求人 NEW

北欧的思考とインテリア
型にとらわれず
ともに成長する働き方

※この仕事は募集終了いたしました。ご応募どうもありがとうございました。

「自分に正直な人がいいなって。できないことを自覚して、それをできるようにする過程で人は成長していくと思うんですよね」

株式会社NOMADは、「HOLMEGAARD (ホルムガード)」や「Kay Bojesen Denmark (カイ・ボイスン デンマーク )」、「Moebe (ムーべ)」など、デンマークを中心とした北欧インテリアブランドの日本総代理店です。

今年で創業12年目。最初は1つだった取扱ブランドも、現在では10ブランドにまで増加。

北欧雑貨を販売したいという小売店からの問い合わせが増えてきたことから、今回新たに営業担当と、そのサポートをするオペレーションスタッフを募集することになりました。

営業の経験は問わないそう。言われたことをするだけじゃなく、自分で責任を持って動いていきたい。そう思う人には、働きがいのある環境だと思います。



東京・元代々木。

代々木八幡駅を出て、山手通りを代々木八幡宮方向へ5分ほど歩く。そこから住宅街のなかをさらに5分ほど歩いていくと、一際目を引くデザイナーズマンションが見えてくる。

NOMADのオフィス兼ショールームがあるのは、このマンションの地下一階から二階までの3フロア。

階段を降りていくと、北欧のインテリア雑貨がスタイリングされたショールームが現れた。

シンプルな柄のクッションに、動物や人をモチーフにした木の置物、ガラス製のランタン。おしゃれな雰囲気のなかに親しみが溢れていて、なんだかワクワクする。

一通り見せてもらったあと、応接室として使われている部屋へ。最初に話を聞いたのは、代表の斎藤さん。

高校卒業後イギリスへ留学し、その後フランスへ。フランス滞在を経て移り住んだのがデンマークだった。

「最初に訪れたきっかけは、当時付き合っていた彼女がデンマーク人だったからなんです。社会保障も整っていてとてもいい国だったんですが、入ろうとした学校に先方のミスで入学できないと言われたり、銀行のミスで日本円への換金をなかなかしてもらえなかったりと、個人的には災難が多くて…(笑)」

「意思表示をはっきりしようとか、何が起きるかわからないからちゃんと備えることが大事だとか。デンマークで学んだことは、今の人生でもかなり生きていますね」

小さいときから‘世界で羽ばたくビジネスマン’を目標にしていたという斎藤さん。デンマークでは、まず現地の商業高校から入り直し、その後コペンハーゲン商科大学に進学。

卒業後は、デンマークのインテリアブランド「ローゼンダール デザイングループ社(以下ローゼンダール)」に入社。2008年に日本からの撤退が決まるまでは、日本と韓国の市場開拓責任者として働いていた。

「デンマークって、労働に対する考え方がシビアなんですよ。最初の就労契約のときに、『あなたに対してこの内容の業務成果を求め、対価として年間報酬をこれだけ払う』って明確化されて、それにサインする。もし満たなかったら契約不履行で解雇につながることもあるんです」

「ある意味当たり前なんですけど、突然同僚がクビになったりするのを見て、自分の仕事への姿勢をすごく考えさせられました」

斎藤さん自身も、ローゼンダールが日本からの撤退を決めたタイミングで会社を離れることに。

その後NOMADを立ち上げ、日本の総代理店として元いたローゼンダールと取引することになるものの、会社を離れた当時は試行錯誤の日々だった。

「職を失うことはどんなタイミングでもあるんだなと。だから悔いを残さないために一生懸命やらないといけないなって思ったんです」

「自分が怠けてクビになったら悔しいですけど、与えられた職務で精一杯がんばった結果だめだったら、それはしょうがないって思えるじゃないですか。だから仕事には責任を持って取り組むし、その感覚は今いるスタッフにも大事にしてもらいたいと思ってます」

NOMADが取り扱っているのは、デンマークを中心とした北欧のインテリアブランド。

労働に対してシビアな考えの国と付き合っていく以上、自分たちも責任感を持って取り組む必要があると、斎藤さんは感じている。

とはいえ、「責任を持つ」と口で言うのは簡単だけど、実際に行動に移していくのはむずかしいもの。

「もちろん、簡単なことではないと思ってます。でもそれは苦しいことばかりじゃないと思っていて。自分の人生や与えられた仕事に対して真剣になることができたら、その人の暮らし自体も充実していくと思うんです」

たとえば、知識を得るために本を読むでもいいし、先輩のアドバイスを素直に実行してみるでもいい。自分の小さな行動の積み重ねが成長につながっていくし、ひいてはそれが会社の成長にもつながる。

「まだまだ小さい会社なので、たとえば自分が提案した商品が売れたら、会社に貢献しているっていうことがすごくわかりやすい環境だと思うんです。その実感があると自信にもなるし、責任を持って働くことにもつながる」

