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ナチュラルって、自分らしさ
個性的で自律的
それが心地いいチーム

※日本仕事百貨での募集は終了いたしました。再度募集されたときにお知らせをご希望の方は、ページ下部よりご登録ください。

着心地がよくて、つい手に取ってしまういつもの服。ちょっと特別なときに、身につけるだけでワクワクする服。

服が大好きな人もいれば、とくにこだわりがない人もいるかもしれない。

でも、毎日身につけるものだから、「本当になんでもいい」という人は少ないはず。

自分らしくいられる服を選ぶこと。それは、自分自身を大切にすることだと思います。

ナチュラルテイストの洋服を中心に扱う、ファッション通販サイト「ナチュラン」。

運営する株式会社宝島ワンダーネットで、8つのポジションで新メンバーを募集します。

まずは、ブランドから商品を仕入れ、その打ち出しまで一連の流れを担当するMDバイヤーと、自社のオリジナル商品を開発・販売していく企画営業。そして、商品管理などを担う事務、サイトのページデザインを担うWebデザイナー。

あわせて、Webマーケター、オープンポジション、業務委託のライターとモデルも募集します。

職種はさまざまですが、ひとつのサイトを運営するために、チーム横断で関わりながら、それぞれのメンバーが広い視野を持って働いている会社です。

まずはナチュランの根底にあるものや働く人の雰囲気を知って、自分にフィットするかどうか感じてほしいです。

 

取材に訪れたのは、JR四ツ谷駅。小学校から大学まであるエリアで、学生たちで賑わっている。

歩いて5分ほどの場所にある、ナチュランの撮影スタジオへ。

本社オフィスの入るビルから数分のこの場所で、商品撮影や打ち合わせ、インスタライブなどが日々行われている。

バイヤーの小石川さんは、前回の取材でもお会いした方。日本仕事百貨の記事をきっかけに入社し、6年目になる。

前職でもアパレルの商品企画に携わっていて、「自分の好きなテイストの服でこの仕事ができたらもっと楽しそう」と、転職。今日のワンピースもナチュランで買ったものだそう。

「最近は業務を2つ掛け持ちしているので、バタバタです。バイヤーに加えて、企画営業としてオリジナル商品の開発にも関わっていて。さっきまで打ち合わせで、気づいたら10分前だったので急いで来ました (笑)」

2011年にスタートしたナチュラン。

「ナチュラルな暮らしとおしゃれのセレクトショップ」を掲げ、ナチュラルテイストの洋服を中心に、約300ブランドの商品を取り扱っている。40〜50代の女性がメインターゲット。

「オープンした14年前と比べてネット通販のライバルはどんどん増えていて。ナチュランでわざわざ買う理由が、最近とくに大事になっていると感じます」

「ここでしか買えないものを増やしていきたい。なので、ブランドさんにナチュラン限定の『別注品』をつくってもらうことも増えたし、自社のオリジナル商品にも力を入れています。やっぱり、ナチュランに合わせてつくったものは、お客さまの反応もいいですね」

小石川さんが最近取り組んだのが、オリジナルのオーバーオールの開発。

さまざまなブランドのPRやディレクションを手がけるインスタグラマーの滝口和代さんとのコラボレーション企画で、小石川さん自身も特集ページに登場している。

「メーカーさんとの商品づくりの経験はあっても、こういったコラボレーションは初めてでした。最初は心配もあったんですけど、私もすごく憧れている方なので、経験を積めるチャンスだと思って挑戦しました」

「滝口さんのカラーを大切にしながら相談を重ね、ナチュランのお客さまが求めているものを歩み寄りながらつくっていきました。販売開始後は、すぐに完売。丁寧につくりあげたものでいい反響が得られた、ひとつの成功事例になりましたね」

こういったオリジナル商品の取り扱いは企画営業が担当。自身が提案した商品の売れ行きまで責任を持つという点は同じで、ほかのブランドの商品を担当するのがバイヤーの仕事になる。

バイヤーとして入る人は、まずは基本となる既存商品の仕入れから取り組んでいく。

担当ブランドの展示会に出向き、仕入れる商品と個数を決めて発注。サイトに掲載するコーディネートを組み、洋服の特徴を社内に共有しながら、デザイナーや撮影担当とそれぞれの商品ページをかたちにしていく。

「仕入れたもののページが仕上がるまで関われるのは、おもしろさでもありますし、マルチタスクの大変さもあります。自分でうまくスケジュールを管理する必要がありますね」

さらに最近は、インスタライブにも力を入れていて、週に1〜2回は配信しているそう。

事務やデザインなど、ほかのチームのスタッフも一緒に出演し、率直な目線で商品の魅力を伝えている。紹介したものが翌日に売れるなど、目にみえる反響もあるそう。

「自分の担当商品の動きがダイレクトに数字でわかるのは、やっぱりバイヤーの楽しさでもあります。でも一喜一憂しすぎるとやっていけない。切り替えながらゲーム感覚で取り組めるような人のほうが向いていると思います」

ナチュランのサイトを眺めていると、ゆったりとしたデザインの服が多い印象。それでも、差し色は鮮やかだったり、ちょっと個性的な刺繍がついていたり。

「ナチュラルテイスト」って、小石川さんはどんな服装だと捉えていますか?

