※このイベントは終了いたしました。
地域で暮らしたい、いつか田舎に帰りたい。
そんな漠然とした思いを持っていても、いざ移住しようと現実的に考えると、地域で働く場所がなかなか見つからない。
仕事は、地域で暮らしたいと思ったときの重要なポイントだと思います。移住したい地域があっても、仕事がないから断念することもあるかもしれません。
そんなとき、自分で仕事をはじめることができたら、どうだろう。
会社に勤めるのではなく、好きな場所で、好きな仕事をする。
それが実現できたら、暮らしの選択肢はグッと広がると思います。
しごとをつくる合宿は、地域の魅力や課題を探りながら、地域で「しごと」をつくる過程を一緒に体験するワークショップです。
今回の舞台は、茨城県・北茨城市。
福島県との県境、海風の気持ちいいまちです。年間を通しておいしいお魚がたくさん漁れて、冬場はあんこう鍋が絶品。
東京藝大の前身である東京美術学校を設立した岡倉天心が暮らした土地でもあり、芸術によるまちづくりも進んでいます。古くから続く陶芸文化もあり、廃校を活用したシェアアートスペースなどもあります。
ここでどんな仕事ができるのか、一緒に考えましょう。
地域の人と一緒に事業をはじめるのもいいですし、古民家を借りて創作活動の拠点にするのもいい。
これが縁になって、いろいろな出会いもあるかもしれません。
地域とつながる、自分のしごとをはじめる。そんなきっかけになればうれしいです。
9/18 「訪問候補地」を追加しました
9/28 募集期間を延長しました
10/10 1次募集を終了しました
10/18 2次募集の受付をしています
概要
しごとをつくる合宿は、地域で「しごと」をつくる過程を一緒に体験する、2泊3日のワークショップです。北茨城市の魅力や人、空き物件などを見てまわり、どんな事業ができるかを一緒に考え、ひとつの事業として発表してもらいます。いつか地域で仕事をはじめたい方はもちろん、創作活動をする場所やサテライトオフィスを探している方もぜひ。今回は茨城県や北茨城市の方も一緒に考えてくれるので、やりたい!と手を挙げた人には、手厚いサポートもついていますよ。
今回のワークショップに先立ち、北茨城を訪ねた様子を前編後編のコラムでお伝えします。くわしく知りたい方は、ぜひこちらもご覧ください。
中川 晃輔(なかがわ・こうすけ)
1992年生まれ、千葉県柏市出身。慶應義塾大学在学中のインターンを経てシゴトヒト入社。編集者・ライターとして全国各地を訪ね、求人サイト「日本仕事百貨」の記事執筆を担当している。これまでに書いた記事は150本ほど。2018年6月から、日本仕事百貨の編集長に。
黒澤 奏恵(くろさわ・かなえ)
長野県駒ヶ根市生まれ、松川町育ち。大学進学を機に上京し、田舎の良さに気づく。卒業後は都内旅行会社で国内旅行の仕入企画に携わるが、もっと地域と人と関わる仕事がしたいとシゴトヒトへ。日本仕事百貨の窓口、総務、地域案件の企画を担当。日本全国の求人者と、日々話しをしている。
開催日
第1回:11/9(金)~11/11(日)
第2回:11/23(金)~11/25(日)
どちらも内容は同じです。お好きな日にちを選んでご参加ください。もちろん、両日程参加いただくことも可能です。
※12〜1月に、東京で報告会を兼ねたしごとバーの開催も予定しています。
目的地
茨城県北茨城市
対象となる方
・地域で働きたい方
・地域活性化に興味のある方
・いつか自分で仕事をはじめたい方
・このプログラムを通して、北茨城市に関わっていきたい方
・複数拠点での事業展開したいと考えている方
・クリエイティブな事業(メディア、アート、デザイン、編集など)に携わっている方
・すべてのプログラムに参加可能な方
参加費
無料
現地までの交通費、宿泊費は各自ご予約・ご精算となります。
<参考>
現地までの交通費:10,440円(東京駅から特急利用の場合、他にはバスもあります)
1泊目:民宿 8,000円程度〜
2泊目:まるみつ旅館 19,000円程度(ごはん・お風呂ともに大満足、あんこう鍋が食せます)
