コラム

“なんでも挑戦できる分、全部自分で考えて舵を切っていかないといけません。それは、自由でもあり大変でもある。だけど、それが楽しい。”

ありのままで居られる場所 』 より
株式会社loop&loop 代表 宮川敦さんの言葉

本の一節や歌のワンフレーズ、インタビューの言葉など。その人が大切にしたいと思う言葉を紹介するコラム「大切にしたいことばたち」。
日本仕事百貨の記事を読んで、奈良県のならまちエリアにあるお店「NAOT NARA」で働くことになった岩崎さん。靴のお店なのに、ライブや展示をやったり、本まで出版してしまったり。
その言葉からは、真剣さとゆるやかさが一緒になった、奈良のお店の空気が伝わってきます。

夫の仕事の都合で東京に住んでいたのですが、思い切って二人して仕事を辞め、大好きな奈良に住むことに。「きっと長く住む土地だから、年をとっても飽きずにワクワクできることをしたい」を合言葉に、インターネットで日々仕事を探していました。

そんな時にふと奈良の靴屋・NAOTのホームページを発見。『座談会』というコンテンツのなかで、2つのデザインの紐靴、どちらがどう好きかをスタッフ同士がとても熱く話し合っていました。

公式ホームページで、スタッフが自分の好みを正直に話し合っていることに衝撃を受け、その独特の空気感にハマってしまい、いちファンとして過去の記事まで遡って読む日々。東京ではそれまでフリーランスで働いていたのですが、「この面白げな正直そうな人たちとなら、同じチームで働いてみたい」という想いがふつふつと湧き上がってきていました。

そんな矢先、ちょうど日本仕事百貨での求人を発見!何よりもまず楽しく生きること、責任を持って働くこと。この2つの感覚が一緒だ、と直感し、すぐに応募しました。

面接では、靴の話だけではなく「将来奈良でやりたいこと」で大盛り上がり。あれから1年半が経ち、今は奈良・東京・全国のみなさんとお店で実際にお話しさせていただいたり、メールのやり取りをしたり、WEB担当として外部の方々と企画を進めています。

毎日、スタッフみんなで和気藹々とした雰囲気でテーブルを囲んでいますが、考えることをやめて仕事が少しでも惰性になると、笑い話の間にも「これは結局何がしたいん?」「ほんまに面白いん?」と核心を突いた質問が飛んできます。

でも、「まず自分が面白い!」「みんなにも喜んでもらえるはず!」「会いたい人がいる!やりたいことがある!」という気持ちさえあれば、NAOTの靴と仲間が絶対にサポートしてくれる安心感がある。

この職場で、これからもワクワクしていけたらなと思っています。

株式会社loop&loop
WEB担当 岩崎阿沙子さん

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