「“共存共栄”っていう理念をずっと大事にしてきた会社なので。個人と会社、お互いにとっていい循環をつくりながら一緒に働けたらうれしいですね」



続いて、営業スタッフの渋谷さん。ショールームでお気に入りの商品を見せてもらいながら話を聞いた。

「この商品、キャンドルを入れるランタンなんです。ガラスと革と金属の組み合わせが素敵だなって、NOMADに入社する前から気になっていて」

「当時はまだ販売しているお店も少なかったんですが、もっといろんなお店で売ることができる商品だなと思ったんです。こういった素敵なものを、日本でもっと知ってもらうお手伝いがしたいと思って入社しました」

渋谷さんは、もともと専門店のバイヤーをしていたそう。

どんな商品だとバイヤーが取引したくなるか。小売店側の視点を生かしながら働いている。

「NOMADの営業って、単純に取引先をルーティーンでまわって、決められたものを売って…みたいな感じではないんですよ。自分から提案していく営業なんです」

提案する営業?

「たとえば、この商品を何個売りましょう、っていうノルマは決まっていなくて。数あるブランドの商品のなかから、取引先のお店に合わせて一つひとつセレクトして、このお店の雰囲気だったらこの商品がいいかな、ここに来るお客さまだったらこれが好きそうだな、っていうのを考えて提案するんです」

ここで渋谷さんは、3年ほど前から取引をはじめたインテリアショップの話をしてくれた。NOMADに入社する前から好きだったお店で、今ではバイヤーさんともよく話す間柄だそう。

「商品の紹介からはじまることが多いんですが、お互い脱線しながら話して、毎回すごく楽しいんですよ。あるとき流行りの映画について話していて、その映画に出てきた庭園のお花がすごくきれいだっていう話になったんです」

ちょうどこのとき、渋谷さんはデンマーク出張から帰ってきた直後だったそう。花の話を聞き、デンマークでは駅前の広場や市場で花が売られていて、会社帰りの男性が花を買って帰るのを見かけたのが印象的だったことを思い出した。

「花を買って家に飾るのが日常に根づいているから、デンマークのブランドには花瓶が多いんですよ。そんな話をしているうちに、お花とNOMADの商品を使った企画ができたら面白いですねっていうアイデアが出てきたんです。それはいいですね!ってことで、最終的にうちで扱っている花瓶を集めた催事をやってみることになりました」

催事では、NOMADが扱う北欧ブランドの花瓶がずらっと並んだ。また花瓶だけでなく、渋谷さんの提案でフラワーアーティストとコラボし、購入者向けのフラワーアレンジレッスンも企画。

訪れたお客さんはもちろん、お店の人にも喜んでもらえたそう。

「ほかにも、ポスターを飾るフレームが商品にあるんですが、それでなにかできませんか?って相談をされたときがあって。前日にたまたま行った写真展がよかったっていう話をして、その写真家さんの写真をフレームに入れて個展をしましょうよって提案したり」

「商品単体でアピールするよりは、その商材をよく見せるためのアイデアごと提供するっていうイメージでしょうか。営業でありつつ、コンサルティングもしていくような。たぶんそれがNOMADの営業の面白さであり、醍醐味だと思うんです」

楽しそうに商品やお店のことについて話してくれる渋谷さん。

昔からアイデアに詰まったら美術館に行って展示や動線を観察したり、好きなお店の品物を見たりしていたそう。日々のアウトプットには、そういった普段からのインプットが必要なのかもしれない。

また、営業は働き方も自由度が高いそう。この曜日はこのエリアをまわる、といったルーティーンが決まっていないので、一人ひとりが目標の売り上げに合わせて日々の動き方を決めている。

「今日はどこの誰に会って何を話すのか、いつ会社に戻ってどういうことをするのか。その時間割を自分で決めることができるのも、私にとってはすごく働きやすかったですね」

提案型の営業でクリエイティブな能力が必要とされる一方、営業チームとして到達すべき売り上げ目標もある。働き方の自由度が高いぶん、それぞれが計画を立てて、責任感を持って動くことが求められる。

ほかにはどんなことが必要でしょう?

「そうですね…自分がこれまでやってきた仕事やその成果を、ちゃんと言葉にできることでしょうか」

自分の仕事や成果を言葉にできることが、大事。

「どんな役割を持って、どんな結果を出したか説明できるっていうのは、自分の仕事に責任を持って取り組んで、主観的にも客観的にも分析してるっていうことだと思うんです」

「営業の経験があるかどうかよりも、そっちのほうがNOMADでは大切なことだと思っていて。個人としても会社としても、一緒に成長していきたいと思っている人が来てくれたらうれしいですね」



みなさんのお話を聞いて、NOMADはものを取り巻く情報や、ものと人の接点を大切に扱っているように感じました。

その感覚をみんなが共有しているからこそ、おなじ方向を見て、ともに成長していけるのだと思います。

(2020/6/2 取材 稲本琢仙)

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