「世の中には身体のラインを美しく見せる服もありますけど、ナチュラルテイストはその対極で、あまりラインは出さない。それって、自分が着ていて心地良いし、気を遣う必要のない服だと思うんです」

「着心地がよくて、自分らしいおしゃれができる。若いときから自分の個性を出せる洋服が好きだった人たちが、大人になってナチュラルを選んでいる印象ですね」

 

「社内では、一番ナチュラルテイストなのは米澤さんって言われているんです」

そう紹介されたのは、入社5年目で事務スタッフの米澤さん。

ゆったりとしたワンピースは、ナチュラルな雰囲気。でも、大ぶりなシルバーのリングなどを組み合わせていて、意外です。

「これでアクセサリーも華奢だとふわふわしすぎかなって。部屋着みたいにはなりたくないし、仕事中はリラックスしすぎずにいたいなって」

「他人の目線を気にするんじゃなくて、自分が着たいものを着る。それがナチュラルテイストなのかなってわたしは思っています」

働くスタッフは、みなさん服が好きで、自分に似合う着こなしをわかっている人が多いそう。

ナチュランで扱う服のテイストに共感できる人だと、きっと働きやすいと思う。

前職でも営業事務やEC運営などを担当していた米澤さん。ナチュランでは、サイトの仕組みづくりなど、幅広い仕事に関わってきた。

今は、商品を管理する倉庫とのやりとりや、システムのオペレーションを中心に担当。最近、ちょうどシステムの入れ替えがあり、事務チームは対応に追われているところだそう。

「社内のほかの部署からいろいろな質問が来ますし、ときには倉庫と納期の交渉をすることもある。お客さまからのお問い合わせの電話対応をするメンバーもいます。事務といっても、コミュニケーションをとる場面が多いチームだと思います」

会社の雰囲気はどう感じていますか?

「うちの会社、あんまりピリピリしないなって思います。今、すごくいそがしいけど笑いが起きたり、誰かのミスもチームみんなでフォローしたり。わるい雰囲気にならないのがいいですね」

 

「社員は全部で50人くらい。あまり話さない人もいるけれど、全員が顔見知りなんですよ。人となりはお互いわかる、でも踏み込みすぎない。ほどよい規模感が、わたしにはちょうどいいなと思っています」

そう話すのは、前回の日本仕事百貨の募集で入社した高橋さん。Webデザイナーとして、サイトのバナーデザインやキャプション制作を担当している。

「日本仕事百貨はよく読んでいました。ナチュランのことも、好きなモデルさんが出ていて、もともと知っていたんです。記事を見たときに『どちらも自分の好きなものだ!』と思って、とくに転職活動はしていなかったけれど、挑戦することにしました」

前職は広告代理店のディレクター。ディレクションだけではなく、自分でもデザインをつくってみたいという想いがあった。

「デザインもライティングも実務経験があまりないので、応募していいのか少し迷いはあったけれど、やってみたらすごく楽しかった。一歩踏み出してよかったと思っています」

サイトでは週に何本も新たな特集ページが立ち上がる。

バイヤーや企画営業と打ち合わせながら、商品の魅力を最大限に伝えられるページをつくっていくのがWebデザイナーの役割。

週ごとに担当本数が決まっていて、自分で計画を立ててそれぞれの案件に取り組んでいく。

「やっぱり、ナチュランらしいデザインってあるので。『こうすればナチュランっぽくなるよ』とか、先輩たちがすごく丁寧に教えてくれて、だんだんと自分でも自信を持ってデザインできるようになってきました」

ナチュランっぽいデザインがあるんですね。

「たとえば、強調したいときに赤くしたり文字を太くしたりするのは簡単ですけど、それはやらない。さりげなくても目を惹くものが、ナチュランらしいのかなと思っています」

「昨日もちょうど先輩と、この左上の『ナチュラン別注』の囲みを何色にするのがいいか、みたいな会話をずっとしていました」

サイトに馴染むけれど、目に入るのはどんな色か。細かな部分まで話し合って、ナチュランらしさを表現していく。

「担当バイヤーとも意見交換しながら、方向性をすりあわせていきます。でも、言われた通りにやるというスタンスではなくて」

「わたしたちデザイナーも、心からその商品がお客さまに届いてほしいと思ってつくる。だから、特徴をよく理解したうえで、最適なデザインを考えます。受け身でなく、自分の頭で考えられると、いいものが仕上がるんじゃないかなって思っています」

さらにこれからは、チームとしてWebマーケティングにもより力を入れていきたい。

PV数や売上などからお客さんの動きを分析し、企画のタイミングや打ち出し方を考える。そんな戦略づくりに興味がある人も来てくれたらうれしい。

「マルチタスクの一環で、いろいろなことに関わっている人が多い会社です。自分さえよければいい、みたいな人は少ないですね。自分のやるべきことをきっちりこなしたうえで、ちょっと広く周りを見て、必要ならサポートする。連携も細かいし、協調性もかなり求められると思います」

 

「サイトにアップするまでに、全社員が少しずつ携わっている」と話していたみなさん。

自分も周りも大切にしながら、みんなでナチュランをつくりあげています。

自分がいいと思うものを、同じようにいいと思う人たちのなかで働くことは、きっと心地がいいと思います。

(2025/06/24 取材 増田早紀)

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