宿のご予約方法などは参加確定後にお知らせいたします。金額はお宿の状況により変更になる可能性があります。その他、現地での昼食代、お飲物代がかかります。
参加方法
ページ下部の「しごとをつくる合宿に参加する」ボタンよりお申し込みください。
定員を超えるお申し込みをいただいた場合には、選考のうえご連絡いたします。その後、宿のご予約方法などをお知らせいたします。予約が完了した時点で、お申し込み完了です。参加確定後のキャンセルはご遠慮ください。
募集期間
1次募集:2018/9/3(月)〜2018/10/10(水) 終了
2次募集:2018/10/18(木)〜 終了
2次募集では茨城県北の地域活性化に興味のある方や、地元の方を募集しています。地元の方は宿泊不要です。まずはゆるやかに関わっていきたいという人も、ぜひお気軽にお問い合わせください。
定員
各回12名程度
2グループに分かれて活動していただく予定です。
行程
<1日目>
10:30 JR磯原駅に集合
10:50 「期待場」に移動、自己紹介など
12:30 空き物件視察
13:00 昼食
14:30 グループワーク
19:00 民宿に宿泊
<2日目>
10:00 集合、再びグループワーク
12:00 昼食
13:30 中間発表
14:30 グループワーク
19:00 まるみつ旅館にて夕食
<3日目>
9:00 朝食後、グループワーク
14:00 プレゼンテーション
15:00 地域の方を招いた懇親会
17:30 JR磯原駅で解散
※宿泊はご希望がない限り、ワークショップ参加者同士で男女別の相部屋となります
※行程は変更になる可能性があります
訪問候補地
・シェアアートスペース「期待場」(旧富士ヶ丘小学校)
・ギャラリー・アトリエ「ARIGATEE」
・ガラス工房SILICA(シリカ)
・陶芸家さん工房「土の夢」
・茨城県天心記念五浦美術館
・KITAIBARAKI ART CITY
・大津港の競り
・あんこう研究所
・北茨城市漁業歴史資料館「よう・そろー」
・海の露天風呂「湯かっぺ」
・北茨城市の民宿
・国の重要無形民俗文化財「御船祭」
※グループごと、当日の状況によって行く場所は異なります。その他いろんなスポットがあります。行きたい場所があれば、ぜひお申し込みの際に教えてください。
持ち物
モバイルPC(必須)
ポケットWi-Fi(必要な方のみ)
カメラ(スマートフォン、携帯電話のカメラも可)
ICレコーダー(あると便利です、録音機能付きスマートフォンも可)
筆記用具等
グループワークについて
今回は2つのグループに分かれて活動します。グループワークの時間は、基本的に自由行動です。まちを自分の足で歩いたり、地域の事業者さんにインタビューしたり。各グループには日本仕事百貨のスタッフも同行しますので、最終日のプレゼンテーションに向けて、一緒にどんな「しごと」がつくれるか考えていきましょう。
報告会について
12〜1月に、東京で報告会を兼ねたしごとバーの開催を予定しています。
茨城を拠点に働くことを現実的に考える方が出てきた場合には、具体的な案をプレゼンテーションする場になります。地域の関係者の方もお招きして開催予定なので、自分で「しごとをつくる」足がかりになるかもしれません。
関連イベント
今回の目的地、北茨城市を知るしごとバーを9/28(金)に開催します。飲みながら話せる気軽なイベントなので、迷っている方はまずこちらに参加いただくのがおすすめです。
お問い合わせ
ご質問などがある場合は、こちらからどうぞ。
茨城県の取り組みについて
茨城県では、クリエイティブな仕事をする人たちが働く場所や時間にとらわれず、あたらしい働き方を生み出すためのプロジェクトを進めているところです。
今回訪れる北茨城市を含む茨城県北地域を舞台に、自治体と民間企業、クリエイターたちが集まって、商店街の空き店舗をリノベーションしたシェアオフィスをつくったり、一緒にクリエイティブな仕事ができそうな人たちを探したりしています。
北茨城市のほかにも、常陸太田市、大子町日立市、高萩市、常陸大宮市などが参画するこのプロジェクト。それぞれの地域で、シェアオフィスや仕事のきっかけなどを紹介しているので、よろしければこちらもご覧ください。