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仕事も生活も
すべての自分を大切に
シェアする女性の生き方

女性が活躍できる職場をつくること。女性が安心して暮らせる住まいをつくること。

12年前、こんな思いから会社が生まれました。

株式会社Rバンクは、ビルの売買仲介やコンサルティング、一般賃貸とシェアハウスの仲介管理を行う会社です。

リノベーションなどを取り入れながら、最適なデザインや機能を備えた住まいを提案しています。

中でも特徴的なのは、“Rシェア”と呼ばれる女性専用シェアハウス。

今回は、そのシェアハウスのコーディネート・運営や募集・管理と、一般賃貸の管理サポートを行う人をそれぞれ募集します。

JRや地下鉄など、多くの路線が乗り入れる東京・渋谷駅。

東口を出て歩道橋を渡り、いくつものオフィスが入るビルへ向かう。

エレベーターで5階に着くと、ちょうど定例のミーティングを終えたスタッフのみなさんが迎えてくれた。

まずは、シェアハウスやコミュニティ住宅のデザイン・コーディネートに携わる、取締役兼コーディネート・賃貸事業部長、金子さんにお話を伺う。

「私は、20歳のときにはいつか独立しようと決めていたんです」

この世の中には、自分がやりたい仕事がない。早くからそう感じてきた金子さんが、不動産業界での経験を生かして、30代のころ仲間と一緒に立ち上げたのが、Rバンクという会社。

当時の日本ではまだ珍しかった、シェアハウスやコミュニティ型の賃貸住宅。その企画デザインから管理まで一括して行う事業をスタートさせた。

「当時は現在の個室型のシェアハウスは、ほぼなかったんです。ゲストハウスという、二段ベッドが当たり前、安かろう悪かろうという物件が多かったんです。それを分譲マンションのように、女性が安心して暮らせるようにしたかった」

Rバンクのシェアハウスは、1戸ごとにコンセプトがある。

同じ建物であっても、一部屋ごとに家具を選定することで雰囲気が変わり、物件がもともと持っている特性を生かして住まいを提案する。入居者さんが、新しい暮らしを想像してワクワクできるような工夫を続けてきた。

「先日満室になった物件は、窓から見える景色をヒントにコーディネートを考えたんです」

東京・大森町にあるマンションの最上階を、全8室のシェアハウスとして展開することになった。

建物の裏側の窓からは川越しに、羽田を飛び立つ飛行機が見える。表側は、武蔵小杉の高層ビル群が望める。

「川が見えるほうはフィンランド、ビルが見える方はドバイのイメージで、家具の雰囲気やキッチンと床の色など、それぞれの特徴で表現しました」

なぜ、その2つのテーマに?

「最上階のラグジュアリー物件ですし、せっかくなら“世界一”というキーワードがあったらおもしろいかなと思ったんです。フィンランドは、そこに住む国民が世界一幸せだと感じていると言われている国、ドバイは世界一高い建物がある国だから」

「そういうわかりやすいコンセプトがあると、案内するときに話がしやすいんです」

金子さんはアイデアを思いつくと、まずお客さんと接する社内の担当者に意見を聞く。彼女たちが、自信を持っておすすめできる企画のほうがうまくいきやすい。

コンセプトに合わせて一緒に部屋の名前を考え、家具を決めていく。

「今回は、それぞれの部屋にフィンランドの地名『トゥースラ』や、ドバイを思わせるエキゾチックな香り『ムスク』のような名前をつけました」

ムーミンの食器が置かれたキッチンや、モザイクタイルなど、女性がちょっと心動かされる小さな工夫もある一方、それぞれの入居者さんが暮らしていくうちに自分の部屋を作っていける余白も大切にしているんだとか。

「どの物件も、全部同じタイプで展開すれば簡単なんですが、私たちはオーナーさんから資産をお預かりしている以上、一つひとつの企画を成功させたい。だから工夫しつづけることが大切なんです」

女性専用のユニークなシェアハウス。資産のコンサルや建物のデザイン、リノベーションも含めて企画を考え、入居者さんの募集・管理まで責任を持って行う。すべて一括して担う運営体制があるから、投資家から、継続的に物件を預けてもらう信頼関係を築くことができた。

その実績を買われて、Rバンクはこの春から、京浜急行電鉄株式会社の傘下として新しい一歩を踏み出した。

「Rバンクはもともと、不動産だけでなく、ゆくゆくはまちづくりがやりたかったんです。だから、この新しいスタートはチャンスだと思っています」

高架下の活用をはじめ、京急沿線の再開発、土地利用にも関わっていく。女性が多く働く会社ならではの視点を活かして、学童の運営に関わる企画もはじまっているそうだ。

「うちは、取締役や部長の男性数名を除いてほとんどが女性社員です」

「結婚や子育てなどを経験して、母として、女性として、一人の人間として、そのすべての自分を大切にしながら生きてほしい」

金子さんは、意欲のある未経験者にも働く楽しさを経験してほしいと思っている。

「悩める女子、というと変な言い方ですが、世の中をどうやっておもしろくできるだろうって考えて、うちへ入社する子が多いです」

「誰かが助けてくれると思うより、自分で道を切り開くタイプのほうが、うちでいろんな経験ができると思いますよ」

現在、シェアハウスのコーディネートや運営、募集・管理を担当している5人のスタッフのうち、4人が日本仕事百貨を通じて今の仕事についている。

この春新卒で入ったスタッフを含め、ほとんどが未経験からのスタート。

シェアハウス担当になったら、最初は覚えるために管理物件の巡回業務からはじめて、2ヶ月目でお客様のご案内、3ヶ月目で成約1件を目標に仕事を覚えていく。Rバンクでは、それぞれの成長度合いに応じて、業務を覚えながら、徐々にシェアハウスのコーディネートに関われるようなステップが考えられている。

