の商業の中心地として発展してきたまちです。

食料品・日用品などの商店が並び何でも揃うことから、“鳥羽の台所”と呼ばれ、買い物する地域の人たちで大変賑わっていました。

シャッターが閉まる店舗や空き家も増える中、“このままではいけない”とＵターンしてきたまちの女性たちがきっかけに、地域住民で構成する「鳥羽なかまち会」が2014年に結成されました。

その中心的な活動の一つが“鳥羽なかまちマーケット”。11月のマーケットでは、竹あかりを裏路地に灯しながら、周辺の店舗を巡ってもらう竹あかりバルが行われました。

鳥羽なかまちの通りは、鳥羽水族館などが隣接する沿岸部の国道から見ると、山側の裏道のようなところで、普段は地元の人たちが通行するのみで、観光客はなかなか入ってこないようなエリアです。

まちを散策すると、石造りの蔵が建っていたり、京都と同じような間口が狭く奥に長い長屋づくりの家が密集していたりと、町並みの中にひっそりと面白い景色が見えてきます。

実は、最近ギャラリーとしても利用できる貸し蔵やコワーキングスペースも整備されてきて、まちを散策しながらアートを楽しめる空間が徐々に増えてきています。

2017年には、女子美術大学の学生と鳥羽なかまち会による鳥羽ストーリーズ・アートプロジェクトが行われました。

その時に私の実家である豆腐店の“糀屋”と当時大学生の磯野玲奈さんがコラボして、和紙でアート作品を制作し、お店玄関のガラス窓に貼っていただきました。

私は、自分の夢や目標に向かってチャレンジする若者の姿を見ていると、それを応援したいと思ってしまいます。

鳥羽なかまちには、せっかくギャラリーとしても利用できる施設が多いので、是非多くに人に使ってもらいたいです。

アートの裏路地ナイトでは、女子美術大学大学院生の磯野玲奈さんをお招きし、鳥羽ストーリーズ・アートプロジェクトでのエピソードを交えながら、鳥羽なかまちの魅力を語ります。

・隠れた鳥羽の名所とアートギャラリースポット
・特に地方でアート創作活動をしたい、個展を開催したい人に耳よりな情報
・行政と連携した移住者、起業希望者を受け入れる取り組み

アートに興味がある、地方との関りを持ちたいあなた、アーティスト活動をしている、三重・鳥羽ファンのあなたも。一緒にお話を楽しみませんか。
鳥羽の海の幸を用意してお待ちしています。

濱口 和美（はまぐち・かずみ）
三重県鳥羽市出身。大学卒業後、製造機器メーカーを経て日本IBMに就職。退職後は鳥羽市にUターンし、家業の糀屋豆腐店の手伝いの傍ら、会社で人事の仕事に従事していた経験を活かし、キャリアコンサルタントの仕事に携わる。2014年から「鳥羽なかまち会」を発足し、地元のまちづくりにも携わるようになる。2016年に合同会社NAKAMACHIを有志5人で設立し、その代表社員になる。その他、三重県及び鳥羽市男女共同参画審議会委員、鳥羽市総合計画審議会委員を務めている。

磯野 玲奈（いその・れな）
茨城県出身。中学・高校時代に、水戸芸術館での美術鑑賞をきっかけに美術に興味を持ち、女子美術大学芸術学部日本画専攻に進学。日本画制作のほか、鳥羽ストーリーズ・アートプロジェクト、アートラボはしもとの学生企画展を経験した。現在は女子美術大学大学院アートプロデュース研究領域に在籍。日本の地方芸術祭をリサーチし、自身の考える地域とアートの繋がり方を研究している。大学院卒業後もアートを通して地域やコミュニティとかかわり合いながら活動したいと考えている。

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