今年の2月に入社した小林さんも、業界未経験でスタートした一人。

「意外と外回りが多くて体力のいる仕事です。設備の不具合のような物件のトラブルは、いつ起こるか予想できないので、臨機応変な対応が必要になることも多いです」

自分だけでなく、先輩も仕事で忙しそう。はじめは質問するのに躊躇することもあった。上司である金子さんも、小林さんが少し真面目で慎重すぎることを気にかけていたという。

「でも、今は質問攻めにしています(笑)。わからないままにしていても、業務が滞ってしまうので、ちゃんと聞こうって決めました」

先輩とのコミュニケーションの中で、その人の経験を事例として共有してもらうことも多い。

「私が先輩に聞いたのは、入居者さんたちのお風呂の入り方の話です。基本的には、湯船は追い焚きしながらみんなで順番に入るんですけど、外国籍の方がいつもの習慣から、浴槽で体を洗って他の方がびっくりした、ということがあったらしくて」

お互いに心地よく過ごすために必要な管理規約。どんな人にも理解してもらえるようサポートすることも。

多くの人に関われる喜びがある仕事だからこそ、その関係に心を砕くこともある。

小林さんがよく相談するのがアシスタントマネージャーの亀田さん。この仕事をはじめて現在丸7年。

「経験を積むうちに、トラブルに対処する力がついてきます。不測の事態でも、そのときできる最善のことをしようって落ち着いて考えられるようになりました」

初対面でも話しやすい亀田さん。入居者さんにとっても相談しやすい存在なんだと思う。

「よく、不動産屋っぽくないって言われるんです(笑)。だからお客さんも警戒せずに話してくれるのかもしれません。『なんで引っ越しをしたいんですか』みたいな話をしながら、ご案内することも多いですよ。本当にその人にいいと思えることを一緒に考えながらご案内したいです」

その人の暮らしに関わることだから、責任を持って仕事をしたい。だからこそ、悩むこともある。

「設備に不具合が起きて入居者さんが困っているのに、業者さんをすぐに手配できずにお待たせしてしまうもどかしさとか、そういう板挟みで落ち込むことはあります」

「でもやっぱり入居者さんの『ここに入ってよかった』っていう声を聞くとうれしいですね」

今は、先輩としてチームを支える亀田さん。

「自分のことだけでなく、みんなの相談にも乗らなきゃっていう思いもある。大変なこともありますが、私は、今のこのメンバーが好きなんです」

女性だけのチーム。どんな雰囲気ですか?

「ベタベタしている感じではなくて、さっぱりしてます。結構、みんな一人でも大丈夫みたいなタイプで」

それぞれのスケジュールで動いているので、いつも一緒というわけではない。

ときには冗談を言ったり、サポートし合ったり。そんなメリハリの中で一緒に働いているのだそう。

子育て中のスタッフが、時短でやりくりしながら業務を滞りなく進められるのは、日頃からチーム内のコミュニケーションが取れているからかもしれない。

シェアハウスチームとは別に、一般賃貸物件の管理もしているゼネラルマネージャーの中牟田(なかむた)さんも、現在、子育てをしながら働いている。

今回、一般賃貸の管理サポートにあたる人は、まずアルバイトとして中牟田さんと一緒に働くことになる。適正に応じて、そのまま賃貸の仕事をしたり、シェアハウスに関わることもできる。

「賃貸は、シェアハウスの担当とは違って、人と接するより管理の面でサポートすることが多い、縁の下の力持ちみたいな感じですね」

委託する賃貸物件の情報を不動産屋にリリースしたり、オーナーに変わって契約の手続きや、業者とのやり取りをしたり。シェアハウスも含めた全767戸の物件管理を担うマネージャーでもある。

「ときには、入居者さんからのクレームに対処することもあります。そんなときは、顧問弁護士に相談しながら、冷静に解決に向かっていけるようにしています」

人が好き、という理由で働く人の多いシェアハウスチームに比べて、地道な作業も多い仕事。

中牟田さんは、今の仕事のどんなところにやりがいを感じているんだろう。

「設計や施工、管理のための会社さんなどと協力しながら、お預かりしている不動産を支えているというのがモチベーションのひとつです。オーナーの方にありがとうっていう言葉をいただけると、よかったなって思います」

「人前に出るより、コツコツ努力して陰ながら支えたいという人には、こっちの仕事が向いているかもしれません。今働いている子も、淡々としているようで、状況を見てこまめに報告をしてくれたりして、すごく助かっています」

年代も生活も様々なスタッフが、それぞれの長所や経験を持ち寄って働くRバンク。

個性を認め、考えを共有しあえる会社だからこそ、人と人が心地よい関係性でいられる暮らしが提案ができるのだと思いました。

(2018/7/3 取材 高橋佑香子)
(2018/9/11 再掲載)

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